いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

40年前は?

2012-04-18 12:17:08 | Weblog
 昨夜、函館を代表するホテルの一つである、函館国際ホテルで開業40周年を記念したレセプションが開催されました。ご案内をいただきましたので出席しました。
 函館国際ホテルの開業は、1972(昭和47)年4月1日ということで、この年の6月には田中角栄氏(当時は通産大臣、7月に首相)が「列島改造論」を発表し、列島改造ブームに沸きました。40年の間には、バブルもあり不況もありと、山・谷の社会状況の変化の中で創業し続けることは、厳しいことだろうと予想できます。
 さて、40年前には皆様はどんなことをしていたでしょう(もちろん、40歳以上の方ですが)。私は、4月に大学4年になり、そろそろ就職をどうしようか考えなければならないなと考え始めていた時です。この年の出来事を思い出してみると、大きな変動の年だったと思います。
 1月にグアム島の密林の中で、元日本兵の横井庄一さんが発見・救出されました。2月には、札幌で冬季オリンピックが開催され、熱烈な声援を送りました。また、連合赤軍が長野県軽井沢町の浅間山荘に籠城し、警官名と民間人1名が死亡する事件が起きました。5月15日には、アメリカから日本に沖縄が返還され、沖縄県が発足しました。その様子をテレビで見ていて、やっと戦争が終わったとの念を抱きました。9月には、田中首相が訪中し、日中国交正常化の共同声明が発表され、10月にはランラン、カンカンの2頭のパンダが、中国政府から寄贈され上野動物園にやってきました。12月には、泥沼化していたベトナム戦争で、アメリカによる北爆が再開され、ラインバッカーⅡ作戦ではB-52の150機により2週間で2万トンの爆弾が投下されました。
 また、世界各地で飛行機の墜落事故や爆破事件が勃発した年でした。テレビでは、木枯し紋次郎が人気を博し、「あっしには関わりのねえこって」が流行りました。関係大ありの時代でしたけれどもね。「太陽にほえろ」もこの年からでした。
 こうして、40年前のことを思い起こしてみると、自分のその時の様子も投影されてきます。当時の多くの学生は、政治・社会問題も自分たちの身の回りで起きている事件、自分たちの問題であると考えていましたから。
 さてレセプションには、函館市長や商工会議所会頭を始め、道南各地で企業などを営んでいらっしゃる方々など、大宴会場一杯のお客さんがお出でになっていました。
 写真は、挨拶する同ホテル・中村社長です。今後のご繁栄をお祈りいたします。
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