おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
「カウンセリングはアート」シリーズの第8回目です。
今回からは「カウンセリングはアート」と言うよりも「カウンセリングはハート」的な内容になります。
お客様がいらっしゃたときよりも、お帰りになるときこそ心を込めてお見送り。この割合を3:7にすることが送り七分の精神です。
(小西彩子さん へのお見送り、ご本人がエレベーターの中から撮影)
「相互尊敬・相互信頼は、こちらが先に、こちらがより多く」を送り七分で表しています。
このことは、カウンセリングでも同様で、何回かのカウンセリングでは、初回面接についてかなり言及することがりますが、終結の時の方が大事かもしれません。
1回あたりのカウンセリングでも、導入の時期よりも終わりのタイミングを丁寧に扱うことを、私はペルグリーノ博士から学びました。
ペルグリーノ博士は、カウンセリングが終わりに近づいたとき、「あなたはこのカウンセリングから何を学びましたか?」とクライアントに問いかけます。
それだけではありません。カウンセラー側から「私はあなたから(1)・・・・(2)・・・・(3)・・・・を学びました」と3つのことを言ってまとめとします。
このことで、クライアントはとても勇気づけられた思いがします。
私は、できるだけこのやり方を踏襲しようとしています。
私はさらに、カウンセリングが終わってから、クライアントをエレベーターのところまでお見送りをし、エレベーターが閉まったとき、合掌をします。
「私はカウンセリングで最善を尽くしました。これからは○○さんに神仏のご加護がありますように」と祈りながら。
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前回の記事までは、リンクを間違えていました。こちらが正しいです。
念のためご覧ください。
第1回目 2月10日
第2回目 2月11日
第3回目 2月15日
第4回目 2月21日
第5回目 2月23日
第6回目 2月27日
第7回目 3月2日
<お目休めコーナー> 中野区上高田地区のお寺の梅便り(1)龍興寺
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