いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

M8.0、震度6強発生。訓練です。

2012-08-28 23:18:46 | Weblog
 今日は、函館市防災総合訓練が実施されました。昨年の大震災以来、防災訓練のあり方にも多くの関心が集まっていますが、青森県東方沖を震源とするマグニチュード8.0、震度6強の地震を想定して、今年度は初めて、防災関係機関の訓練会場と市民参加型訓練会場の2会場での同時訓練となりました。
 私は、第1会場の防災関係機関の連携訓練を実施した港町ふ頭に参加しましたが、31機関.53団体、約1000名の訓練は、各機関・団体が想定した災害への対応および対処をしっかり行ってくれました。
 写真は、消防本部などによる「座屈ビル救出、救護訓練」を実施しているところです。座屈とは難しい言葉ですが、広辞苑によると「細長い棒や薄い板に対して縦方向に加えた圧力が或る限界値に達すると、横方向に変形を起こす現象」ということですから、簡単に言うと地震により崩壊または崩壊の危険性のあるビルということでしょうか、そのビルの屋上に避難している住民を梯子車などを使って救出する訓練です。
 また、第2会場は西中学校で実施されましたが、地域住民が徒歩で避難してきたとして、避難誘導訓練や避難所開設訓練、炊き出しや物資輸送訓練などが行われました。307名の住民が避難者として訓練に参加しました。第2会場の様子は、無線映像で第1会場の私たちの元に中継されていました。
 大規模訓練は、たびたび行うことは困難ですが、ローカルエリアでの地域単位での防災訓練、避難訓練などはもう少しきめ細かく、頻繁に実施しなければなりません。まずは、我が身を守ることから始めなければならないのですから。
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