一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1064  引き古りし辞書を繕ふ暮の秋   明美

2013年10月24日 | 

(ひきふりし じしょをつくろう くれのあき)

 秋を分けると「初秋・仲秋・晩秋」。その「晩秋」に当たるのが「暮の秋」。これをひっくり返した「秋の暮」は、「秋の夕暮」のことだからややこしい。又、「暮の春」「暮の冬」は歳時記にあるが、「暮の夏」はないも同然、ほとんど使われていない。不思議である。

 さて私にも、中学時代から使っている国語辞典があるにはあるが、最近はすっかり御無沙汰である。それに取って替わったのがパソコン。インターネットで検索すれば、辞書の何倍もの関連事項が出て来るのだ。これを使わない手はない。

 

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