◆「近いうちに」と言った野田佳彦首相の言葉の解釈をめぐって、政界内外で様々に取り沙汰されている。久しぶりに出会った者が、相手に「近々にメシでも食おう」と声をかける。大概は、その場のリップサービスで、本気にする者はいない。これを称して「近かメシ」と言う。だから、言われた方は、アテにしてはならないのである。
だが、谷垣禎一総裁は、うぶなのか、バカ正直なのか、本気で受け止めている。そうなると、言った方は、どうしてもこれに応えなくてはならなくなっている。追い詰められているとも言える。
◆これまで散々、いろいろな人を騙してきたり、裏切ってきたりしてきた野田佳彦首相は、これ以上騙したり、裏切ったりできなくなったと観念しているらしいのだ。というよりは、騙した相手である国民有権者に向かって、これ以上、ウソで固めた「公約」を示したところで、だれからも信用されないということを、やっと自覚した模様である。一度、人を裏切り、信用、信頼をなくしてしまうと、これを回復することは、極めて難しい。
最悪だったのは、野田佳彦首相が、いかにも将来の子どもたちを含めて国民のために消費税増税に懸命になっていたというのは、実はウソで、景気浮揚に税の増収を実現できず無能さを糊塗するしかなかった勝栄二郎財務事務次官の功績づくりのために、消費税増税法案の成立に必死になっていたということが、だんだんとバレてきたことである。
政治力のない野田佳彦首相のような政治家は、所詮、狡猾な財務官僚の掌の上で、タヌキ踊りをさせられるしかない。財務官僚に画を描いてもらい、振り付けまでしてもらい、ついでに「霞ヶ関文学」の作法で「セリフ」も考えてもらうのである。「近い将来」も「近いうち」というセリフも、みんな勝栄二郎財務事務次官が考えついた下手な作品であった。
繊細な感性の持主である日本人は、「近い将来」という言葉の「将来」にアクセントを置くので、「未来」という感覚を抱き、「近いうち」は、「近い」にアクセントを置いて、本当に「ごく短い日時」という感覚で受け取る。これが外国人になると、「近い将来」=「近いうち」は、同意語であり、区別がつかないのである。
◆それでも、国会日程というタイムスケジュールの大枠のなかで動いている国会議員という政治家には、「制限時間」という制約がある。これをベースに「近いうち」を解釈するならば、自ずと「いつごろ」という具体的な時期を割り出すことが可能となってくる。
下野新聞SOONが8月11日午後8時44分、「首相『10月解散』示唆か 自民幹部に、前原氏も言及」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「野田佳彦首相が今月初め、衆院選の時期をめぐり、自民党幹部に『10月解散、11月選挙』と受け取れる発言をしていたことが11日分かった。首相は9月の民主党代表選で新たな代表が選出されると、新代表はその後の衆院選敗北で辞任に追い込まれかねないと指摘。自身が代表に再選された上で、選挙結果の責任を負うのが望ましいとの認識も示した。解散時期については、民主党の前原誠司政調会長も11日、秋に想定される臨時国会での解散に言及。自民党の石原伸晃幹事長も首相の意向として『10月解散』の可能性を指摘した。ただ自民党は今国会中の解散を求めており、駆け引きが続きそうだ」
この記事は、野田佳彦首相が、すでに次期総選挙での大惨敗を予感していることを示している。野田佳彦首相は、10月解散、11月総選挙で、民主党惨敗を自覚しており、同志の落選、民主党政権惨敗の戦犯となる。要するに、野田佳彦首相は、国民に消費税増税の重い負担を課して、その持ち金を搾り取る法律を成立させた報いとして、民主党崩壊を招くことを承知しているのである。民主党の国会議員を犠牲にして、消費税増税法案を成立させ、民主党政権を壊滅させた首相として日本政治史上、計り知れない悪名と汚名を残すことになる。
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「大阪維新の会」の橋下徹市長は、次期総選挙に出馬しないというが、総大将が「大合戦」に出陣しない戦いで「大勝利」できるのか?
◆〔特別情報①〕
フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)によると、民主党の松野頼久元官房副長官ら5人が、大阪維新の会に参加して、政党要件を整える。この背後には、米CIA軍事部門資金担当のリチャード・アーミテージ元国務副長官がいるという。
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『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
目次
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
第3章 主導権争い ⑤
●幻となった「渡部恒三代表、仙谷由人幹事長」構想
「送金メール」事件を受け、民主党内の一部ばかりでなく、国民の間でも、事態の収拾能力がなく、ボロを出していた前原に代表辞任を求める声がだんだんと大きくなり、「ポスト前原」が取り沙汰されていたとき、「渡部恒三代表」を待望する声も上がっていた。
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『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
第8回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年8月25日(土)
核戦争時代
『集団的自衛権を問う』
~武器輸出3原則、PKO武器携行、オスプレイ
板垣英憲マスコミ事務所
だが、谷垣禎一総裁は、うぶなのか、バカ正直なのか、本気で受け止めている。そうなると、言った方は、どうしてもこれに応えなくてはならなくなっている。追い詰められているとも言える。
◆これまで散々、いろいろな人を騙してきたり、裏切ってきたりしてきた野田佳彦首相は、これ以上騙したり、裏切ったりできなくなったと観念しているらしいのだ。というよりは、騙した相手である国民有権者に向かって、これ以上、ウソで固めた「公約」を示したところで、だれからも信用されないということを、やっと自覚した模様である。一度、人を裏切り、信用、信頼をなくしてしまうと、これを回復することは、極めて難しい。
最悪だったのは、野田佳彦首相が、いかにも将来の子どもたちを含めて国民のために消費税増税に懸命になっていたというのは、実はウソで、景気浮揚に税の増収を実現できず無能さを糊塗するしかなかった勝栄二郎財務事務次官の功績づくりのために、消費税増税法案の成立に必死になっていたということが、だんだんとバレてきたことである。
政治力のない野田佳彦首相のような政治家は、所詮、狡猾な財務官僚の掌の上で、タヌキ踊りをさせられるしかない。財務官僚に画を描いてもらい、振り付けまでしてもらい、ついでに「霞ヶ関文学」の作法で「セリフ」も考えてもらうのである。「近い将来」も「近いうち」というセリフも、みんな勝栄二郎財務事務次官が考えついた下手な作品であった。
繊細な感性の持主である日本人は、「近い将来」という言葉の「将来」にアクセントを置くので、「未来」という感覚を抱き、「近いうち」は、「近い」にアクセントを置いて、本当に「ごく短い日時」という感覚で受け取る。これが外国人になると、「近い将来」=「近いうち」は、同意語であり、区別がつかないのである。
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第3章 主導権争い ⑤
●幻となった「渡部恒三代表、仙谷由人幹事長」構想
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核戦争時代
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日本国民に子供の出来なくなるワクチン(断種ワクチン)を強制的に
接種する新型インフル特措法が4月27日、参院本会議で民主、公明
両党などの賛成多数で可決、成立しました。 この事実がこの法案
外国人住民基本法も民主公明両党が賛成すれば可決、成立する事を
示唆します。 今日の日本が置かれている大変危険な状態を日本人
社会の破壊者とその共犯者達の反日売国テレビ局・マスコミは
隠蔽して報道しません。 現在の民主党政権プロ市民革命家達の野望
が実現する前に、一刻も早くこの様な危険な状態を解消しなければなりません。
自民党の媚中売国勢力がこの危険な状態を放置しているのです。
愛国系日本人は今こそ総力を結集して愛国系日本人による日本民族
を守るための政治、平成維新を成し遂げなければなりません。
(ちょっと待てその維新の会は「国民の生活が台無し」かもの、
あの橋下維新の会とは関係ありません)
【民主党政権では、日本が滅びますの掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj2.cgi
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