プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

満開予想

2022-03-28 17:12:37 | 紀伊半島

 毎年恒例のお花見ツアーは、
 4月2日(土)~6日(水)で開催予定していますが、
 ちょうど満開予想と重なっていて、
 絶好の桜花見カヤックが楽しめそうです。

 迷路のような水路と、水際にしだれ掛かる桜はもちろん、
 菜の花、カモの群れ、ヒバリの鳴き声、
 コイの産卵時の豪快な水音、野を渡ってくる心地よい春風など、
 五感をマッサージするような春特有の水辺の息吹を、
 全身で味わうことのできるツアーです。

 各日、まだご予約可能、
 初心者でも参加可能ですので、みなさんぜひご参加くださいませ。

 なお、ツアーの詳細は下記ページをご参照ください。
 http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm


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ガイド募集

2022-03-27 22:33:34 | 湯浅湾ツアー

 【シーカヤックツアーガイド募集】
(週末ガイド。ご都合の良い日と当店のツアー業務とのマッチングでお仕事)
 
 1:アシスタントガイド
  ツアーリーダーのサポート役として同行し、湯浅湾ワンデイ&ハーフデイツアーの補助的役割
  日給8,000円

 2:ガイド
  ・ハーフデイツアーのリーダー的役割
  日給10,000円~

 3:リーダーガイド
  ・ワンデイツアーのリーダー的役割
  日給12,000円~

 1、2、3の順でステップアップできますが、まずは働けるレベルになるまでに下記の「インターン・トレーニング生」として研修していただきます。当店規定の上記2、3の基準に達すると、全国各地で開催されているおよそのカヤックガイド業務に対応できるレベルと言ってもいいでしょう。※交通費支給可(上限あり)

 【インターン・トレーニング生募集】

 ツアー業務のお手伝い等をしていただく一方、こちらからはシーカヤッキングやガイディング全般についてお教えします。まずは自立したシーカヤッカーとしてパドリングスキル、ナヴィゲーションスキルの基礎全般を身につけて頂き、さらにグループを率いるツアーリーダー、お客さまを案内するガイドとしてのスキルを高めます。

 基本無給ですが、逆に授業料なしで実地のガイディングを学ぶ絶好の機会です。原則として当店の上記ガイド業務に就く過程としてのカリキュラムですが、その他の目的の方も相談可。※多忙期、多忙日にはこちらからお手伝いをお願いすることもあります。その場合は日給をお出しします。

・当店にてJRCAのシーシニア/シージュニアガイドの資格取得も可能(※別途講習と検定が必要ですが)

いずれも対象は、
・アイランドストリームのシーカヤックツアーに参加された方、
・ホームページやブログなどに目を通し、その活動に興味を持ち、共感された方
・常に向上心を持ち、月2~3回程度は来られる方。

まずは志望動機書(メールで可)を提出していただき、
その上で面談・決定します。
http://www.island-stream.com


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春の湯浅湾

2022-03-27 18:48:00 | 湯浅湾ツアー








 
 ポカポカ、のったり心地よい春の海。

 いい季節に入ってきました。

 アイランドストリーム、湯浅湾シーカヤックツアー、予約受付中。




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東日本大震災から11年

2022-03-11 19:50:00 | 震災や原発に関連する事







毎年3.11に東日本大震災の犠牲者への哀悼の意をこめて祈りの聖地である高野山への参詣道を歩くイベントを行っていますが、11回目の今年も無事終了。

 年々、自分の中で変わっていく東日本大震災に対する考え方や感じ方を、客観的に見つめ直す作業が毎年の欠かせない習慣になりつつある。それと同時に日本社会はあの時の教訓を今に生かせているだろうかと考えさせられる。

 国家ブランディングも見据えた世界最先端の自然エネルギー開発を究極に追究する産業へのシフトチェンジとか、廃炉技術を輸出するビジネスとか、もっとやりようがあったのでは、あるのではないかと。



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カヤックとアイヌ

2022-03-08 21:56:00 | 利尻礼文



毎日新聞連載記事「シーカヤックで地球再発見」、56回目の今回は利尻・礼文島になります。カヤックはアイヌ文化ともつながっていく糸口があるなと思った旅でした。もし興味がありましたらどうぞご覧ください。


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武器よりカヌー

2022-03-05 19:38:00 | 小笠原カヤックトリップ

















 板長と呼ばれるレジェンド語り部のガイドで小笠原父島の戦跡を巡った。その後ふと、戦跡も重要だけど遺跡はどうなんだろうと思った。
 
 小笠原に人が住み出したのは19世紀と言われるが、実のところ縄文あたりに海洋民が住んでいたに違いない。目視できる範囲の北硫黄島には2、3千年前の遺跡が発見されているが、父島母島にも同時代の石斧などが出ている(大根山遺跡なるものもある)。カチっとした学説になるには断片的すぎるようだけど、硫黄島より住みやすい父島母島に人が住んでいなかった方がおかしい。そのことが妙に引っかかった。

 なぜそんなことが気になるかというと別に考古学的興味というより、縄文弥生あたりに小笠原に人が住んでたとなると、彼らはカヌーでやってきたということになる。もしそうだとすると小笠原はミクロネシア海洋文化圏の北限であり、ヤポネシア海洋文化圏の南限ということになり、必然的にカヌー文化圏のクロスロード的な位置づけが確かなものとなる。すると、環太平洋カヌー文化圏としての重要な場所になってくる。だから戦跡も大事だけどそれ以上に遺跡をもっときちんと調査することも大事なんじゃないかと。

 太平洋はパシフィックオーシャンで、パシフィックとは平和、非戦を意味する言葉だ。だけどその名に反して、太平洋戦争や核実験など悲惨な歴史を重ねてきた。しかし本当の太平洋文化のアイデンティティはそんなものにあるはずもなく、実はカヌー文化にある。ポリネシア、ミクロネシア、メラネシア、ヤポネシアに共通するのがカヌー文化であり、それは人が自然を全身体的感覚で読み解いて海を渡っていく叡智。

 最も古い文化に繋がる最も新しい文化、それが大事。とするならばやっぱりこれからの太平洋はカヌー文化でしょ、と戦跡を巡ってて改めて思った次第。それは人と自然とを切り結ぶ自然文化であり、平和で持続可能な世界を希求する精神文化でもある。スピリチュアリズムでも精神世界でも宗教でもない、そんな精神文化を育んでいくことがこれからの世の中必要だろうと、今の世界情勢を鑑みながら思った。

 まあぼくらカヤックガイドも実はそういう文化性を背負っている。集客や売り上げも大事だけどそういう根本を忘れたくないものだ。それを忘れる時が辞めどきだろう、とこれからのシーズンインに向けて気持ちを新たにするのだった。

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小笠原 弟島&孫島一周

2022-03-02 09:26:00 | 小笠原カヤックトリップ









昨日は小笠原の弟島&孫島一周完了。孫島はかわいい名前だけどその沖側は恐ろしく潮が走っていて、これより向こうは完全に太平洋の冥界ですので帰って下さい、という結界のような雰囲気を漂わせていてイカツかった。
そこここで不意打ちに出没するクジラのブロー音にはビビらされると同時にその瞬間大洋という生き物の呼吸音のように聞こえてきた。


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小笠原 兄島一周

2022-03-02 09:19:00 | 小笠原カヤックトリップ























小笠原に来ています。
一昨日は兄島を一周しました。

兄島瀬戸でザトウクジラが10メートル以内のところに出没。ジャンプする姿は神の領域。至近距離のジャンプを写真に写せなかったことが残念。




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小笠原父島一周

2022-03-02 08:33:00 | 小笠原カヤックトリップ

























小笠原に来ています。
3日前は父島を一周しました。
ザトウクジラとアオウミガメ多し。





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