おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月19日)は13:15~17:15にアドラー心理学ベーシック・コース(オンラインコース)の5日目を行っていました。
研修の柱は
(1)教育に生かすアドラー心理学
(2)共同体感覚
冒頭に「あなたを勇気づけた人たち」に感謝を込めたメッセージを伝えてみることの課題を遂行した人の発表、不登校の子どもを信頼でサポートしたお母さんの報告から始まり、4日目の終りに出した「よい人間関係の実践」などについてブレイクアウトセッションを行いました。
6日目になると、同じ人とまた同じグループになったり、ご自分なりの居場所ができたりで、かなり仲間意識ができています。
教育に生かすアドラー心理学では、R.コルシーニの教育の指針としての4つのRー①respect(尊敬)、②responsibility(責任)、③resourcefulness(創意工夫力)、④responsiveness(対応力)ーがかなり当たり前にアメリカの学校に浸透していることをペルグリーノ博士のお孫さんのフィリップ君の中学時代のTシャツを例にお伝えしました(講座の写真撮影はすべて総合コーディネーターの番澤清美さん)。
共同体感覚は、従来の資料からもっとも手を加えた部分です。
その重要性を現代的な課題と結び付け
(1)私たちの生き方の指針・価値観 (精神的な健康=Well-being、よい人間関係、心理的安全性)
(2)組織の社会的責任やSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とも大きく関わる。
として一人ひとりと密接にかかわりがあることをお伝えしました。
アドラーが100年前から主張し始めた共同体感覚が現代にこそその重要性を発揮し、現代の課題を紐解く思想・価値観となったのです。
ご質問、ご意見もふんだんに寄せられました。
受講者と、 番澤清美さんを総合コーディネーター、 廣川美也子さん、梶田恵子さん、永藤かおるさんの3人にオンラインサポート役に入っていただいていることで「チーム オンライン ベーシック・コース」が一体となって学びの共同体が形成されているような思いがしたアドラー心理学ベーシック・コースでした。
◆ヒューマン・ギルドでは、7月からアドラー心理学ベーシック・コースを次の3つのパターンで展開します。
ヒュ.ーマン・ギルド のWebsiteをご覧ください。
東京土日コース
7月3.4.17.18日(土日)
10月30.31日.11月13.14日(土日)
オンラインコース
7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日(金曜)
10月3日、17日、31日、11月14日、28日、12月12日(日曜)
平日(金曜)コース
9月10.24日.10月8.22日(金曜)
(クリックして勇気づけを)
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