今夜から新しいマウスが稼働しています。帰途購入したワイヤレスのレーザーマウスで,快適に動き始めました。
今まで使っていたのは,中央にゴムの丸い玉が付いている昔ながらのもので,時々掃除をしやらなければならないし,最近はUSBジャックで認識されないことが多くなりました。パソコン本体の課題でしょうが,これで少しでも使いやすくなればと期待しています。
交換したもう一つの理由は,新年度も何とか仕事があるらしいということと,借り物が多いとはいえ,これが501回目の文章を書く自分への褒美です。
折良く,勤務先の学校で「食事のことば」と題する『宗教だより』が発行されたので紹介します。
食事のことば
食前,食後の言葉としておよそ50年間親しまれてきた「食事のことば」が一部見直され,新しい「食事のことば」が制定されました。これまで親しまれてきた「食事のことば」が制定されたころから,現代の日本の食を取り巻く環境や意識が変化したことなどを勘案して,今回の新しい「食事のことば」が制定されたのです。
新しい
食事のことば
「食前の言葉」
多くのいのちと,みなさまのおかげにより,
このごちそうをめぐまれました。
※深くご恩を喜び,ありがたくいただきます
「食後の言葉」
尊いおめぐみをおいしくいただき,
ますます御恩報謝につとめます。
※おかげさまで,ごちそうさまでした。
(※の部分は,唱和するところ)
私たちは,どうして手を合わせて,「いただきます」「ごちそうさまでした」と言って食事をいただくのでしょうか。
時間がくれば当然のように食事をします。食事をするということは,動植物の尊いいのちをいただいているのであり,今の自分は,そのいのちの犠牲の上に成り立っているのです。また,食材をとったり運んだり,食事を調理してくださる方々のご苦労をはじめ,さまざまなおかげもあります。このようなことに目を向けると,多くのいのちをいただいていることへの慚愧の心と,みなさまのおかげによって生かされていることへの感謝の心がおこり,「おかげさま」「ありがとうございました」「いただいたいのちを粗末にはしません」という思いから,「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉が自然に出てくるのではないでしょうか。
これまでは,自分一人で生きているつもりでいたかもしれませんが,実は,尊い多くのいのちをいただき,多くのおかげにより生かされていたのです。従って食事は,ただ漫然と栄養を補給するものでも単なる味覚でもなく,これらのご恩に気付かせていただく大切な機縁となるものです。
この度の新しい「食事のことば」が制定されたことをきっかけとして,「いただきます」「ごちそうさまでした」と声を出し,感謝して食事をいただきたいですね。
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