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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝、空を眺めたら、周囲に雲1つない快晴でした。



今日は、長野県の飯田市に移動の日。森本ひとみさんからの情報によれば、紅葉が美しいそうで、楽しみです。

昨日(11月9日)は出張の谷間の日。
研修のスライ作りとカウドンセリングに邁進した1日でした。

日曜日から次々と研修や講演を行い、それに伴い、パワーポイントのスライドを5研修分作りました。

また、午後の外出予定をキャンセルして、カウンセリングを2件ほど行いました。

19:00からの盛鶴延先生ご指導の 気功教室 の時もオフィスで仕事をしていて、懇親会にだけ参加しました。

◎あなたの氣を充実させる秘伝気功ワークショップ2日間コース

 内容は香功、補助功、気功瞑想、自発動功等です。勇気づけ名人の盛先生が「気功が全く初めて」という人にも易しいご指導がいただけます。
受講者一人ひとりの気を診断して人生に有益なヒントを与えて下さいます。
 講 師:盛鶴延師(気功老師)

 日 時:11/17(土)10:00-19:00 18(日)10:00-17:00
 受講料:プレミアム会員 38,000円、一般 43,000円
 神楽坂教室(金曜日の夜)と自由が丘教室参加者は38,000円の割引価格で参加していただけます。
 会場:ヒューマン・ギルド研修室
※定員まで若干名の空きがあります。


さて、札幌出張の帰りに『弟』(石原慎太郎著、幻冬舎)を読み終えました。

石原 慎太郎
幻冬舎

「暴走老人」とお騒がせ大臣の田中真紀子氏からあだ名をつけられ、政治の第3極作りのためにマスコミをにぎわす石原慎太郎が弟の国民的大スター石原裕次郎の死の瞬間までを書き下ろした長編小説です。

読んでの感想は「この兄ありての弟、この弟ありての兄」の感。
並みの兄弟を超えた兄弟愛の強さが印象に残りました。

事故や病魔に侵された石原裕次郎には、少年期・青年期からめげずにハチャメチャなところがあり、次の2つのエピソードは、その代表格でしょう。

1.成績が低下したとの理由で、その原因を模型飛行機作りを禁じられてもやめない裕次郎に怒った父が模型飛行機を庭で焼いて灰にしてしまいました。
その光景に「目に一杯涙を溜め、懸命に唇を噛みしめながら立ち尽くしていた」裕次郎でしたが、しばらくすると、独自の設計で風変わりな大型飛行機を作るのでした。

2.裕次郎が世に出る前の頃は、地元の仲間とよく酒を飲み、懐も尽きほろ酔い機嫌で家まで帰る途中、全く関わりなない人間を襲って川に放り込むなどという狼藉(ろうぜき)を思いつき、実行してしまうようなこともしていました。

小説の後半は、2人が世に認められるようになってからの物語で、特に解離性大動脈瘤や肝臓癌と戦う裕次郎の姿と周囲の応援が描かれ、涙を誘います。

私は、この小説を読んでから ウィキペディアで石原裕次郎のことを調べてみましたが、總持寺に立てられている墓碑に綴られた夫人直筆の言葉に深い感銘を覚えました。

「美しき者に微笑を、淋しき者に優しさを、逞しき者に更に力を、全ての友に思い出を、愛する者に永遠を。心の夢醒める事無く」

蛇足ながら、私は少年の頃、野球選手は長嶋茂雄、映画スターは石原裕次郎に憧れていました。

1957年:「嵐を呼ぶ男」
1958年:「陽のあたる坂道」
1958年:「明日は明日の風が吹く」
1958年:「風速40米」
1958年:「赤い波止場」

の映画は、全部観ていました。

<お目休めコーナー> 燈々庵にて(8)

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