プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

晩秋のツアースケジュール

2022-10-30 14:01:51 | 紀伊半島

 アイランドストリームでは定番・湯浅湾ツアーのお客さまの足が落ち着くこの時期、リピーターの方対象の、様々な場所でのカヤックツアーを実施。湯浅湾を玄関口とするならば、その奥にはさらに様々な魅力的なフィールドが紀伊半島/関西一円には点在します。そちらへとご案内。とくに南紀のエリアはまだまだ暖かく、秋の海の風情が楽しめます。スケジュールは下記のようになります。
 ご予約受付中。 

【11月12日(土) 南紀・田辺湾シーカヤックツアー】
 黒潮の息吹を感じながら、美しく散りばめられた島々を巡る
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=tanabe

【11月13日(日) 南白浜シーカヤックツアー】
 河口付近のアシ原の風情から一転、奇岩が並ぶ太平洋沿岸へワープ
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=minamishirahama

【11月19日(土) 南紀・串本シーカヤックツアー】
 黒潮がダイレクトに当たる沿岸の、変化に富んだ美しい内海を巡ります。
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=kushimoto

【11月20日(日) 那智勝浦シーカヤックツアー】
 洞窟、小島、入江など、カヤックでしか行けない見所満載の一級フィールド
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=nachikatsu

【11月23日(水・祝) 青蓮寺湖・紅葉カヤックツアー】
 清冽な山間の湖上を漂い、美しい紅葉を眺めるツアーです。
 http://islandstream.la.coocan.jp/shourennji.htm

【11月26日(土) シーカヤック・ナビゲーション講習】
 天候・海況の読み方、地図・海図の読み方、
 コース取りのセンスなどを総合した状況判断スキルを学びます
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=navigation

【11月27日(土)南紀・みなべ海岸シーカヤックツアー】
 ウミガメも寄りくる海岸から神の住む無人島へ
 https://www.island-stream.com/sea_kayaking/index.php?p=minabe


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親子カヤックキャンプ

2022-10-24 12:53:00 | 紀伊半島
















 先日行いました親子カヤックキャンプ教室ですが、コンディションにも恵まれ、無事終えることができました。シーカヤックでのキャンプとはアウトドアの究極のキャンプスタイルであり、それそのままで災害時のサバイバルにも直結する行為ですが、皆様よい体験になったかと存じます。

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地球とクジラ

2022-10-14 09:29:00 | 新聞記事



毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、63本目の今回は小笠原・父島です。カヤックで鯨に出会うと、かなり血沸き肉踊ります。そのことなどについて。
 興味ある方はどうぞご一読くださいませ。


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潮岬

2022-10-06 06:51:00 | 紀伊半島













 本州最南端、潮岬プライベート・トリップ。素晴らしかった。

 岬のあちら側とこちら側は風表と風裏の関係で、別次元のように異なっていた。凪の風裏ではエメラルドの海水が漂い、潜るとサンノジハギの群れやイワシの群れが海中を流れ、1メートル近い青ブダイが悠々と岩の合間を泳ぎ、ヘラヤガラが宙空を漂い、小型のハタ系が海底から身体を翻して見え隠れしていた。

 三枚目の写真は典型的な黒潮の色。
 ダークブルー、群青色というやつ。
 深場だと光を透過しないのでこのようなダーク系になるけれど、光が通る浅場になると四枚目、五枚目の写真のように輝くような、宝石のような色味を開く。

 こんな自然の営みやシークレットも、そこそこの距離を漕いで周遊してこそ分かるというもの。誰も知られざる、素晴らしい場所って山ほどある。実際。そこにアプローチする最良の道具がカヤックだ。

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太古の地球を流れる川

2022-10-06 06:32:00 | 紀伊半島

















 先日行った、古座川ツアー。
 太古の地球が大地や山々をぶっ飛ばしたエネルギーがビンビン伝わってくるような形状の山や岩肌のゴツゴツ感と、それと対照的に白昼夢を誘う午後の川面の柔らかさが美しい。


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串本ツアー

2022-10-06 06:18:00 | 紀伊半島















 先日の串本ツアー。
 やはり黒潮直系のこの海はDNAレベルで心身に染み込んでくる心地良さがある。

 近年、カヤックというとカヤックフィッシングやシットオンでごく近場をちょい漕ぎしたりするのが主流になってしまっていますが、それより一日で15〜20キロほど漕ぎ、場所ごとの自然景観の移り変わりを体感しながら移動してゆくことに深い良さがあります。で、その中に釣りやシュノーケルなど海遊びの要素、またはキャンプやトレッキング(上陸した島などの散策)を取り入れるというスタイルが本流だと思いますね。

 別に人の指向性についてケチをつけたいのではなく、漕ぎがきちんとできないといくらチョイ漕ぎだと言っても風で帰って来れなくなったりする事もありますので(実際そうなって漁師に助けられ、「カヤックはけしらかん」などと言われるケースが増えている)、まずはカヤッカーとして漕げるようになった方がいいですよ、ということ。

 別にエキスパートクラスにまでなる必要はないけれど、ある程度漕ぎの力をつけておくと、さまざまな自然形態を一日のうちに楽しめ、その中で想像力を駆使して海遊びも取り入れられ、面白さは何十倍、何百倍にも増してきます。

 そんな基本が再確認できる典型的フィールドでした。

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