アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月26日)はブログを珍しくお休みしました。

現実には、お休みするといいうよりは書けなかったのです。

一昨日(6月25日)の【天才キッズクラブ】で受けた感動が強烈すぎてなかなか記事にできなかったのです。

百合ヶ丘駅にClubhuseのモンテッソーリ共和国/天才キッズ孝太郎理事長の仲間たちと集って、向かったのは 天才キッズクラブ(株式会社TKC、理事長:田中孝太郎さん) 楽学館百合ヶ丘園。

 天才キッズクラブは「1に楽しく、2に楽しく3・4が無くて5に楽しく」をモットーに「やらせない、教えない、無理強いしない」を教育理念に掲げ、東京・神奈川を中心に17園の保育園と学童クラブ・課外教室を展開しています。

ちなみに田中孝太郎さんは2010年4月にヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース を受講されています。

理事長の 田中孝太郎さん自らご案内役をお引き受けいただき、子どもたち(年長・年中組)の回転、逆さ立ち歩き、跳び箱を見せてくれました。

「すごい!」「チャンピオン!」の掛け声に子どもたちが生き生きとしています。

私は少々とろそうな年中の男の子に注目していたのですが、回を重ねるごとに自発的に工夫を重ね、しっかりと跳び箱を跳べるようになり、仲間たちに声援を送る姿に「やらせない、教えない、無理強いしない」の教育理念の一端を見ました。

続いて公園に行き、いわゆる「マラソン」。

子どもたちと一緒にカルタ遊びにも興じました。

11:00からは1時間少々、モンテッソーリ共和国のClubhuseの実況。

私も一員として感想を述べたり、 田中孝太郎さんに質問を投げかけたりしました。

10人でお食事をしてから、私だけ一足先に失礼しました。

もし願いを込めて1つだけ感想を語れば、「子どもたちは天才。その天才の素養を今後、大人たちがつぶさないでほしい」ということでした。


以上のことは昨日のブログに書こうと思っていたことでした。

ところで、昨日は天才キッズクラブ で買い求めた『やらせない、教えない、無理強いしない 最高の教育』(田中孝太郎著、きずな出版、1,540円)をじっくり読み、10年近く幼稚園教諭をしていたカミさんに感想をシェア、意見をもらいました。

その上でのいくつかのコメントです。

1.園で「すごい!」「かっこいい!」と褒めたり認められたりした子どもたちが家に帰って、小学校に入って天才キッズクラブ で培った意欲や自発性が与えられない環境に入ったとき、子どものモチベーションが外発から自ら進んでやる意欲の内発的なものに転換できるメカニズムをどう生み出せるのかが課題のようです。
田中理事長は、学童保育を設置したりオンラインの親子サロンを設けたりしていますが、それでカバーできる割合がごくわずかなようです。

2.「5~6歳で高校レベルの数学が解ける」という早期教育で伸びている子がいます。
ただ、クイズのように数学の問題を解く子どもたちには論理的思考力が発達上まだ育っていないので、論理的思考力を伴ってどう解答できるようになるか、子どもの将来が楽しみでもあります。

3.ここにはヒューマン・ギルドの経営者である私の商売癖、中小企業診断士でもある私の提案癖が出てしまっての記述になります。
基本は外部機関との柔らかな連携です。

(1)親教育のための「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のようなプログラムを採用してはいかがか?
ヒューマン・ギルドからいくらでもSMILEリーダーを派遣しますよ。

(2)子育てに悩みを抱える親のための個別対応をしたらいかがか?
この点もヒューマン・ギルドではたくさんのカウンセラーを養成しているので、派遣が可能です。

(3)天才性が極めて高い子どもには、それぞれの分野の外部の英才教育機関と連携してさらにつき抜けさせてしまったらいかがか?

いけない、いけない。
このくらいにして、まとめに入りましょう。

私の最大の学びは、理事長の 田中孝太郎さんご自身のあり方です。

恐怖によらないモチベーションを求め、自ら信念を固め、機敏にニーズを捉えていらっしゃる田中孝太郎さん、何よりも楽しそうに信頼をもとに子どもたちと接していらっしゃり、生涯現役の姿を11年ぶりに拝見し、子どもたちが、社会が 田中孝太郎さんを待っていたことに100%以上ご対応してらっしゃる印象を受けました。
とても伝えきれないほどの感動を受けた半日でした。

ご同伴をいただいた方々を含め貴重な半日をご提供くださったことに感謝申し上げます。

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