第3次安倍晋三内閣改造、「日本防衛」よりも、「安倍晋三内閣防衛」を目的としていることがアリアリ

2015年10月08日 07時12分28秒 | 政治
◆「反戦争法・反原発再稼動・反TPP締結」の国民世論が、全国各地で大きな盛り上がりを見せている最中、安倍晋三首相は10月7日、第3次安倍晋三内閣を改造した。19人の閣僚のうち9人が留任、新任は残りのわずか10閣僚、経済産業相に就いた林幹雄衆院議院運営委員長を除く9人が初入閣。
焦点の「1億総活躍社会担当相」は、加藤勝信官房副長官が就任、北朝鮮による日本人拉致問題相や女性活躍相も兼ねる。
しかも、「1億総活躍社会」と喧伝されても、国民有権者の大半は、権力から尻を叩かれて「活躍」したいと思うほど、「1億総白痴」ではない。むしろ、「知性横溢」である。「国民有権者をバカにするのもほどほどにしなさい」と絶叫したい。
 今回の改造は、「完全に守りの改造」であり、「反戦争法・反原発再稼動・反TPP締結」
賛成派オールキャストであり、初入閣者9人はいずれも、新味もなければ、サプライズもない。この改造内閣は、「夢も希望もない内閣」と言って、決して過言ではない。安倍晋三首相が、2016年7月の次期参院議員選挙に向けて、「日本防衛」よりも、「安倍晋三内閣防衛」を目的としていることがアリアリ。ガッカリした。
だが、岸田文雄外相が会長を務める宏池会本流=岸田派(衆29、参12=計41)からは、岸田文雄外相たった1人が残留入閣したのみで、大臣就任待望者が、「不満爆発」の様相で、安倍晋三内閣にとって「不安材料」を溜め込むことになっている。
◆小沢一郎代表は、かねてより「野党連携のための最善の策は何か。各党が解党して1つの党をつくることだが、現段階では現実的ではない。次善の策として、オリーブの木により、政権交代を実現する」と提唱してきた。
これまでのブログを再録して、重ねて言えば、2016年7月の次期参院議員選挙まで、9か月余りとなっている。共産党の志位和夫委員長が9月19日午後、東京都内の党本部で第4回中央委員会総会を開き、次期参院議員選挙へ向けて、「『戦争法廃止の国民連合政府』で一致する野党が国政選挙で選挙協力を行おう」と提案し、確認された。これを受けて、民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、社民党の吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表と会い、吉田忠智党首、小沢一郎代表の2人から賛同得た。
 自民党と公明党連立与党は、たとえば、2014年12月14日の総選挙で、わずか「25%の得票」で「68%の議席」を占有している。これに対して、野党は、「28%の得票」で「31.6%の議席」しか得ていない。各党がバラバラで、全国ほとんどの選挙区に候補者を立てている共産党の得票の大半が「死に票」となり、自民党の議席獲得に「貢献」するという皮肉な結果を招いている。
 これは、共産党が、当選確実な小選挙区以外で候補者を立てず、「野党統一候補者」に得票を集中すれば、自民党候補者を落選させて、「野党統一候補者」が、当選可能となることを示している。国民有権者の2000万人が棄権しているので、これを掘り起こせば、政権交代は実現する。
◆「オールジャパン平和と共生」を掲げてスリーネーションズリサーチ株式会社の植草一秀代表取締役社長(野村総合研究所エコノミスト、早稲田大学大学院教授などを歴任)は、「主権者の25%が結集して連帯する=25%連帯運動」を推進し、「政党より政策!=党派を超える」「主権者の25%の力の結集で政権を樹立!」「政策基軸・超党派・主権者主導」を提唱。とくに「集団的自衛権行使を認めない。原発再稼動を認めない。TPPに参加しない」と訴えている。

「オールジャパン平和と共生」は10月8日(木)PM5時30分開場、5時55分開会、PM7時30分終了の日程により、憲政記念館大ホール(地下鉄・国会議事堂前駅、永田町駅下車)で、参院議員選挙に向けて「総決起集会・勉強会」を開催する。参加費・無料。出席者:鳩山由紀夫元首相、白井聰・京都精華大学人文学部専任講師、平野貞夫元参院議員、小林節・慶應義塾大学名誉教授(弁護士)。こちらの方が、よほどエキサイティングであり、「未来に光明」が見えてくる。
【参考引用】
 日刊ゲンダイが10月8日付け紙面「5面」で、「10・8「野党勢力結集」の大集会…小林節氏ら知識人が呼びかけ」という見出しをつけて、以下のように報じた。
 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/165472
 圧倒的な数の力で、憲法も、国民の生活や安全も、容赦なく切り捨てる安倍自民党政権。これに対抗するには、野党勢力が結集するしかない。小異を捨て、党派を超え、反戦争法案、反原発再稼働、反TPP締結の3点で手を結び、新たな政治のうねりをつくり出そうという集会が、明日、永田町で開かれる。
 日刊ゲンダイ本紙でもおなじみの憲法学者・小林節氏、元外交官・孫崎享氏はじめ、政治学者・白井聡氏、元農水相・山田正彦氏など数多くの知識人・論客が次々と壇上で発言する。来年の参院選に向け、どうすれば安倍自民党に打撃を与えられるのか。その答えが見つかる集会だ。
・「オールジャパン 平和と共生」決起集会
・場所=憲政記念館 大ホール
・日時=10月8日 17時55分開会
・参加無料

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ロシア空軍戦闘機がトルコ領空侵犯にNATOが非難、ロシアとNATO両軍の軍事衝突の危険!

◆〔特別情報①〕
 北大西洋条約機構(NATO)は10月5日、「ロシアの戦闘機1機が10月3日、シリア国境付近のトルコ領空を侵犯し、トルコ空軍のF16戦闘機が迎撃してロシア機をトルコ領空外に引き返させていた」問題で、緊急の大使級理事会を開き、ロシアを非難するとともに領空侵犯をやめるよう求める声明を発表した。朝日新聞DIGITALが10月6日午前10時36分、「ロシア機のトルコ領空侵犯、NATOが非難声明」(ブリュッセル=吉田美智子記者)という見出しをつけて、配信した。NATOは、ロシアに対して「シリア反体制派への攻撃を早急に停止し、ISとの戦いに集中するよう」求めたという。こじれれば、ロシアとNATOの両空軍の軍事衝突の危険がある。

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第4回 孫子の兵法に学ぶ「現代兵学研究会
「戦艦大和」と「戦艦武蔵」の悲劇を招いた最大の原因~日本は再び、「陸主海従思想」の過ちを繰り返すのか?
(海上自衛隊創設に尽力した米海軍アーレイ・A・バーク大将と日本海軍・草鹿任一中将の親交と友情を思う)
日時2015年10月11日(日)   
午後13時~17時
会場 東京文化会館小会議室 2(4階)




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TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか
板垣 英憲
共栄書房



『TPPの本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか』(2013年9月25日刊)

目次

第7章 日本のTPP参加に向けての経緯
 最後にTPP参加に向けての日本の経緯をまとめておこう。
 *TPPをめぐる動き


 このころ、野田佳彦首相は、TPP交渉参加をすでに決意。鹿野道彦農水相をはじめ閣僚のほとんどが同意。反対派国会議員が、TPP反対デモに参加。民主党の反対派国会議員は、210人を超える。

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『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
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『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日(1998年4月5日刊)
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『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
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『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
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『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
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