小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

お湯を訪ねて-3

2012-09-25 22:19:12 | 広島の生活
鬼太郎  フカヒレのたたり
 白うさぎでラーメンを食べて以来胃がもたれていた。
平素ラーメンを食べることが少ないのに,ついフカヒレ
につられた。
内海から遠い広島県北地方ではワニの刺身を食べる。
ここで云うワニはサメ(フカ)で,微かにアンモニア臭がするが,
その作用に依ってか,腐敗がすすまないという。
 23日の宿は米子IC近くで大山山麓の“シャトーおだか
シルバーセットで1泊2食が5000円。
淡泊なものと考えていたが,牛肉のすき焼きに,海鮮ちらし寿司,
写真に加えて蕎麦まで出た。
白うさぎでだまされたラーメンのせいで,食べ残すこととなった。

 鬼太郎効果
 JR境港駅には水木しげるのブロンズ。
執筆作業を鬼太郎とネズミ男が眺める。
ここから東に延びる水木しげるロードには,
沢山の妖怪どもが観光客を惹きつけ,
既に2000万人もの人々が集まったという。
水木さんが賢いのか,境港市のやり手の吏員か,朝ドラの効果だけではあるまい。

 水道に係留されたイカ釣り漁船を眺めながら,鮮魚市場に向かう。
孫に食べさせたいからと,ちょっとだけ買い物。
昨日,3カ所の温泉に浸かっているから,もう買えるだけと思いきや,
三次ワイナリーに依りたいという。試飲が目当てらしい。

 T,S二人がかににむしゃぶりつくのを横目に,
爺さんは魚の下ごしらえ。
マトウダイとイカは刺身に,ハゲ,カナガシらなどは煮付け用に。
ようやく一杯やっていると,
「S,大事なお婆ちゃんの肩を足でたたいちゃぁいけんじゃろう!」
泣きべそをかいた。
優しく注意すれば良いのだが,爺の性分でつい厳しく云ってしまう。

 かくて,湯を求めた旅は5000Kmで小休止。
自宅での,耐乏生活に戻る。

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