昨日と今日は「車偏」です。

　昨日は、市内と近郊にある交通運輸産業の労働組合の協議体である「函館地区交通運輸産業労働組合協議会」の定期総会が開催されました。略して、交運労協（こううんろうきょう）と言います。
　加盟しているのは、JRやバス、電車、タクシーなどのいわゆる公共交通機関と、トラックや航空機による運送業、空港業務や自動車学校などの労働組合です。
　モータリゼーションの進展や少子高齢化、規制緩和、景気低迷の長期化などにより、どの業界も厳しい状態に置かれていますが、特にこの「車」のついた業界は年々厳しさが増しています。
　総会では、国民の皆さんの移動する権利を保障し、交通産業が地域でしっかり足として守れるように取り組んでいくことを法律で規定しようとする「交通基本法」の早期制定を求める決意が語られていました。
　今日は、函館バスの労働組合の職場代表者や活動家の皆さんの研修会です。講師には、私鉄総連本部の組織教宣局長の田野辺耕一さんです。
　研修会は、湯の川温泉のホテルで、参加者は缶詰状態で明日の昼まで、知識を詰め込み、意見を戦わせ？ます。
　この中では、地方交通の現状や国の公共交通確保方策などについても、真剣に考えていきます。この研修会は、いま開催中です。私も聞きながらのブログです。
　写真は、田野辺さんの話を聞く参加者です。ただし、写真は後ほどになります。