サマワの陸自車列、爆弾で破損…遠隔操作装置見つかる (読売新聞) - goo ニュース
不安に感じていたことが、いよいよ現実化してきた。小泉首相が一貫して「非戦闘地域」と説明してきたイラクのサマワ地域で、本格的に自衛隊を標的にしているとみられる攻撃が始まった。大野防衛庁長官が「これまでの砲撃と違って今度は爆発しており、深刻に受け止めないといけない」と発言、これから自衛隊への爆弾テロ、ロケット攻撃は、頻繁に起きるであろうことが予測され、自衛官のなかから「戦死者」がでてくる危険性がかなり角度の高い確率で迫ってきている。
イラクに派遣されている陸上自衛隊の車両4台が23日、サマワの幹線道路で走行中、道路に仕掛けられたとみられる爆弾1発が爆発したことにより、人員輸送用の高機動車1台のフロントガラスにヒビが入るなどの被害を受けた。幸い、自衛官に被害はなかった。被害を受けたのは、先頭から3両目の車両だった。
イラクは、フセイン大統領が打倒され、新政府がスタートしたものの、武装勢力が爆弾テロやロケット砲撃などが繰り返しており、現実には、「イラク内戦」のような状況である。そのなかで、自衛隊が派遣されているサマワは、比較的平穏とみられて、小泉首相も「非戦闘地域」と説明し、「戦闘地域への自衛隊派遣ではない」と強弁してきた。
しかし、自衛隊がオランダやオーストラリア軍に護衛されての支援活動を行ってきたこと自体が、「戦闘地域」を物語っている。今回の爆発について、現地のイラク軍や警察、あるいは、オーストラリア軍などは「明らかに自衛隊を狙った武力攻撃」と断定しているのに、日本の政府だけは、これを認めようとしない。それどころか「サマワの治安自体に変化はない」と呑気な言い訳をしている。
ここで小泉政権が早急に決めなくてはならないのは、第1に、自衛隊の撤収である。もし、これができないのなら、第2の手段として、自衛隊主力の完全に武装した「戦闘部隊」を派遣し、同時にすでに派遣されている自衛隊部隊を「戦闘態勢」に整えて、現地武装勢力からの攻撃に応戦できるようにするべきである。丸腰に近い無防備な姿で、「戦闘地域」に自衛官を放置するような無責任なことをしてはならない。できれば、武装勢力を積極的に捜索し、先制攻撃できるように、軍隊本来の機能を発揮される必要がある。
イラクは、平和な日本ではない。国際戦時法に基づいて軍事行動できるようにしてやらねば、自衛官をみすみす「犬死に」させてしまう。武装勢力による攻撃を受けた場合、小泉首相の言う「非戦闘地域」ではなくなるので、自衛隊の行動には、日本の法律を超えた「超法規活動」を認めなくてはならないのである。自衛官個人の正当防衛などと寝惚けたことを言って、「法匪」の論理に振り回されたいる暇はないのである。
それができないのであれば、やはり、「もはやこれまで」と観念して、小泉首相は「引け、引け」と撤収命令を下すべきである。こうなると、ブッシュ大統領の顔色などを窺っている余裕はない。どうせ「あと1年2か月の政権」である。ブッシュ大統領から「馬鹿だ」「チョンだ」などと非難を受けるだろうが、ブッシュ大統領への義理立てよりは、自衛官の命の方が大切だ。イラク派遣の自衛官たちは、自衛隊の最高司令官でありながら「靖国神社公式参拝」にも「適切に」と適当な発言をしているような、いい加減な小泉首相の言いなりにはなりたくないだろう。戦死して靖国神社に祀られても、最高司令官が参拝してくれないとなれば、死んでも死に切れない。
「殿、ご決断を」
不安に感じていたことが、いよいよ現実化してきた。小泉首相が一貫して「非戦闘地域」と説明してきたイラクのサマワ地域で、本格的に自衛隊を標的にしているとみられる攻撃が始まった。大野防衛庁長官が「これまでの砲撃と違って今度は爆発しており、深刻に受け止めないといけない」と発言、これから自衛隊への爆弾テロ、ロケット攻撃は、頻繁に起きるであろうことが予測され、自衛官のなかから「戦死者」がでてくる危険性がかなり角度の高い確率で迫ってきている。
イラクに派遣されている陸上自衛隊の車両4台が23日、サマワの幹線道路で走行中、道路に仕掛けられたとみられる爆弾1発が爆発したことにより、人員輸送用の高機動車1台のフロントガラスにヒビが入るなどの被害を受けた。幸い、自衛官に被害はなかった。被害を受けたのは、先頭から3両目の車両だった。
イラクは、フセイン大統領が打倒され、新政府がスタートしたものの、武装勢力が爆弾テロやロケット砲撃などが繰り返しており、現実には、「イラク内戦」のような状況である。そのなかで、自衛隊が派遣されているサマワは、比較的平穏とみられて、小泉首相も「非戦闘地域」と説明し、「戦闘地域への自衛隊派遣ではない」と強弁してきた。
しかし、自衛隊がオランダやオーストラリア軍に護衛されての支援活動を行ってきたこと自体が、「戦闘地域」を物語っている。今回の爆発について、現地のイラク軍や警察、あるいは、オーストラリア軍などは「明らかに自衛隊を狙った武力攻撃」と断定しているのに、日本の政府だけは、これを認めようとしない。それどころか「サマワの治安自体に変化はない」と呑気な言い訳をしている。
ここで小泉政権が早急に決めなくてはならないのは、第1に、自衛隊の撤収である。もし、これができないのなら、第2の手段として、自衛隊主力の完全に武装した「戦闘部隊」を派遣し、同時にすでに派遣されている自衛隊部隊を「戦闘態勢」に整えて、現地武装勢力からの攻撃に応戦できるようにするべきである。丸腰に近い無防備な姿で、「戦闘地域」に自衛官を放置するような無責任なことをしてはならない。できれば、武装勢力を積極的に捜索し、先制攻撃できるように、軍隊本来の機能を発揮される必要がある。
イラクは、平和な日本ではない。国際戦時法に基づいて軍事行動できるようにしてやらねば、自衛官をみすみす「犬死に」させてしまう。武装勢力による攻撃を受けた場合、小泉首相の言う「非戦闘地域」ではなくなるので、自衛隊の行動には、日本の法律を超えた「超法規活動」を認めなくてはならないのである。自衛官個人の正当防衛などと寝惚けたことを言って、「法匪」の論理に振り回されたいる暇はないのである。
それができないのであれば、やはり、「もはやこれまで」と観念して、小泉首相は「引け、引け」と撤収命令を下すべきである。こうなると、ブッシュ大統領の顔色などを窺っている余裕はない。どうせ「あと1年2か月の政権」である。ブッシュ大統領から「馬鹿だ」「チョンだ」などと非難を受けるだろうが、ブッシュ大統領への義理立てよりは、自衛官の命の方が大切だ。イラク派遣の自衛官たちは、自衛隊の最高司令官でありながら「靖国神社公式参拝」にも「適切に」と適当な発言をしているような、いい加減な小泉首相の言いなりにはなりたくないだろう。戦死して靖国神社に祀られても、最高司令官が参拝してくれないとなれば、死んでも死に切れない。
「殿、ご決断を」