プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

アイランドストリームからのお知らせ

2008-08-22 01:33:37 | インポート

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 お盆が明け、真夏のギラギラ感のピークが過ぎるとともに浜辺の海水浴客も減り、いつもの落ち着いた美しい海に戻りました。と言ってもまだまだ夏の海の楽しさ、気持ちよさがたっぷり味わえる季節が続いています。海水温は陸上の季節の1~2ヶ月遅れで推移していくので、海の中は引き続き真夏の装いで華やいでいます。一方シーカヤックで海上から眺める風景、特に傾いた西日とそれに照らし出された海面や断崖絶壁が、秋特有の透明感をかすかにかもし出し始めています。この絶妙なコントラストがいいんだよね。
 季節が微妙に推移していく日本独特の海景を味わえる、アイランドストリームの湯浅湾シーカヤックツアー。。
 普通の人はまず味わうことのできない贅沢な体験。ぜひお見逃しなくご参加ください。ちなみに湯浅湾は関西圏近郊とは思えないほど透明度の高いエメラルドな海水を誇っています
 初心者から経験者の方まで、みなさんを心より歓迎いたします。

 ツアーのお昼休みにはまだまだシュノーケリングも楽しめますので(9月後半~10月前半くらいまで)、お盆までの間にツアーに参加しそびれちゃった方もぜひぜひ足を運んでくださいね。浜辺の海水浴客も少なくなり、ごちゃごちゃした感がなくなった美しい海をたっぷり満喫できますので、むしろ今の時期のほうがお得感があり、断然お勧めです。

 シュノーケリングでは、カヤックでしかいけない場所で、チヌ(黒鯛)、グレ(メジナ)、ベラ、カワハギ、イカ、ガシラ、アジ、キスなどのほか、黒潮に乗ってやってくるスズメダイやチョウチョウウオといった熱帯魚も鑑賞できます。熱帯魚系は、むしろ夏の終わり/秋口のこれからの時期のほうが数多く鑑賞できます。
 
 シーカヤックを漕いで海上の潮風を浴び、シュノーケリングで海水に全身包まれる、とっても気持ちいい海体験。体全体を使って、より海と親しくなれるシーカヤックツアーが続いています。。ぜひお見逃しなくご参加ください。
また、夜光虫ナイトツーリングも大好評です。海遊びの究極中の究極!! 興味ある方はアイランドストリームまでお問い合わせください。


根源的

2008-08-21 16:15:31 | インポート

Miller

  おかげさまでこの時期すごく忙しい日々を送らせていただいていますが、多忙や逆境などを乗り切るエネルギーの源としてぼくはしばし思い出したようにヘンリー・ミラーの傑作「北回帰線」を読むという習慣があります。これ読むとなぜか元気出てくるんです。

 アメリカからパリに渡ったミラーは、一文無しのプータローとなり毎日毎日、放浪とセックスと堂々めぐりの思索を繰り返す、どうしようもなく無益な日々に明け暮れている。要はその日常をただただ書き綴った私小説なんだけど、無一文のどん底生活ゆえに浮き彫りになってくる素っ裸な自分自身の存在。それがすごい。失うものが全く何もない状況で、だんだんだんだんクリアーになってくる、一個の人間としての生命感。「何やってんだろうかオレは」と、胸の焼けただれるような焦燥感に追い立てられながらも、追いつめられれば追いつめられるほど逆に水晶のように純度を増す、生命そのものに対する圧倒的な讃歌。そいつがすごいのである。

 放浪の中で、セックスの中で次第にイマジネーションが膨らんでいき、その詩的な思索が地球の裏側にまで飛んだかと思うと、宇宙にまで行き着く。そして突如、原始時代になったり2年前になったり未来になったりと、時空を超越する。そのほとばしり、色彩感覚あふれる文章の流れに、人間の生命の根源的なパワーを感じさせられ、元気出てくるってわけ。


ダンスパーティー

2008-08-20 13:01:17 | インポート

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 お盆が過ぎ、海辺の喧騒もとりあえずひと段落つきました。これらの写真は海水浴客が捨てて行ったゴミの山です。うちのシーカヤックツアーに来られるお客さんはみなマナーがきちんとされていて有難いのですが、一方この時期に海水浴に来る人たちにはもうほとほとうんざりさせられちゃっています。自然の美しさどうこうというより、ただただ「夏=海~」という単純な合言葉のもと大挙して押し寄せる皆々様方です。もちろん中にはマナーのよい方もいるでしょうが、そんな良識もゴミの山とハエの羽音にかき消されてしまっている状況です。

 お盆明けの月曜日に地元の老人会の人たちとともに浜の清掃をしました。

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 こういうゴミを今一度全部袋から取り出し、中身をひとつひとつ分別しました。いやあ、すさまじい作業でした。ふと思ったんだけれど、写真って、においも撮れたらすごいだろうね。何日も炎天下に置かれていた生ゴミの発酵したにおい、ああ、とんでもなかったです。

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 生ゴミや食品パックのごみから出てくる出てくる、ああウジ虫やウジ虫や。袋の中身を今一度道路上に広げると、たくさんのウジ虫が踊りに踊っていました。もしかしたらこのブログを読みながらご飯を食べている人もいらっしゃるかもしれなくて申し訳ないですけれど怒りのあまり言わせていただきますと、名づけて、「ウジ虫たちとのダンスパーティ」。お盆明けの朝もはよからダンスパーティを楽しませていただきました。なお、ここでのウジ虫とはウジ虫そのものとゴミを捨てていく連中とのダブルミーニングを含んでいます。

 ああ、やっと喧噪のお盆が終わった。やっとまともな海に戻るのでホっとしている。