おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月18日)は14:00~16:00に「カウンセリング道場(平日午後コース)」を行っていました。
受講者は13人。
すべて アドラー・カウンセラー養成講座 の修了者で、13人中10人がすでに「アドラー・カウンセラー」の資格を有している方々です。
それだけに「強者ぞろい」。
カウンセリングの技量も高ければ、カウンセラーに対するフィードバックもクライアントに対する助言も的確です。
私はこの6ヵ月「カウンセリング道場」を3コース走らせていて、ご参加の方々や演習から次のようなことを学んでいます。
カウンセリングの学び合いは【共感力】と【コモンセンス】が磨かれるのではないか、ということです。
これをアドラー心理学ベーシック・コース(東京土日コース、オンラインコース)で使っている「認知論」のスライドで説明してみましょう。
「認知論」をかいつまんで説明すると「人間は、自分流の主観的な意味づけと通して物事を把握する」というもので、人にはそれぞれ「その人特有のものの見方、考え方、価値観」である「私的論理」があります。
カウンセリングの演習では、クライアント、カウンセラー、参加者、それぞれの「私的論理」が露わになります。
そのことを「他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じる」【共感力】が磨かれ、そのことを通じて「自分はこんなふうに受け止めていたけれど、他の人はそれぞれ違う。このような他者の私的論理を学ぶことによってより幅の広い捉え方をすると、対応が建設的になれるんだ」との【共通感覚(コモンセンス)】に落とし込めます。
私も言語化するのに時間がかかっていましたが、今朝こんなふうにブログで書けて良かったです。
カウンセリングの演習をしていると【共感力】と【コモンセンス】が磨かれ、人生の知恵者になれるのです。
◆アドラー心理学を活かしてアドラー・カウンセラーを志望する方は、こちらをご覧ください。
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https://www.hgld.co.jp/utilized.html
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