ロシア国境警備隊が、日本漁船を銃撃し、乗組員の盛田光宏さん(35歳)が死亡、船長ら乗組員が密猟と領海侵犯容疑で訴追されることになった事件で、日本外務省の怠慢とロシアの相変わらずの凶暴ぶりが改めて浮き彫りになった。
安易な日露友好ムードに慣れ、ビザなし渡航まで許してきた日本外務省は、まるで凶暴な熊の前に身をさらす馬鹿な羊に似ている。 第一に、戦後61年も経過しているのに、外務省は、旧ソ連が日ソ不可侵条約を破棄して、中国・旧満州と北方領土(4島)に侵攻し、日本人多数を虐殺し、満州では残留孤児を生んだことへの謝罪を求めることを止め、しかも、北方領土が「日本の固有の領土」であるとの正しい「歴史認識」からロシアのプーチン大統領らに追及しようとしてもこなかった。
韓国左翼政権が日本に対して、「日韓併合条約の無効」と「日韓基本条約の不平等是正」を求め、日本人の「歴史認識」を韓国人の「歴史認識」に改めさせようと執拗に抗議しているのと比べれると、まったく手緩い。この際、韓国政権の「対日外交戦略」と「しつこさ」を日本外務省も見習うべきである。日本人は、あまりにも、「物忘れ」が激しい。
第2に、鳩山一郎首相がソ連に赴き、1956年10月19日、日ソ国交回復に関する共同宣言に調印して、50周年を迎えている今日に至っても、「日露平和友好条約」の締結は実現していない。形式的には未だに「戦争状態」が続いている。ロシアの「野蛮性」は変化しておらず、「凶暴な熊」であるにもかかわらず、外務省はロシア人に「ビザなし渡航」を許すなどして、奇妙な日ソ友好ムードに酔ってきた。シベリアやサハリンの石油や天然ガスが欲しいという「打算」のみで、戦後処理、すなわち「北方領土返還」という外交のケジメもつけてこなかった。
第3に、日本の政治家は、「ロシア利権」の争奪に専念し、真の国益である「北方領土返還」を軽視してきた。「森利権」「安倍利権」と呼ばれるものである。鈴木宗男衆議院議員が、営々として築いてきた「鈴木利権」を奪い取ったとも言われている。せっかく、鈴木衆議院議員が「ムネオハウス」と呼ばれる施設を国後島につくり、ロシア人とのパイプを築いていながら、外務省は、鈴木衆議院議員を「犯罪者」に仕立てて、追放したものの、「パイプ」まで失ってしまっている。これでは、まともに「ロシア外交」を遂行できるはずはない。
こうした状況下で、今回の不幸な事件が起きてしまった。漁に夢中になり、海流に流され、待ち伏せしていたロシアの国境警備隊の凶弾の犠牲になったというが、何とも痛ましい。日本国民は、ロシア人の凶暴性、野蛮性を決して忘れてはならない。
日露平和友好条約の締結に成功すれば、時の首相は、歴史教科書にその名を刻むことができる。だが、古くは中曽根首相も、今日では小泉首相のその偉業を打ち立てることができなかった。
安倍晋三官房長官は、旧ソ連外交に熱心に取り組み、サハリンの石油・天然ガスの開発を着手した政治家だった父・安倍晋太郎元外相の遺志を継ぎ、日露平和友好条約の締結に意欲を燃やしていると言われているが、その成否は、未知数である。
ロシアが信頼しているのは、鳩山家である。この意味で、ロシアは、日露平和友好条約を締結するならば、鳩山一郎元首相の孫である民主党の鳩山由紀夫幹事長と考えているはずである。北方領土返還を実現し、北の海を平和な海にできるのは、おそらく「鳩山由紀夫」ただ1人であり、その時期は、「鳩山由紀夫首相」の誕生まで待たねばならないであろう。自民党ではこの問題は解決できない。鳩山民主党政権によって初めて、道が開かれ、実現できる。こう断言してもよい。
安易な日露友好ムードに慣れ、ビザなし渡航まで許してきた日本外務省は、まるで凶暴な熊の前に身をさらす馬鹿な羊に似ている。 第一に、戦後61年も経過しているのに、外務省は、旧ソ連が日ソ不可侵条約を破棄して、中国・旧満州と北方領土(4島)に侵攻し、日本人多数を虐殺し、満州では残留孤児を生んだことへの謝罪を求めることを止め、しかも、北方領土が「日本の固有の領土」であるとの正しい「歴史認識」からロシアのプーチン大統領らに追及しようとしてもこなかった。
韓国左翼政権が日本に対して、「日韓併合条約の無効」と「日韓基本条約の不平等是正」を求め、日本人の「歴史認識」を韓国人の「歴史認識」に改めさせようと執拗に抗議しているのと比べれると、まったく手緩い。この際、韓国政権の「対日外交戦略」と「しつこさ」を日本外務省も見習うべきである。日本人は、あまりにも、「物忘れ」が激しい。
第2に、鳩山一郎首相がソ連に赴き、1956年10月19日、日ソ国交回復に関する共同宣言に調印して、50周年を迎えている今日に至っても、「日露平和友好条約」の締結は実現していない。形式的には未だに「戦争状態」が続いている。ロシアの「野蛮性」は変化しておらず、「凶暴な熊」であるにもかかわらず、外務省はロシア人に「ビザなし渡航」を許すなどして、奇妙な日ソ友好ムードに酔ってきた。シベリアやサハリンの石油や天然ガスが欲しいという「打算」のみで、戦後処理、すなわち「北方領土返還」という外交のケジメもつけてこなかった。
第3に、日本の政治家は、「ロシア利権」の争奪に専念し、真の国益である「北方領土返還」を軽視してきた。「森利権」「安倍利権」と呼ばれるものである。鈴木宗男衆議院議員が、営々として築いてきた「鈴木利権」を奪い取ったとも言われている。せっかく、鈴木衆議院議員が「ムネオハウス」と呼ばれる施設を国後島につくり、ロシア人とのパイプを築いていながら、外務省は、鈴木衆議院議員を「犯罪者」に仕立てて、追放したものの、「パイプ」まで失ってしまっている。これでは、まともに「ロシア外交」を遂行できるはずはない。
こうした状況下で、今回の不幸な事件が起きてしまった。漁に夢中になり、海流に流され、待ち伏せしていたロシアの国境警備隊の凶弾の犠牲になったというが、何とも痛ましい。日本国民は、ロシア人の凶暴性、野蛮性を決して忘れてはならない。
日露平和友好条約の締結に成功すれば、時の首相は、歴史教科書にその名を刻むことができる。だが、古くは中曽根首相も、今日では小泉首相のその偉業を打ち立てることができなかった。
安倍晋三官房長官は、旧ソ連外交に熱心に取り組み、サハリンの石油・天然ガスの開発を着手した政治家だった父・安倍晋太郎元外相の遺志を継ぎ、日露平和友好条約の締結に意欲を燃やしていると言われているが、その成否は、未知数である。
ロシアが信頼しているのは、鳩山家である。この意味で、ロシアは、日露平和友好条約を締結するならば、鳩山一郎元首相の孫である民主党の鳩山由紀夫幹事長と考えているはずである。北方領土返還を実現し、北の海を平和な海にできるのは、おそらく「鳩山由紀夫」ただ1人であり、その時期は、「鳩山由紀夫首相」の誕生まで待たねばならないであろう。自民党ではこの問題は解決できない。鳩山民主党政権によって初めて、道が開かれ、実現できる。こう断言してもよい。
それとな、鈴木宗男はどうみても犯罪者やで。
宗男は日本で諜報活動をしていたロシアの駐在武官の行動を監視していた公安に圧力をかけて止めさせようとした。
他国の対日諜報活動をサポートする奴は売国奴。犯罪者そのものやで。
(鈴木宗男が日本政府の諜報機関の指示で二重スパイをしているのなら話は別だが・・・)
最近の宗男は佐藤優のおかげで「汚職まみれの売国政治家」から「北海道の為に体を張る政治家」にイメチェンに成功しているようやけど、だまされたらあかん。
少なくとも弟のほうが政治家らしい。
兄貴は線が細くてどうも信用できない。
先日、鳩山由紀夫さんにインタビューさせていただいたとき、
「国民にとって政治というのは、強硬なほうがいいんですかね。やっぱり政治は愛というのはダメですかね」
と、弱気なことを言っておられました。
たしかに「優しい政治」よりは「強い政治」の方が国民受けする面はありますが、「格差社会」を考えれば、「弱者のための友愛政治」の復権で、健全な政治バランスを取り戻して欲しいところでもあります。
日露関係における鳩山家の存在は、まだまだあなどれないでしょう。
正直呆れかえりました。
もともと中国の領土であった「満州」を不法に
侵略して「偽満州国」なる傀儡国家を捏造し
て、他国でやりたい放題やったのは一体
どこの国なんでしょうね。
自国の犯罪行為を棚にあげてよく言えたもの
です。どういう精神構造をしてるのかな?
ソ連は、この地の本来の持ち主である中国
国共双方の要請と同意のもと、侵略者の某
国から「満州」を解放したのが事実じゃない
ですか。
南クリルにしても、もともとの住人を暴力的・
あるいは騙して追い出し、勝手に自分の物
だと言い張っているのはどこの国なんでしょう
ね。そういう自分に都合の悪いことは無視し
て、他者ばかり非難しようなんて勝手な考え
は私の最も嫌いなもんなんですけど。
他民族から奪い取った土地を自分の「固有」
の領土だなんて強弁するのははっきり言って
見苦しい限りです。そんなんじゃとても「美しい
国」なんかにはなれませんよ。
ロシアのスパイか、第三国人か?
これでは、日露平和友好条約の締結は、永遠に無理そうです。