ミュージカル「フランケンシュタイン」 日生劇場
1/8(水) ソワレ(初日) 1階M列下手
1/8(水) ソワレ(初日) 1階M列下手
1/17(金) マチネ 2階F列下手
【音楽】イ・ソンジュン
【脚本/歌詞】ワン・ヨンボム
【潤色/演出】板垣恭一
【訳詞】森 雪之丞
【音楽監督】島 健
【出演】
【音楽】イ・ソンジュン
【脚本/歌詞】ワン・ヨンボム
【潤色/演出】板垣恭一
【訳詞】森 雪之丞
【音楽監督】島 健
【出演】
1/8 中川晃教 / 加藤和樹
1/17 柿澤勇人 / 小西遼生
音月 桂 / 鈴木壮麻 / 相島一之 / 露崎春女 ほか
2020年初の観劇。この作品がお正月に相応しいかは別として(初日カテコで和樹マンも心配してた)、日比谷の劇場で正統ミュージカルの主役を担うあっきーを観ることができて、本当に幸せでした。
正直言えば、この作品は私の中では5点満点でいえば3.5点ぐらい(初演時の印象)。
唐突すぎる展開、おどろおどろしい台詞…
初演を初日に観たときに「うーんこれはリピはナイな」と思ったのに。
でも何故か盛り上がってきて、名古屋まで遠征しちゃったんですよね。
そうなんだよこのクセになる感覚、再演でもその不思議な魅力は健在でした。
ペアごとの違いや深い考察は既に多く出回っており、毎日読んでニマニマするのが楽しくもうこれ以上書いておくこともないのですが、雑多に印象を。
初演から大きく変わったところは見当たらなかったのですが、アンリの短いソロがカットされましたね。
舞踏会シーンのカツラなど衣装も若干変更あったのかな?
映像は使わずに照明や大道具の素早い動きで場面転換する技術も健在。
ビクター。
初演と同様、かっきーの丁寧なお芝居も進化していました。
三谷さんのシャーロックホームズで確立した(?)庇護欲をそそるキャラが私は好き。
十字を切る仕草、べろんべろんの酔っぱらい(オケの皆さんご迷惑)、姉さんに甘える声とかね。
あっきーさんは…相変わらず最初からネジが外れてる。
初演が1本外れているとしたら今回は10本ぐらい(笑)
ラストの解釈に関しては、「あーそーだった!」と思い出しました(過去日記)。
この時点ではまだあっきービクターは一度しか観ていないので、後半が楽しみ。
ジャック。
あっきーが帽子を脱いだときのトサカ頭の印象が強烈すぎて、あまり覚えていません…
私はこの場面の「おまえは怪物だ」が大好きなので、歌唱力の怪物ぶりを堪能いたしました。
そういえばこの場面の振付が躍動感マシマシで(当銀さん)、酒場場面とともにこちらも楽しみ。
かっきージャックのゲスぶりは、やってることは同じだけど少し薄まった?ビミョーな物真似とかも続けてほしい。
で、今回もアンリ/怪物にクギ付けです。
軍服が似合う気品と怪物の獰猛さを併せ持ち、バランスの良い肉体の偉丈夫であり、受けの芝居と慟哭の芝居、幅のある歌が歌える。
ミュー界に器量よしは多くあれど、この条件を持つ役者はそれほどいません。
誰もができるわけではないこの役を、和樹さんと小西さん(敢えて敬称)が担ってくれてこその作品です。
初演では何度観ても口アングリだったのが今回は若干冷静に身構えらるので、今度こそオペグラの焦点はアンリ/怪物合わせで臨みます。
では後半戦も皆様お怪我なく!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます