アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月20日)は、午前中にうつ病のクライアント(会社休職中)の出張カウンセリングをしてきました。

午後は、大変魅力的なお客様を宮本さん、永藤さんと共にお迎えし、元気をいただきました。

夜は、18:00のスーパーひたち号で日立市大甕(おおみか)に。

今日・明日と研修を行います。


(上野駅で)

さて、最近、河合隼雄の対談本を2冊続けて読みました。

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(新潮文庫)

『心理学個人授業』(先生=河合隼雄、生徒=南伸坊、新潮文庫)

村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)
河合 隼雄,村上 春樹
新潮社
心理療法個人授業 (新潮文庫)
河合 隼雄,南 伸坊
新潮社

結論からすれば、村上春樹、河合隼雄に会いにいく』は、村上春樹ファンならともかく、あまりお勧めしたくない本です。

理由は、村上春樹が自分にこだわる人で、共感性が見られず、河合隼雄の個性を引き出し切れていないのです。

言い方を変えれば、河合隼雄が遠慮気味に村上春樹を立てているため、討論になっていないのです。

それに比べると、『心理学個人授業』は、先生役と生徒役がはっきり分かれているため、南 伸坊というよき生徒が先生(河合 隼雄)の持ち味をいかんなく引き出しています。

こちらはお勧めです。「面白い」です。

<お目休めコーナー> 11月の花(3)

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