プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

桜花見カヤックツアー

2021-01-17 14:00:50 | 近江八幡桜花見

 毎年恒例で開催している「近江八幡水郷・桜花見カヤックツアー」ですが、今年は4月10日(土)、11日(日)、12日(月)、13日(火)、14日(水)の五日間で開催します。

 昨年はコロナの影響を鑑み、中止にしました。
 今年もコロナ状況を横目で見ながらになりますが、開催するつもりで予約受付中です。

 水上から眺める桜の優雅さだけではなく、
 土手に咲く菜の花、
 空高くさえずるヒバリ、
 浅瀬で産卵するコイが魚体をひるがえす音、
 あたたかい午後の日差し、
 風になびくヨシ原、
 周囲のすべてがひとまとなりになって、
 春特有の水辺の風情を醸しだします。

 コロナで室内に閉じこもりがちになると気持ちまでも鬱々としがちですが、だからこそ全身で自然を感じることの喜びも、より身にしみ入るものがあるかと思います。日常とは違った角度から、春うららかなひとときを全身で感じること、そこにはきっと深い自然の癒やしがあることでしょう。
 ツアー詳細は下記ページをご参照下さい。
 http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm


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冬の穏やかな心地よさ

2021-01-15 13:21:00 | 湯浅湾ツアー





 今日の湯浅湾は穏やかで暖かくて心地よい。風のない冬の海は最高。

 コロナで世の中大変ですが、メディアの洪水的報道を浴び続けてるとどうしても知らず知らずのうちに狭い思考回路になって脳ミソにもあんまりよくない状況に陥りがちですが、だからこそ海に出てみるのもよいなと、改めて思います。


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二冊の本の紹介

2021-01-14 09:18:15 | インスピレーションは波間から

 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、今年最初の記事は先日刊行した自著「黒潮ストリート」と、プラス前作の「インスピレーションは波間から」の2作の紹介です。

 自然とじっくり対話した感性をもって、あらたに現実世界と向き合う。
 そのようなテーマの2作ですが、流行りについて書いているわけではないのでバーッと売れることを期待するよりも、長いスパンでゆっくり読まれていけばいいと思っています(「はやりを追うな、流行りが終わればオマエも終わる」と死んだジイチャンも言ってたから)。

 カヤックやアウトドアに興味ある人はもちろん、まったくない人の方にも楽しめる、というか、むしろそういう人のほうが面白く読めるかもしれません。先入観なく、新鮮な「未知感」があるということで。
 よろしくお願いします。 

 新刊「黒潮ストリート」のアマゾン販売ページはこちら
 https://www.amazon.co.jp/dp/4910154124/

 前作「インスピレーションは波間から」のはこちら
 https://www.amazon.co.jp/dp/4839701768


 


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高野山町石道ピーストレッキング 10回目

2021-01-12 11:52:27 | イベント

 東日本大震災以降、毎年3.11の前後の土日に開催している、「高野山町石道ピーストレッキング」。今回は3月7日(日)に行います。震災の翌年から、犠牲者への哀悼と復興への気持ちを込めて、祈りの聖地である高野山までの20キロの参詣道を歩くことを行ってきたのですが、このたび早10回目になります。
 
 ある種、定点観測的に歩いてきて、年々じぶんの中の考え方が変化してきていることに気づくここ数年です。最初は日本社会のこととかを考えていたのですが、最近はもっと根本的な「文明とはなんぞや」、とかそういうことを考えるようになってきたわけです。その中でのコロナ禍。ますます都市文明とはなんぞやと思うようになってきました。
 
 まあ3.11のことも風化しつつある昨今ですが、たまにはそういうことも考えてみようかというイベントです。と言っても別に歩きながらそんなことを語り合うわけでもなく、そこは歩きながら各々で。表面的にはただ楽しく歩くだけのイベントとも言えます。詳細は下記リンクにて

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南紀・荒船海岸の太陽

2021-01-08 23:47:31 | 新聞記事

 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、南紀・荒船海岸の巻。岩の迷路、明るい寂寥感を放つ場所。よろしければどうぞお読みください。


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メコンデルタの未来

2021-01-08 23:40:12 | 新聞記事

 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、ベトナム・メコンデルタ2回目。こんな肥沃な三角州も地球環境問題の前線にさらされている。よろしければどうぞお読みください。


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メコンデルタの水路

2021-01-08 23:40:12 | 新聞記事

 毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、メコンデルタ・カヤックトリップ1回目のやつ。複雑な毛細血管のような水路をめぐる旅。よろしければどうぞご覧くださいませ。


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iFeel

2021-01-08 13:28:36 | 音楽

 最近よく聴いてる音楽はこれ。

 インスピレーション的に響いてくるものがある。

 


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音の詩心

2021-01-08 13:13:52 | 日記

Cuba felis この動画見て、DVD買ってしまった。夢を見るにはもうあまりにも年を取り過ぎてしまったけれど、いまだ音楽に夢を追い続ける老ミュージシャンの物語。パナマ帽のギターのおっちゃんが主人公。ここではとくにトランペットの音にゾクッとくる。おそらくこの人も無名なんだろうけど、音の詩心に感銘。


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天を舞う光

2021-01-06 20:02:53 | 紀伊半島

 去年はけっこうブログ更新さぼってましたけど、今年はそこそこ頻繁に記事アップしていくことになるかと思います。ここ、気軽に好きなことをかけるし、いいんですよね。SNSとかだと、他者との関係などもあるから変に発言に気を遣わざるを得ないところもあるけれど、ここは自分自身およびアイランドストリームの発信の場でもあるからむしろ気兼ねせずたくさん書いた方がいいという面が多いから。
 なにげない着想にもつながるし。
 このブログ、だいぶ長くやっていますけれど、読んでくださっている方には、知らない人だとしてもほんとに親愛の情のようなものを抱いています。ありがとうございます。
 というわけで、どうぞよろしくお願いします。

 で、写真は、雨上がりの伊勢・滝原神社。
 沖縄のウタキそっくりの風情。

 雨が上がって木々の枝葉のあいまから太陽光線が差し、その光が地上からわきあがってきた水蒸気に放散されて木々や岩や石ころすらもがベールをまとったように、神秘的な雰囲気を醸し出している。天から光が差すというより、地上から光が天に戻っていくような感じに見える。こういうひとときが伊勢的だなあと思えた。

 これまで熊野に比べて伊勢はどうも本質を掴みかねてた感があったけれど、昨年末に紀伊半島シーカヤック一周及び熊野から伊勢まで古道を一筆書きで歩いてみて、なんとなく感じるものがあった。熊野は環太平洋的だけど伊勢は無国籍的いや非ルーツ的というか非地球的というか地上を離れて天を舞うような自然イメージ。まあ何のこっちゃわからんだろけど、この辺の感覚をいずれ何らかの形で表現したい。


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2021-01-06 19:34:39 | 熊野

 最近、道というものについても色々考える。先日、熊野古道の伊勢路を熊野から伊勢まで歩いた。

 以前は道なんてものより道なき道を行くみたいなのがよく、だから道などない海が好きだったのですが(その嗜好性は変わらないけれど)、たしかに古い道というのも興味深いなと改めて思えるようになってきた。
 だいいち、こんな石畳やらなんやらを敷いて、人力で道を作ることだけでも超たいへんだったろうとしか言いようがないし、かつまた過去に何万、何百万、何千万という延べ人数の人々に歩かれてきただろうその道の、眼に見えない年輪と一人一人の想いなどを考えると、ああすごいもんだなと思わざるをえない。

 しかし、じぶんが歩いている分には、周囲には誰もいないしほとんど静まり返っていて、その中で小鳥の鳴き声なんかが聞こえてくるだけで人間の気配などまるでなく、すべての人々の思念が幻だったように思えてくる。そしてぼくが歩いていたその瞬間瞬間の思念も、やがて同じ幻の中に吸収され、消えていくというわけ。

 そのような関係性が、はかなくも興味深い。


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黒潮流域古来の植生

2021-01-06 00:02:00 | 黒潮文化の旅











三重県賀田の海辺にある飛鳥神社の社叢に生えてる木々は凄いと再発見。樹齢千年の楠を筆頭にホルトノキ、バクチノキ、ハマセンダンなど黒潮流域古来の植生が時空こえて真空パックされて残ってる。なかなかない場所。

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熊野 大丹倉

2021-01-05 23:51:00 | 熊野





 年末は熊野のあちこちを歩きまわっていました。写真は大丹倉(おおにぐら)という、対向車がらきたらアウトというような細いクネクネ林道を運転してやっと行き着く秘境。原始信仰を思わせる磐座。

 最近、日本文化にとって、熊野とはなんぞやということをよく考える。

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今年もよろしくお願いします

2021-01-04 20:28:59 | 日記

 あけましておめでとうございます。

 昨年も今年もコロナ禍で大変なことになっている世の中ですが、逆に、これまで変えたくても変えられなかった頑迷な価値観を変えていく、よい機会になったと言えるかと思います。

 20世紀の負の遺産からおさらばし、22世紀につながる、新しい21世紀文化へ。

 個人的にはガイド業と作家活動の二刀流で行きます。
 もちろんどちらも片手間ではなく、本気モードです。

 よろしくお願いいたします。
 

 


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