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プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

友好海旅

2015-03-12 21:08:18 | 日記

 National Kayaking Association of Sri Lankaなるものが存在することを知った。コロンボにある希少なアウトドアショップが関係している組織らしいけど、気になったので帰国する前にと、さっき話を聞きにいった。

 スリランカには無数の美しい湖、ラグーン、川があり、また、四方八方海に囲まれている。三十年に及ぶ内戦が終わりやっとスタートしたところでまだちゃんと活動できてないが、今後、自然環境を生かしたカヤック普及活動をしていきたいとのこと。
 で、なんかいい方法ないかという話になった。

 まあ急な思いつきで軽々しく期待を持たせるようなことを言えないしサポートとかとなるとさらにあれだけど、keep in touch、これからもお互い連絡を取り合いましょうということになった。また、とりあえず今の現状と将来どんな夢を描いているのか、レポートにしてメールで送ってくれと伝えた。日本には「カヤック誌」という雑誌があるし、そこに記事として載せてもらうこともできる。それを読んだ誰かが思わぬ展開をもたらしてくれるかもしれない。

 一方彼らは、ぼくの漕ぎ残しの四百キロくらいの距離、もし再トライしたいならば海軍に話を付けて今度はちゃんと許可証を発行させると言ってくれた。正直、既に千キロほど漕いでるし別にもうええかなと思っているのだが、人との繋がりの発展という意味で再トライしてもいいかもなとも思えてきた。
 その組織のメンバーの誰かがぼくと一緒に海旅してくれるのなら・・・。
 (一周しましたという手柄だけのためにまた一人で漕いでもしゃあないから)

 結局カヤック普及には、まずはガイドやインストラクターを養成しなきゃだめだろうけど、その前にいろんなシチュエーションを経験しないと話にならんだろう。それには実際に海旅するのが一番だ。
 だけどカヤック海旅なんてやったことあるスリランカ人はいないだろうし、ノウハウを持つ人間が周囲にいないとなかなかできないだろう。
 だからぼくみたいな奴と一緒に漕ぐのはちょうどいい機会かもしれない。
 
 ま、やるとしたら北東モンスーンが吹く前の十月後半あたりの二週間ほどだけど、日スリ混合の四、五人くらいの小チームで、「スリランカ東部・カヤック縦断隊」をやっても面白そう、とか妄想するのも悪くない。
 距離的にも長すぎず短すぎずちょうどいいと思う。
 海旅したら、お互いの関係もより深まるだろうし。
 内戦の激しかった海岸線をゆく、自由と平和をテーマとした「日本スリランカ友好海旅」とかいうとマスコミとかを巻き込みやすそうだし、それこそ普及効果もあるだろう。

 だれか興味ないですか?
 参加したい人いれば計画たてますよ。


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スリランカ海旅、無事終えました

2015-03-03 20:55:53 | 日記

I finished my seakayak journey.

After all,Ministry of Diffence and Navy did not allow me to go along the coastline by seakayak anymore.
All they need was a recommendation paper from Japan Embassy but they rejected my request from two reasons.
Firstly ,they cannnot to take any responsibility if something happen to me.
Secondaly,this is not an official event but my personal journey.

I disappointed their opinions but I'd like to respect their own position.That's why I decided to finish.I already paddled 70% of all.It's enough.I succeed to dig my soul.

I still love Sri lankan people.
I also love Sri lankan nature.
This is the water country,have many beautiful lakes,complex lagoons,surrounded by sea.
Maybe Kayak will become one of the most important tool as eco-tourism although nobody knows the value of it now.
I hope this country change more peace,more freedom place.
People take the lead,not the military power.
Children you've got to take your lead for new way,new life.


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おかげさまで

2015-02-20 22:57:26 | 日記

(前回の記事の続き) 

  結局、国防省は観光省が書いてくれたレターを読んで、
「海軍ともう一度相談する、水曜日までに決定して電話する」という話に。
 もう無茶苦茶やな。

 結局、誰も何も分かっていないということが露呈した。
 本当は、ジャフナでもツーリストが入ってはいけない場所は、
 ピンスポットで決まっていて、港湾施設に入って行かない限り、
 カヤック航行そのものは問題ない可能性が高い。

 黙って通り過ぎていたら何もなかった。

 それをいったん止め、許可書と言ってしまったものだから、
 向こうも引くに引けなくなった。
 で、発行する限りは責任が生じる。どう処理していいのか分かりかねる。
 そういうニュアンスの話である。 

 電話口のオフィサーは、昨日までのMR.ガミガミ系ではなく別の穏やかな口調の人物で、国防省における階級を尋ねると「wing commander」と名乗っていた。多分少佐か中佐だろう。日本大使館の承諾はいるか、と聞くと、いらないと言っていたが、まああんまりあてにはならん。
 水曜日、ギリギリのタイムリミットだ。まあとにかくそれまでブッダの軌跡を辿る小旅行に出るとしよう。

 だけどオレの海旅のテンションは全然落ちてない。
 1ヶ月漕いで新種の海洋哺乳類に変わったからな。
 炎天下、無上陸で8時間とか漕いでも全然楽勝な身体になってるし。
 でも最後にまた、大使館の承諾を、と言われそうな気がする。

 一方、観光省の人は本当に親切で、
 その後どうなりましたか? 許可書は出ましたか?
 と何度も連絡をくださる。
 おかげでイラつかずにすんでいる。
 感謝している。


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推薦レター

2015-02-20 21:53:34 | 日記
 
(前回記事の続き)
 結局、許可書発行の権限を持つのは国防省で、そこのオフィサーが言うには日本大使館の承諾が絶対必要とのこと。そのオフィサーには「何十回同じことを言わすか、私の時間をムダにするな」とどやされた。大使館は、万が一の際の責任も生じるし、個人的なリクエストには答えられないとの一点張り。
 
 だが、こちらも何度も書くように、サポートをしてくれといっているのではなく、通行許可に必要な申請をしたいだけだ。国防省が、大使館の承諾を得てきたら、許可書を出すというから尋ねるだけだ。

 一方、同時に訪れた観光局(Ministry of tourism&sports)は好意的で、国防省に対する推薦レターを書いてくれた。ネイチャーツーリズムにおけるカヤックの価値も分かってくださった。海旅のことも「素晴らしい」と言ってもらった。これを持ってまた国防省に行き例のオフィサーに内線すると「とりあえず書類を見て検討する。お前はその機会だけは得た。」とのことだった。「いつ決定しますか?」ときくと「とりあえず明日検討してからだ」という返答。
 なんとなく週をまたぎそうな気もする。
 結局、日本大使館とも話し合った上での検討ということらしいので、過度な期待はしない方がいいが・・・。

 観光省の人たちは皆すごく知的で、親切だった。
 観光立国にふさわしい人たちだと思う。 
 彼らはこう言ってくれた。
 「私たち役人は、あなたのような人にできる限りのことをするのが義務だと思っています。なのでいつでもyou are welcome」

 まさにCivil Servantという言葉がふさわしい。


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誰も何も分かっていない

2015-02-20 20:34:06 | 日記

 その後コロンボにバスで戻ってきて、北部沿岸沖の航行の許可書を得るために国防省、日本大使館、海軍、観光局を回った。
 国連の国際海洋法における無害通行権などの話もしたけれど、結局誰も何をどうしたらいいのか分からず、いったん許可書を発行したら責任が生じるため、タッチしたくないようだ。日本大使館はISISの一件以来、特にナーヴァスになっているようで、こっちが気を回したくなるくらいだった。結局、もし万が一何かあった時の、日本のマスコミやネット世論のバッシングを気にしている、その一点に尽きる気がした。だけど正直に言うと、シーカヤックで何かが起こる確率よりも、スリランカで道を歩いていて事故が起こる確率の方が遥かに高い。交通ルールがまるでなってないからだ。

 だが、責任という意味ではそんな話は通用せず、なかなか許可書は出してくれない。
 例えば道を歩いていて車にひかれたとする。この場合、大使館は一切関係ない。事故を巡る当事者間のみの責任であって、大使館側は然るべき事後対応をすればいいだけである。だから歩く際に許可書などいらない。しかし、シーカヤック航行の許可を承諾した際には、もし海で事故が起こった場合、いくらこちらが自己責任で海旅しますと誓約書を書いたとしても、大使館側も何らかの責任を問われる可能性は有している。
 そういう論理だ。
 日本のマスコミや世論は確かにそういう所を突つきたがるからナ。
 基本的に彼らは1%の責任も負いたくない機関だ。 

 また次の一点にもこだわってたな。
 国を通したイベントならば考えるが、個人的なイベントには、
 肩入れするわけにはいかない、と。 
 だけど団体だろうと個人だろうと、民主主義国家の日本。
 主権は日本国民にあるわけで、税金を払ってぼくらは彼らを雇っている。
 肩入れとかではなく、ただ通行の申請に来ているだけである。
 別にサポートしてくれと言ってるわけではない。無理なお願いをしているわけではない。
 通行許可を出してくれと言ってるだけだ。
 というより、Navyや国防省が、
 大使館の了承を得たら通行許可書を出してやると言ってるから、出頭しただけだ。
 Civil servantという意味では、任務を怠っていると考えることもできよう。

 結局、観光局が一番マシだった。カヤックという存在を知っていて、「あなたの素晴らしい旅を応援している、何とか交渉するので数日くれ」という話だったが、まあ、あんまり期待していない。

 満足までにはまだ少々到っていないが、国全体の70%くらいは漕いだし、無理だったらしゃあないわと思っている。一周するのはあくまで海旅としての目安で、ひととおりの海旅のDEEPさを掘り下げることには最低限、成功したと思っている。あと少々の日々、今一度別場所に移動して海旅を続けてもいいし、仏教のルーツを探る陸旅に転じてもいい。自然観という意味においてシーカヤッキングと仏教は通じるものがあるからな。

 まあ、あの日、Navyにたまたま止められたのが運の尽きだった。黙って通り過ぎていたら多分、何もなかったろう。止めた手前、向こうにも義務みたいなものが生じるから、「許可書」とかそういう話になったわけ。
 でも「許可書」となると、確かにタイソーだ。
 本当は多分、許可書は要らない。 
 正直、誰も何も分かっていない。
 前例のないカヤックは彼らにとって、舟というよりUFOな存在だ。

 けれど、この許可書を巡る一件がどのようなところに落ち着くか、できる限りのことをやってみるのが今は興味深い。ムダ足に見えて、すごく色々見えてくるものがあるからだ。万事スムーズに行くことよりも、こういう経験も結構大事なんだよな。
 スリランカさんには実にいい旅をさせてもらっているなと、皮肉とかではなく、本当にそう思っている。


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最北まで来たが

2015-02-17 21:08:23 | 日記

 ジャフナ半島の最北部まで来た。

  結局、ハイ・セキュリティ・ゾーンだということで足止めを食らった後、海軍とポリスにたらい回しにされ、バスでコロンボまで戻ってきて国防省に今一度入域許可を申請せんならんことに。
 現在、海軍・ポリス・国防省・大使館に挟まれたサンドイッチ状態。
 カヤックはジャフナのポリスステーションに置かせてもらってる。
 ま、すんなり行かんほうが話のネタにもなるし、命取られるわけでなし、これはこれでどのようになるか見ものだ。
 前例ないだろうからな。
 提出するレターはひとまずばっちり作成。

 それにしてもここんところ、色んなことを考えさせられる。
 ここまでの海旅を通して、美しいものも汚いものもたくさん見てきた。
 美しきものとは、貧しき庶民達の心のあたたかさだ。スリランカ人は本当に、人が良すぎるくらい心優しい。モノを盗まれたり、怖い目に合ったこともない(ポリスが最もデンジャラス)。メシ食ったか? とか、ここで寝ていけとか、ずいぶん世話になった。お金を渡そうとすると、多くの人は「そんなもんいらん」という。
 汚きものとは、システムとか腐敗とか、まあそんな類いのもの。

 改めて気づいたことは、シーカヤック海旅っていうのは、平和と自由の象徴なんだということ。その両者、どちらかが欠けても絶対にシーカヤッキングは成り立たない。そして実は、2つが両立している国のほうが世界的に少ない。スリランカは平和になったが、民衆に自由がない。軍事政権の全体主義国家のようにも映る。ポリスとか見てたら、ひでえなと思うことも多い。しばらく現状変わりそうにないけど子供達の世代には海旅する連中が現れてほしいと思う。瀬戸内横断隊に参加する奴らとか・・・。
 スリランカには、未来を感じさせる何かがある。
 地球のvoiceを感じる海旅の真髄を分かる奴らがこれから100年、200年と世界中で増えていったらいいなと思う。

 自由と平和さえあればあとは水深30cm以上ならば世界中どこでも行ける。シリアもイランもイエメンも海の美しい国だし、パレスチナの海もいい。ガザには空爆の合間を縫ってサーフィンしている若者たちもいるくらいだ。帰国したら子供達、若者達に海のスポーツの自由と平和のスピリットについて、伝える活動もやっていきたいなと思う。


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like an alien

2015-02-13 18:26:02 | 日記






Nachchikudda,Kilinochchi district now

Hundreds local people stare hard at me.But they are very good hearted people, just their curious.

I am like a first-contacted Alien from the other space with UFO for them.

In the civil war era till 6 years ago, this in one of the nightmare place.

Peace forever.
and Seakayak is a Peace&Freedom ship.

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manner

2015-02-12 12:31:52 | 日記




Mannner Now.
North west part of the Sri Lanka
very close to the India.

I have already done south part of sri lankan coastline from Negombo to Kalmunai,and then I started to paddle again north part from Negombo.

On the east coast, it was very strong north east wind around 25mph or more everyday, so it's very hard to go up against, that's why I changed the direction again for the economical paddling.

I carried my kayak by local bus from Kalmunai to Negombo. It was funny experient.

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最南端近く

2015-01-16 10:03:02 | 日記

 スリランカ西海岸のニゴンボ~コロンボ~カルタラ~アンバランゴダ~
ウナワトゥナ~ミリッサまできた。
 もうすぐ最南端。コンパスは北に向くことになる。


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スリランカ海旅スタート

2015-01-12 16:09:29 | 日記

 1月6日にスリランカに到着。
 しばらく準備を整え、新しい大統領の誕生を見届けた後、
 1月10日、西海岸のニゴンボから海旅をスタート。

 初日はコロンボの北、ヘンダラという町に隣接する、
 通称UKと呼ばれる漁船に着陸。
 漁師達に歓迎される。

 10年前の津波の被害がモロにあった場所で、知り合った
 津波孤児のマンジュウ君という若者と茶を飲みながら色々話す。
 親兄弟全員亡くなったそうだ。
 素朴でいい奴だったが、
 現在はヤクの売人をやっているらしい。
 スリランカで何かあったらオレの携帯にいつでも電話してくれ、
 と言う。 
 まあこれはスリランカ人のお約束的ご挨拶。

 2日目は朝6時に離陸、コロンボ港の外周を大回りする。
 途中2隻のスリランカ海軍の船と出会い、どこに行くのか聞かれた。
 途中からうねりが高まる。
 インド洋、アジアモンスーンの胎動を感じさせる、
 なかなかパワフルな波ウネリ。 
 海岸線はダンパーエリアとなり、ビーチランディングが少々難しいので、
 港や船だまりを探す。
 が、どこに行っても港や防波堤の類いは全くない。

 仕方ないので、沖から海岸線を見て、
 一番波の穏やかそうな場所を見つけて着陸。
 カルタラ・ノースというひなびた漁村と、
 リゾートとが混在する海辺。 

 着陸したすぐ目の前のちょうどいい場所に安いホテルがあり、
 そこで一泊することにした。


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「本物の生命の鼓動」とダンスするアート

2015-01-04 22:57:50 | 日記

 新年早々、この1~2月にシーカヤックでスリランカを
 ぐるっと周る海旅の準備に明けくれています。
 写真は五分割のシーカヤックです。このカヤックをバラして飛行機で運び、
 現地でカヤックの荷室にテントその他野営道具一式積み、
 北海道の五分の四の面積、外周1200キロの海岸線を旅します。

 スリランカの面白いのはまず、
 動植物たちの生命の息吹が濃密なところですね。
 野生のクジャクやイグアナ、リス、ナマケモノなど、普通は動物園でしか見ないような鳥獣がそこらの村の中でほっつき歩いていたりします。さらに動物保護区に行くとヒョウやゾウ、クマ、バッファローなどが闊歩しています。またヨーロッパ、東アジア両方向からやってくる渡り鳥の越冬・営巣地であり、あちこちで鳥の編隊が大空を彩っているのが目につきます。
 
 それらを支えるのが水辺の豊かさで、島内には数千個の湖が点在し、海岸線には複雑なラグーンが内陸まで入り込んでいる、まさに水の国です。   水に育まれた植生も豊かで、何千種類もの植物が、アーユルヴェーダの薬草として利用されています。
 海は、クジラ、イルカ、ジュゴンなど海洋生物のホットスポットとして知られています。

 で、この国の、人間と動植物との共生のバランス感覚がぼくは好きというか、直感的にめちゃピンとくるものがあるんですね。「生命」という意味において、人間と動植物との分け隔て、壁、ボーダーが限りなく薄い、というかグラデーションでつながっている感覚。スリランカは敬虔な仏教徒が大半を占める国でもあるんですが、「生きとし生けるもの、生命を尊ぶ」というブッダの教えの最も核心的な部分がここには今でも生きているなと、昨年訪問して思ったんですね。

 この21世紀、そしてポスト3.11時代の現在において、最も置き去りにされているけれど最も大切な価値観とは結局人間のみならず地球環境全体の「生命を尊ぶ」ってことですから、そのエッセンスに触れてみてハッとした、ビビビンと来たというわけです。リグ・ヴェーダとか、東洋の自然観の最も古いところに繋がりつつ、テクノロジーとも共存しうる最も新しい未来を感じさせる空気感、触発、ヒントみたいなものをスリランカで感じました。で、ならば生命や自然の鼓動に最も近い乗り物「シーカヤック」で旅しようと思うに至ったわけです。というか、シーカヤックで海旅することって、自分も新種の海洋生物の一員になるみたいなものだから。
 溶け込むんだよな。

 自分にとっても、またアイランドストリームの今後にとっても、シーカヤックやアウトドアの可能性を探求する意味でも、いい転機になる旅にしたいと思う。いずれスリランカにエコツーリズムの店を出したいし、また紀行をまとめた本を刊行したいと思う。

 シーカヤック海旅とは、スポーツでも探検でも制覇的冒険でもなく、「本物の生命の鼓動」とダンスするアートなのである。


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軽自動車内に5mFRPシーカヤック収納

2015-01-04 22:31:01 | 日記

 近々スリランカに持って行くウォーターフィルドカヤックス社の
 シメスタ500 5分割。
 注文してたものが昨年末ギリギリにやっと出来上がり試乗。

 ハッチに荷物を積んでもなかなかいい乗り心地。
 多分海外で本格的シーカヤッキングするにおいて、
 これ以上の右腕はないだろう。

 もちろんこれを飛行機に乗せていくわけだけど、
 ちょっと試しに軽自動車に乗せてみると、
 何とこれがラクラク乗りました。

 カヤックのみならず、パドルやキャンプ用品一式積み、
 かつ一人分の車中泊スペースすらあります。
 すごい。

 軽自動車で、5メートルの本格リジッドシーカヤックを
 車中に乗せてどこでも運べる時代。
 
 こんなのを考え、作ったウォーターフィールドの水野さんは、
 天才だと思いますね。

 なお、アイランドストリームでも5分割シメスタ500を
 販売取扱いしていますので、興味ある方はお気軽にご連絡ください。
   sunnyrain@nifty.com 


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5回から10回

2015-01-04 21:42:42 | 日記

 皆さん、あけましておめでとうございます。
 旧年来はどうもお世話になりました。 

 今年もよろしくお願いいたします。

 今年はまず、さっそくですが1月~2月にかけて、
 スリランカをシーカヤックで一周海旅します。
 今、その準備に明け暮れているところです。 

 帰国後、3月20日からアイランドストリームのツアーを再開しますが、
 今年もいいツアー、イベントを次々開催していきたいと思います。
 和歌山・湯浅湾をベースとして、
 紀伊半島を中心として、
 関西エリアには面白い自然場所、魅力的なカヤックフィールドが、
 まだまだたくさん隠されています。

 何百回も経験したベテランでなくても、
 5回~10回程度経験、練習しただけで、ツアー参加ならば誰でも、
 「こんな場所があったのか・・・」と驚く程の場所に行けるのが、 
 カヤックという乗り物の底力でもあるんですが、
 ぼくはガイドとして、そんなフィールドを数限りなくストックしています。
 
 去年カヤックに興味をもたれ、これからもやっていきたいと思う方は、
 今年ぜひ、まずは5回から10回、経験してみてください。
 見える世界がぐーんと変わってきますよ。

 ちなみに帰国後3月20日にツアースタート後、
 下記の様なスケジュールを考えています。
 よろしければ今から皆さんのスケジュールと合わせて、
 プランを立ててみてくださればと思います。

【3月21日(土) 高野山町石道ピーストレッキング】
 祈りの聖地・高野山への巡礼道をロングウォーク。
 http://homepage3.nifty.com/creole/kouyasan.html

☆【3月26日(木)~4月9日(木) 湯浅湾桜花見カヤックツアー】
 美しい春の湯浅湾でワンデイツーリング&桜の隠れた名スポットへ
 http://homepage3.nifty.com/creole/hanamiyuasa.html

☆【4月10日(金)~14日(火) 近江八幡桜花見ツアー】
 岸辺の桜と春の風情を楽しみながら、ヨシ原の迷路を縫いゆくツアー。
 http://homepage3.nifty.com/creole/suigoutour.htm

☆【4月15日(水)、16日(木) 奥琵琶湖・海津大崎・桜花見ツアー】
  奥琵琶湖の桜の名所を湖上から心ゆくまで堪能します。
 http://homepage3.nifty.com/creole/kaizu.html

☆【4月25日(土)~14日(火) アースデイ カヤック体験会】
 カヤック試乗会、ビーチクリーン&ゴミ調査、音楽ライヴ、
 スライドショーなど盛りだくさんの内容
 http://homepage3.nifty.com/creole/earthday.html

☆【5月13日(水)~14日(木) みなべ海岸キャンプツアー】
 神の住む島、海ガメの寄り来る海岸線をゆき、秘密の無人のビーチでキャンプ
 http://homepage3.nifty.com/creole/campminabe.html

☆【6月22日(月)~23日(火) 南紀串本キャンプツアー】
 黒潮の海を漕ぎ、サンゴの海でシュノーケリングする贅沢なキャンプ。
 http://homepage3.nifty.com/creole/kusimototour.htm


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第十二回瀬戸内カヤック横断隊レポート

2014-12-27 11:18:12 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先月に参加した瀬戸内カヤック横断隊。
 カヤックのハッチにテント、寝袋、食料品その他装備品を積み、
 小豆島から山口・祝島間約280キロをシーカヤックで漕ぎ渡ってゆく、
 無補給、テント暮らしの7日間。

 今年も参加しました。

 そのレポートを横断隊公式ブログサイトにアップしました。 
 結構気合い入れて書きましたので、読んでいただければ幸いです。
 http://oudantai.blog98.fc2.com/blog-entry-262.html

 


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