おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(11月20日)は、午前中にうつ病のクライアント(会社休職中)の出張カウンセリングをしてきました。
午後は、大変魅力的なお客様を宮本さん、永藤さんと共にお迎えし、元気をいただきました。
夜は、18:00のスーパーひたち号で日立市大甕(おおみか)に。
今日・明日と研修を行います。
(上野駅で)
さて、最近、河合隼雄の対談本を2冊続けて読みました。
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(新潮文庫)
『心理学個人授業』(先生=河合隼雄、生徒=南伸坊、新潮文庫)
結論からすれば、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』は、村上春樹ファンならともかく、あまりお勧めしたくない本です。
理由は、村上春樹が自分にこだわる人で、共感性が見られず、河合隼雄の個性を引き出し切れていないのです。
言い方を変えれば、河合隼雄が遠慮気味に村上春樹を立てているため、討論になっていないのです。
それに比べると、『心理学個人授業』は、先生役と生徒役がはっきり分かれているため、南 伸坊というよき生徒が先生(河合 隼雄)の持ち味をいかんなく引き出しています。
こちらはお勧めです。「面白い」です。
<お目休めコーナー> 11月の花(3)
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