走行や輸送の安全を目指して。

　交通機関の事故で死傷者が出ることが少なからずありますが、管理体制の不備や運転士・手の人為的ミスを除くと、道路状況や走行環境の不備などで引き起こされることがあります。
　また、公共交通機関や輸送機関でなくても、渋滞や冬期間の凍結などでイライラ・ヒヤヒヤしたことは、車を運転する方や利用する方なら誰しもが感じたことがあると思います。
　毎年、こうした道路環境や走行環境の整備を求めて要請活動を行っている、函館地区交通運輸産業労働組合協議会（略称：交運労協）は鉄道、バス、運送、航空、タクシーなど、交通運輸関係の事業所の労働組合で結成していますが、今年も今日、国交省函館陸運支局、函館市、道警函館方面本部を訪問し要請活動を行いました。
　先週１３日には、国交省函館開発建設部にも要請しましたが、これは国、道、市と道路管理者ごとや、規制官庁ごとに所管が違うからです。この後、北海道渡島総合振興局にも要請する予定です。
　写真は、陸運支局会議室で要請しているところですが、輸送・監査担当の運輸企画専門官の方二人に、要請項目の現況と改善を具体的に伝え、意見交換を行っているところです。
　この要請項目は、各要請先に対して、何年も同じ要請をしているものが多く、裏返して考えると、なかなか実現してもらえないということになります。信号の設置やロードヒーティングの整備、幹線道路の整備などは、交通運輸関係者だけではなく、多くの市民の皆さんの要望でもあると思えるものが多数です。
　そうした意味からも、こうした要請活動を続けていかなければならないと思っています。継続は力…と感じていますから。