で、前回の日記の続きですが、そういうわけですので、まずは第一弾として、湯浅湾に浮かぶ無人島「鷹島」のクリーンアップツアーを行います。
●日時：3月29日（土）
●時間帯：10時～16時
●内容：シーカヤックを漕いで鷹島までツーリングし、島に上陸後、浜辺のゴミを清掃します。ゴミ清掃後、スペシャルゲストによる「海ゴミでアートしてみよう」というテーマのスライドショーを行います。
●参加費：無料（保険料５００円のみ必要）。なおボランティアという形でご参加いただくことになるため、お昼のお弁当はご用意ください。自艇をお持ちの方はできるだけ自艇参加でお願いいたします。レンタル参加の方は艇、パドルその他通常のツアー時の用具一式お貸しいたします。
●持ち物：お昼のお弁当。手袋（軍手とビニール製のもの両方）。ツアー時と同様のウェア。底のしっかりしたシューズ
詳細はまだ交渉中のところもありますので若干の内容変更や付け足しもあるかもしれませんが、基本路線はこんな感じです。ご興味おありの方は、お問い合わせください。
あまり知られていないけれど、地球温暖化問題と並んで、極めて深刻な海ゴミ問題。
いまや日本中（世界中）の海岸がゴミで埋め尽くされているってことはご存知でしょうか？ 一般の人がよく行く海水浴場なんかはまだ人の手の届く範囲内なので比較的きれいですが、人の手入れの届かない海岸、たとえば無人島や陸からアプローチできない浜なんかはもうどえらい、えげつないことになっています。普通の人はその現実になかなか触れることはないけれど、シーカヤックなどやってるとそいつを目の当たりにせずにはおれません。というか本当の現実を知っているのはぼくらくらいじゃないだろうかと思ったりします。
海ゴミは大別して次の3種類に分かれます。
１：海面近くを漂う漂流ゴミ。
２：そいつが海岸に流れ着いた漂着ゴミ
３：海底に沈んだゴミ（冷蔵庫や車など大物が多い）。
海ゴミのやっかいなのは、この場所でポイ捨てされたゴミではなく、川から流れてきたもの、海流に乗ってやってきたものなどが圧倒的に多いということです。ですからいくら掃除しようとも自己満足に過ぎない、まずは捨てる源を断たなければどうしようもないということです。
しかし目に付くゴミだけでもなんとかならんのかいな、まずは自己満足で結構、オレの黒目が届く範囲だけでもゴミであふれかえっている状況は許せない、と考えます。ちなみに写真はは湯浅湾・鷹島のゴミです。 去年まではここにはほとんどツアーでくることがなかったのですが、今年は新たにメインのツアーコースに取り入れる予定です。
で、クリーンアップしようと考えていますが、いかんせんゴミの量が大量なので、月イチくらいで繰り返し徐々にきれいにしていこうと考えています。去年までのメインコースだった（ことしも継続しますが）すはら海岸やかるも島は、黙って普通に掃除すりゃ何とかなるレベルでしたので黙って普通に掃除していましたが、こちらは何とかなるレベルではないってわけです。しかし、ただ掃除するだけではアレなので、ゴミであらゆるものを作るゴミ・アーティストの人たちとも何か一緒に面白いことをできないかと、画策・立案中です。
熊野川ツアーは去年も行いましたが、今年も春と秋に催行する予定です。原初の香り漂う、スケールの大きい川。
紀伊半島のソウルの最奥部から湧き出し、
黒潮が太々とのたくる太平洋の大海原へと注ぐ川。
山岳仏教の聖地・大峯山を源流とし、本宮（山のゴッド）～新宮（海のゴッド）という熊野信仰の聖地を結ぶ大動脈。
一度は下っておかなきゃいけない川です。こちらもまた日程が決まりましたら、お知らせいたします。
個人的なことで恐縮ですが、去年の10月頭くらいから約2ヶ月間、体調が最悪でした。あまりに調子が悪いのでありとあらゆる検査を受けたのですが異常なし。医者が言うには夏の過労がたたって夏風邪をひき、免疫力が低下したところに連鎖球菌などの雑菌がワルサをし、長くこじれたのだろうとのことでした（見た目は誰にも全くわからなかっただろうけれど）。
12月の半ばから完全に回復しましたが、その後逆に、不調以前よりはるかに体調がよくなりました。どうなってるんだろう。ある人が言うには「毒素がすべて抜けきったのだろう」、とのことでした。で、ぼくもそういうことにしておこう、と思いました。
体調の悪い間、いろいろと悪い想像などして思い悩みましたけれど、やはり健康が一番。体が動けばなんでもできる。また、なんでもできるうちになんでもしておかなきゃあとで後悔する、と悟らせていただきましたので、今日からしばらく石垣島、西表島等八重山諸島にカヤックトリップ出張に行かせていただきます。その間も電話およびメールでの通信可能ですので、ツアーお問い合わせなど御用の際はお気軽にご連絡ください。出張中もこのブログは更新していきますのでよろしくです。
写真はすべて福井・高浜周辺のシーカヤックフィールドのものです。すばらしいです。去年から、この近くにツアーで使わせていただけるベース基地ができました。去年も数回ツアーいたしましたが、、今年からさらに回数を増やしていこうと思っています。何度か来ていただいたリピーターの方優先で、ツアーと宿泊、おいしい料理をあわせて格安料金で楽しんでいただけます。ＨＰやメール、このブログなどでもお知らせすることがありますので、時折チェックしてくださいね。
↑ 城山公園周辺にある、明洞鏡（めいどうきょう）と呼ばれる洞窟。ここら一帯には、ほかにもたくさんの洞窟があって楽しい。
↑ 洞窟もさることながら、水の透明感もいい。
↑海上では、時折イルカにも出くわす。 「遊んでくれよ」といわんばかりに興味津々でカヤックの周りに寄ってきて、跳ねたり、潜ったり、伴走したりして、楽しませてくれます。
↑ ベース基地の周囲は静かで、ゆったりとした一日が送れます。日本海岸だけれども、晴れた日には意外にもトロピカルな様相を呈します。
またまたお久しぶりになりました。今年のアイランドストリームはツアーコースを増やす予定でして、また、営業スタイルも少々変えていこうと考えています。いろいろ面白いアイデアを立案中です。詳細につきましてはＨＰやこのブログにも載せていきますので、時折チェックしてくださいね。
写真は和歌山・田辺湾は畠島の写真です。今年はここでのツアーも増やしていこうと思っています。すばらしいフィールドです。
