解散は…？

　暖かい日が続いています。もう大丈夫ですね。何が？…雪が降ることはないでしょうが、寒い日が舞い戻ることもないと思います。そろそろ桜情報の第３弾をお届けしなければと思っています。
　今日は、北海道新聞函館支社の政経文化懇話会がありました。お題は「終盤国会と解散総選挙の行方」。講師は、政治ジャーナリストの後藤謙次さんです。
　後藤さんは、皆さんもご存じでしょう。ＴＢＳの夜１１時からの「ＮＥＷＳ２３」でメインキャスターを務めていました。また、数々の報道番組でキャスターやコメンテーターを務めていましたから、テレビでよく顔を見ていると思います。
　また若い頃、共同通信の函館支局で勤務した経験がありますから、函館のことも、函館出身・選出の国会議員のことも良く知っています。
　さて、今日の講演は、明日の道新に出るでしょうから、詳しくお伝えしませんが、結論から先に言うと、夏のロンドンオリンピックが終わり、お盆が過ぎた頃から９月上旬までの間に解散だろうということです。
　お話は、政治記者として活躍していた頃からの情勢や分析に基づいていますから、なるほどそうかなと思わせるものでした。また、ゴールデンウィークには魔物が住んでいるというお話は、８９年の竹下さんの時も、鳩山さんの時も、菅さんの時も同じで、連休が終わると国会の会期末が見えてくるので、その時政局は動くからで、今の野田さんも似たような状況が生まれつつあるそうです。
　お話は、小沢さんの裁判の行方、野田さんと谷垣さんの密会の件、２大臣の問責決議の件、橋本さんや石原さんの新党問題、９月の民主党代表選、自民党総裁選などなど…。それらを総合的に分析し、判断すると解散時期が見えてくるということです。
　オフレコと言われたことはお伝えできませんが、楽しい話も随所に織混ざっていました。先日、野田首相を官邸近くの蕎麦屋さん、永田町・黒沢（黒沢明監督の息子さん、黒沢久雄さん経営）にご招待したそうですが、そこに呼ぶと政権が持たないと言われているそうです。