いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

やっぱり、なかなか厳しい新年度予算。

2012-02-15 23:31:36 | Weblog
 すでに新聞等でご覧になっていると思いますが、函館市の平成24年度予算案が発表されました。一般会計1255億1200万円、港湾会計や国保会計などの特別会計869億7400万円、水道事業や病院事業などの企業会計422億7300万円で、合計2547億5900万円です。
 昨年の市長選後に補正予算を組んだ23年度予算と比べると、それぞれ順に、74億1500万円(5.6%)減、57億8300万円(7.1%)増、14億400万円(3.4%)増で、合計では2億2800万円(0.1%)減となっています。
 報道では、緊縮型予算や緊縮路線と評されていますが、一般会計の減少幅は、昭和48年度(函館市と亀田市が合併)予算以降最大です。理由は、人口減少による地方交付税の減額や歳出の人件費の減少、弥生小学校の立て替え工事、障がい児者3園統合施設の完成などによるものです(少し大雑把な説明ですが)。
 一方で、生活保護費を含めた扶助費が増加し続けており、学校の耐震化や今後建設が始まる函館アリーナなどを考えると、やはり、内部努力はもちろんですが、人口減少対策や地域活性化策の展開など、抜本的取り組みが必要です。 
 写真は、市議会へ予算案の説明をする市長(前列左から3人目)です。毎年、予算編成が終わり、議案を提出する前に行われていますが、予算だけでなく、市政執行方針を含めて、2月24日から始まる第1回市議会定例会で質疑が行われます。
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