それはまた別のお話

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ビッグバンド・フェスティバル2014 Vol.16  5/3

2014-05-04 | ライブ


「BIG BAND FESTIVAL 2014 Vol.16」5/3(土)15:00~19:00 文京シビック大ホール 1階4列センター

去年8月のサマージャズに続き、あっきーがビッグバンドとの共演です。
4バンド出演ですが、私は都合があって後半3バンド目から入りました。

まずはこちら。
【見砂和照と東京キューバンボーイズ】ゲスト:ディーバ・ノリコ(vo) with ラス・ペルラス(cho)

最初、「キューバン?」と聞いていろいろと想像してしまったワタシ…
正確には「Tokyo Cuban Boys」、ラテンバンドで名前はBoysですが完全なお父さん世代。
今回の曲の中で聞いたことがあるのは「Peanuts Vender」だけでしたが、
なんとまあ小気味よいリズムで、打楽器が…ボンゴとかコンガとかティンバレスが大活躍するのですごい楽しかったです。


そして。
【森 寿男とブルーコーツ】ゲスト:中川晃教(vo)

あっきー曲は3曲。まず、

「It Don't Mean A Thing」(スイングしなけりゃ意味がない)
これは個人的には、まさしくキタコレ!でした。
去年のサマージャズのときに、歌うならコレお願いしますって力説してたし(→よろしければココ
ドゥワッドゥワッドゥワッドゥワッドゥワッドゥワッドゥワッドゥワッ…って、
想像してたより3倍速ぐらいの速さでまくしたてるような歌い方でした。なんかもうありがとう。

「The Way You Look Tonight」(今宵の君は)
知らない曲だった。元は映画の中でタップダンスの神様フレッド・アステアが歌ってたらしいですが、
今回のはシナトラが歌ってたのに雰囲気が似ているかな。



(シナトラといえば「ダチはシナトラ」from SONG WRITERSだけどね)

でここまで来て少しMC。司会の人任せでなく、自ら次の曲紹介をします。
「舞台の上では役を生きますが、舞台を降りれば自分に戻って人生を生きています」という言葉の後で、
「リクエストがあったので」と紹介したのが「My Way」。
カラオケで歌ったら友達失くす率100%なこの歌は、まず布施明を思い出す…



これほど歌謡曲っぽくはありませんでしたが、
雰囲気としてはNHK歌謡コンサートのような、しかもBSではなくて地上波NHK的な。
あっきーも、きっちりとそれほどのアレンジをかけずに、ど真ん中直球な歌い方でした。
たぶん今回のライブで最も記憶に残る1曲になりましたが、
こういうスタンダード中のスタンダードが聴けるのは嬉しいなぁ。ずっと歌い継がれてゆく曲だしね。

そのあとあっきーは一旦はけますが、
ラスト曲「one o'clock jump」でもう一度出てきて、演奏にアドリブでスキャットをかぶせます。
これは面白かった!
途中で「もりさんもりさんもりさん…」と即興歌詞を出してきたときはああーそっちいくか~?と汗が出ましたが、
前に出てきたトランペット隊に合わせて、歌声もトランペットになっちゃうんです。
ここぞとばかりに高音で次々に繰り出すスキャットに、周りのお客さんから「おおっ」と声が上がってました。
こういうの聞きたかったんだよ~!

衣装はグレーのタキシードに白シャツ、ベルトのバックルがキラ~ンとしてて白黒コンビシューズ。
歴代あっきー衣装の中でもフォーマル度が非常に高かったです。

舞台上の出演者もお客さんも年齢層が高く、会場内であっきーが一番年下なんじゃ?ぐらいでした。
(でも早稲田ハイソも出演してたからそんなことなかったけどね)
会場内の男性客から「来年も出演しろ!」と声かかったましたが私も大賛成。
いつも聞けない曲をいっぱい歌ってね
コメント
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