goo blog サービス終了のお知らせ 

プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

ブログ引っ越し

2025-08-05 20:25:59 | 日記

このブログのプラットフォームである、gooブログがこの秋にサービスを終了するようです。
それに際して、本ブログも引っ越ししました。

引っ越し先のアドレスは下記になります。
https://islandstream.hatenablog.com/

なお、過去記事もあわせて全部引っ越ししていますので、すべてこれまで通りご閲覧できます。

ちなみにこちらのgooブログの方が完全閉鎖されるのは、11月10日前後になるようで、
一応それまではこちらの方にも新ブログ同様、新しい投稿をアップしておきます。

ですが、できるだけ新アドレスの方をブックマークしていただけると幸いです。
これまでのご閲覧に感謝しつつ、引き続き、よろしくお願いいたします。


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森と黒潮と神話の旅

2025-07-30 15:14:00 | 森と黒潮と神話の旅
 


拙著「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)、ようやくカバー共に本文も校了し、8月26日に全国書店で発売です(カバー、ちょっと渋く地味っぽいが、まあいいか)。
 
 なお、うち(アイランドストリーム)から直接に先行予約を頂ければ、直接お客様へ配送いたします(送料無料)。そのページを作りましたので、よろしければ。
 
またクレジットカードご購入リンクはこちら
 
『本の内容紹介』
まえがきより──「この旅は、オーストラリア先住民アボリジナルの、ソングラインのような旅だった」。二本の足で山を越え、二本の腕で海を漕ぎ進む中で、日常では眠っている生身の身体感覚を呼び覚まし、山と海が織りなす自然の鼓動を体感していく、いわゆるアウトドアトリップとしての道行き。(中略)身一つで自然の懐に分け入り、訪れる場所ごとに発せられる独特の空気感、風、気配、植生、匂いなどに意識を傾ける。そしてその上で、土地に刻まれた歴史、物語、詩や歌、あるいは生命のミステリーを心に刻み、隠された意味を解読し、一つ一つをつなぐことで、目に見えない地図を描いてゆく──
 
「心に響く感動的な文章で、いまもっとも大事な価値を伝える。次世代にもつなげたい、生きることの根源的な意味とは。」(出版社のコメントから)
 
約四半世紀にわたり、「自然の鼓動にたいして敏感に調律された乗り物」カヤックを主としたガイド業や自然の中での旅を続けてきた著者・平田つよしが、その経験から得た感覚的知見を元に、吉野・熊野・伊勢といった日本を代表する「自然文化の聖地」を旅し、日本文化の源流を探っていく試み。
自然に深く感じ入り、五感とイマジネーションを駆使することで見えてくる、この世界の実相や来たるべき未来について、迫っていきます。環境問題や持続可能性などエコロジー的なトピックと共に、グローバリズムやナショナリズムなど人文学的なトピックにも触れ、ただ個人的な旅の話にとどまらず、自然文化の見地から極めて現代的な問題に向き合っている部分に、本書のオリジナリティがあるといえるでしょう。
 
風と波、生き物と沈黙──そのすべてと交感しながら、場所と言葉が共鳴して立ち上がってくる感覚のプロセスが、緻密で透明な文体によって編み上げられていく。 人と自然のあいだに新たな関係を築こうとする、最古にして最新のビジョン。 次の世代に伝えるべき、「感じる知」としての一冊
 
よろしくお願いいたします。
 

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インド音楽ライヴ

2025-07-08 10:23:22 | 音楽

 ちょっと先の話になりますが、今度9月20日(土)、当店アイランドストリームにて、インド音楽のライヴを開催します。

 内容は、上記チラシの写真通りです。

 タブラ×サントゥールの演奏、
 聴くヨガのような心地よいひとときを。

 予約受付中


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荒ぶる自然と静寂の美

2025-06-26 16:38:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、98回目の今回は、荒ぶる自然と静寂の美の結晶である、とある洞窟についてです。興味ある方はどうぞご一読ください。


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雨の柱

2025-06-25 21:16:00 | 日記



海上で迫ってくる雨雲。 
こういうダイナミックな自然現象の変化って、さまざまなことをこちらに語り掛けてくる。

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出版業界

2025-06-13 10:24:00 | 森と黒潮と神話の旅



 近日リリースされる自著「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)は最初6月26日発売予定だったけど、ちょっと日が延びたようだ。https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135405.html

 まあ出版業界って、未だによくわからない世界だ。仕事は遅いし、理解できない慣習みたいなものもある。少なくとも、有名じゃない書き手にとって、取り巻く環境は非常によろしくない。
 じゃあお前はなんで本なんかを選ぶんだと言われるだろうけど、結局メディアとして「本」が最も優れているというか、信頼が置けると思うから。理由は2つある。

 一つは、あらゆるメディアの中で唯一、受け手側に主導権があること。たとえばテレビ、ラジオ、YouTubeなどは、受け手は完全に受け身というか消費者だ。時間の流れに身を任せ、最後まで話を聞かなきゃ意味が分からないがゆえ、一本10分の動画でも「長いな」と思ってしまう。おまけにCMまで見させられる。一方本は、飛ばし読みもできるし、パッとページを開いた途端、カメラアイのように文字が入ってきて心が揺れ、脳がスパークすることがある。意外に瞬間的な媒体なのだ。そもそも暗号のような文字列を読解するのは己自身だし、その本の良さが分かるのは、読む人間の感覚や知性が素晴らしいからであるとも言える。

 あともう一つは、本はコミュニケーションツールとして優れているという点。執筆中は「こんな内容、分かる奴いるんかな」「発表するあてもないこんな文章を書いてる俺って究極の馬鹿かもしれんな」などと思ったりもするが、いざリリースしてみると、全く見ず知らず、なんの接点もない赤の他人が読んでくれていたりする。さらには「感動しました」といってレビューを書いてくれたり、実際に店に訪れてくる人もいる。それは自分の作品というより、「本」というものの特性として、読み手の感覚や知性が素晴らしいわけだけど、そういう良い人と好い関係性で繋がることができるという意味で、コミュニケーションツールとして優れているってわけ。

 だから別にバズらなくても、そういう人が1000人ほどいたら、面白いなと。

 しかし先にも言ったとおり、出版業界は書き手の環境としては、あまりよろしくない印象。ならば自分でレーベルを立ち上げようかなと、最近よく考える。


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動物っぽい岩々

2025-06-10 21:22:00 | 紀伊半島
















 今日は動物っぽい岩が立ち並ぶフィールドへ。川の河口のヨシ原から太平洋の大海原へワープ。

 上の写真はキングコブラ岩と呼ばれる岩。
 ほかオオカミが空に向かって遠吠えするような岩や、カミツキガメみたいな顔した岩など。

 再び川に戻るとヘビが泳いでいた。

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白崎

2025-06-10 21:14:00 | 紀伊半島









先日、恐竜の背骨みたいな白崎海岸へ。


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中古艇情報

2025-06-06 07:14:53 | 道具

カヤックの中古艇情報、2艇販売中
(お客様からの委託販売品)

☆写真上2つがフォールディングカヤックの、
●アルフェック・ボイジャー460T
になります。販売価格は170,000円(定価258,000円 )
なお、付属品として下記のものも含まれますが、全てを合計すると
定価が35万円以上になるかと思いますので、かなりお得です。
※数回程度使用しただけの美品です。

◯コーミングカバー1人用と2人用
◯パドル2組
◯フローテーションバック リア用フロント用
◯シーソック スモール
◯ビルジポンプ シアトルスポーツ
◯スプレーカバー スモール
◯シーフラッグ
◯ダブルアクションポンプ
◯レスキューロープ20m
※パドルとビルジポンプ以外はモンベル製品
本体とパドル以外は未使用です。

☆そして下二つの写真が、ボレアルデザイン社の
●イプシロン P100 というポリエチレン艇です。
安定性、直進性共にあり、荷室も広くキャンプツーリングから、
ある程度の長距離漕行にも適応したモデルです。
販売価格は150,000円(定価250,000円)
※10回程度使用の美品です。

いずれもアイランドストリームに直接引き取りに来られる方が条件となります(配達の場合、別途費用をいただく形になります)。
https://www.island-stream.com/
なおお支払いは現金か指定口座への銀行振り込みでお願いします。
その他、何かご質問事項がありましたら、ご連絡ください。


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ガイドスタッフ募集

2025-06-04 10:54:00 | 日記
 


■■ ガイドスタッフ募集
 
 現在、アイランドストリームでは、シーカヤックおよびSUPのツアーガイドを募集しています。いずれも採用時には、きちんと基礎からお教えします。
 様々な方に楽しんでいただきながら、自分のアウトドアレベルや自然観も高めてゆける、やりがいのある仕事です。
 
 ●週末ガイド 
 ●繁忙期ガイド(7月~9月)
 ●5月~10月までフルタイムガイド・スタッフ
 
 ・やる気と体力あれば年齢不問
 ・経験者優遇ですが、やる気があれば経験なくても可(トレーニング要)。
 ・多忙期にリーダーとして任せられる方には、高給優遇します。
 
 ☆週末ガイドは、他の仕事をしつつ、ただの趣味にとどまらず、
  より本格的にカヤックやSUPに携わってみたい人に向いています。
 ☆繁忙期ガイドは、現在急募中です。
 
 条件その他詳細は下記もご参照ください。
 
 応募される方はメッセージ、メールもしくはウェブサイト記載の電話番号にお電話ください。またご検討中でご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。

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地球のロックンロール

2025-06-04 10:40:00 | 新聞記事



 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、97回目の今回は、「骨と骨が響き合う、地球のロックンロール」についてです。興味ある方はどうぞご拝読ください。

 この連載、ちょうど丸8年続け、9年目に入ります。
 いつまで続くかな。


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ソングライン

2025-05-28 09:57:00 | 森と黒潮と神話の旅
 


近日発売予定の拙著「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135405.html ですが、
カバーデザインが仕上がれば、アイランドストリーム内にも予約ページを作る予定です。よろしくお願いいたします。
 
 実のところ、この本のタイトルは「ソングライン」か、もしくは「環太平洋ソングライン」にしたかったのですが、社の人に「ソングラインという言葉は社会一般的ではない」と言われ、「そうかな?」と思ったのですが、マニア向けではなくごく一般の人に良書を届ける、という彩流社の方針も理解できるので、再考して上記の題名となりました。
 
 一方「ソングライン」にしたかったというぼくの考えにも理由があります。きっかけは数年前にさかのぼります。
 
 ぼくの一作目の「インスピレーションは波間から」という作品を出した「めるくまーる社」の出版物の一つに、紀行文学として世界的に著名なブルース・チャトウィンの「ソングライン」という本があります。ほかにめるくまーる社はインディアン本とか「精神とランドスケープ」シリーズとか、先住民文化系とか、特に90年代に素晴らしい本をたくさん出していたのですが、オウム事件以降、精神性を打ち出すものは怪しいとなんでもかんでも否定する世の中の風潮に一変し、めるくまーる社もトバッチリを受けて規模を縮小せざるを得なくなり、現在に至ります。
 
 で、ぼくは一作目の「インスピレーションは・・・」の原稿を「山と渓谷社」でボツにされたあと、ダメ元でめるくまーる社に送ったところ、創業者の方にいたく気に入られ、即、湯浅のうちの店にまで足を運んでくださり、「この作品を最高の形にして出したあと、私は引退する」と言っていただきました。そのときぼくは、僭越ながら、一つのスピリットを受け継いでいかなきゃなと思ったものです。まずは、1作品に終わらず、ゆっくりでも入魂の作品を書き続けていこうと決意しました。そんな流れでこの「森と黒潮…」も書いたわけですが、やはり、めるくまーる社の有名出版物の一つである、「ソングライン」を意識して書いていました(あれに比べればだいぶ短いけど、エッセンスを凝縮して書いています)。
 
 記号的な地名ではなく、歌によって土地の気配や音やにおいや地形のリズムを立ち上げ、それを地名としてつなぐソングライン。それはオーストラリア先住民だけではなく、私たちの足元にも、風と潮と神話と感覚の中に、存在している。と。

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サンセットバーベキュー

2025-05-27 15:17:00 | 日記







アイランドストリームのベースでシシ肉バーベキュー。
 
秒ごとに色彩を変えてゆく空と海を眺めながら。


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森と黒潮と神話の旅

2025-05-26 13:45:00 | 森と黒潮と神話の旅
 

 来月、本を出版します。

「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)というタイトルで、6月26日発売予定です。と言ってもまだカバーデザインも上がってない上、2校ゲラもあがってないのでホンマに間に合うんかという感じですが、出版社の紹介ページにはすでに載っています。
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135405.html

 内容は下記のようになります。 
『歩くことと漕ぐこと──人間のもっとも根源的な身体行為を通じて、日本列島を環太平洋上の“響き合う島々(ヤポネシア)”としてとらえなおす旅路。吉野・熊野・伊勢の森を抜け、黒潮の沿岸を進む中で、目には見えないけれど確かに感じられる“道”をたどっていく。
それは地図には載らず、標識もない道。
だが、風の流れや潮のリズム、山の沈黙と共鳴しながら進むその旅には、美しく調和した一本のラインが確かに浮かび上がる。

旅に通底するのは、オーストラリアの先住民が語る「ソングライン=歌の道」という感覚。歌われることで立ち上がる場所の気配、空気の密度、地形のリズム──それを著者は紀伊半島の山と海に重ね、風や波の調和点に身体を合わせる。

その旅路はやがて、土地に沈む記憶を呼び覚まし、千年、万年の時間の奥行きを、身体を通して遡る行為に変えてゆく。そして、過去を踏みしめるその足取りの反転のなかから、未来に通じる道筋が少しずつ姿を現しはじめる。

描かれているのは、旅の記録ではなく、思索の構造でもない。
風と波、生き物と沈黙──そのすべてと交感しながら、場所と言葉が共鳴して立ち上がってくる感覚のプロセスが、緻密で透明な文体によって編み上げられていく。

感動的な文章で綴られたこの書は、
人と自然のあいだに新たな関係を築こうとする、最古にして最新のビジョンそのものである。
次の世代に伝えるべき、「感じる知」としての一冊。』

よろしくお願いします。


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ひなびた風情とトロピカル

2025-05-20 06:11:00 | 紀伊半島











 先日の日髙海岸〜由良湾ツアーにて。

 やや半島状になった地形のせいか、潮通しがよく、黒潮分流からの海水も届けられて、透明度高く、陽が出るとトロピカルな風情が増す。ひなびた雰囲気と相まって味わい深い。

 由良湾奥の造船所ではドック入りする巨大な天然ガスタンカー。


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