


マイケル・D・ジャクソンという名のニューシーランド出身の人類学者がいることを知る。
人間の「経験」「移動」「関係性」を、詩的言語と人類学的分析で融合することを
ライフワークとしているらしいが、めちゃいいことを言っている。、
「帰属とは、地図に名前を書くことではない。
風が肌を撫でる感触や、土の匂い、沈黙の中のまなざし──
そういうものと共に“居る”ことなのだ。」
「人は、ときに言葉を持たずに語らねばならない。
石の重さや、炎の揺れや、夜の音の中で。
そこに“意味”はない。ただ、“共にある”という真実だけがある。」
「旅はいつも、外へ向かっているようで、
その実、沈黙のなかで、自分の内側に降りていく道だ。」
これって、アウトドア旅の本質そのもの。
またこんなことも言っている。
「人類学とは、他者を理解する技法ではなく、
人間であるとは何かを、共に感じ続けるための問いかけである。」
人類学にめちゃ興味を持ちつつ、人類学の本を読むのが超苦手なぼくにとって、
響くものがある。
実にいい。
今日のツアー中、湯浅湾内のタテカルモからヨコカルモの間の1キロくらいの海峡をヘビが横断していた。最初ウミヘビか? と思ったけどこれは模様からして多分無色系のヤマカガシだろう。よく見ると顔、かわいい。
ウミヘビはごくたまに見るが、陸のヘビが海をわたる姿を見るのは初めてだった。
近寄っていくとカヤックを陸と思ったのか、デッキから這い上がろうとしはじめたが、ツルンとすべって海に落ち、次にお客さんのカヤックの方に近づいていった。お客さんはヒャーッと言い素速く漕いでかわすと、やつは何事もなかったように再びヨコカルモの方向を目指して泳いでいった。その姿は未知の世界を目指して進みゆく冒険者のようだった。
当店アイランドストリームの公式ホームページが昨年末からしばらく見れない状態に陥っておりましたが、やっと通常通り閲覧できるよう復旧いたしました。皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。http://www.island-stream.com/
かなりの期間に渡ってご不便をお掛けしたことをお詫びする意味でも、事情を簡単に説明しておきたいと思います。
本サイトは某サーバー管理会社を通して公開していたのですが、その会社が突然廃業されたのか、サイト閲覧ができなくなったまま連絡も取れなくなりました。電話、メールを繰り返しても、なしのつぶてです。仕方なくサーバとドメインを別会社に移管しようとしたのですが、元の管理会社が移管権限を有しているため、その会社の許可を取らないと、移管できないという状況でした。
これは困ったということで、あちこちの筋にコンタクトを取り、このたびようやくサーバーとドメインを別会社に移管し、再度、通常どおり閲覧できるようになったという、そんないきさつがありました。
ご不便をお掛けして申し訳ございませんでした。
今後は問題なく閲覧していただけますし、さらに少しずつよりよいページに変えていくつもりです。春以降のツアー&イベントスケジュールも、さっそくアップしたのでよろしければご覧下さいませ。
また、しばらくサブとして紹介しておりましたもう一つのホームページももちろん、継続しています。こちらは今後、より広い意味でのアウトドアや自然文化にまつわる情報発信のサイトにしていきたいと考えています。二つのサイトを上手く使い分けながら運営していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
☆メイン・ホームページ http://www.island-stream.com/
☆サブ・ホームページ https://island-outdoor.com/