いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

函館の中国料理には歴史と伝統があります。そして先進性も。

2023-05-24 23:21:10 | Weblog

 函館は江戸時代から、開港都市として世界に門戸が開かれていました。もちろん中国とも交易が行われ、中華会館も開設されていました。従って、中国料理も長い歴史と伝統があります。札幌や函館、旭川というとラーメンが有名ですが、函館の中国料理はそういう歴史のうえに培われてきましたから、世界に誇れる函館の伝統料理とも言えます。
 今日、日本中国料理協会北海道地区本部函館支部の賞味会が開催されました。コロナ禍の3年間は開催できず、協会の役員の方々はご自身のご商売への不安や、協会活動に暗い思いを抱いてきたことだと思いますが、今日の開催に当たって、やっと以前の日常に近い状態に戻ってきたことを実感されたのではないでしょうか。
 私は、中国料理協会の皆さんも構成組織となっている北海道全調理師会函館支部の顧問を務めていますから、本当に嬉しい限りです。まだ、人手不足や資材費・食材費の高騰など、厳しい状態は続いていますが、お客様に安心して料理を提供できるようになってきたことは、なんと言っても大きな前進です。
 今日は、函館国際ホテルの皆さんの力作揃いで、まず始めに、「ひやま養殖トラウトサーモンの中華刺し身盛」が出され、その色と盛り姿に感嘆の声が上がりました。今日は7品の料理をいただきましたが、どの料理も全て地元の食材が使われ、またこれまでは食材として使われなかったものに光を当てて、新しい料理として仕上げる先進性もふんだんに発揮されています。
 最後のデザート前は、函館支部長で函館国際ホテル総料理長の木村史能さん自慢の麻婆豆腐ですが、今回は「道南産たまふくら豆入り四川激辛塩麻婆豆腐 北海道産ゆめぴりかご飯」でした。木村さんの麻婆豆腐は辛さと旨味が有名ですが、今夜はするめいかも入っていて、辛さもかなり強まっていたのではないかと思いました。
 とにかく美味しい料理と、食に関わる多くの方々と、ゲームを交えて楽しいひとときを過ごすことができました。ご馳走様でした。

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