プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

新緑シーズン要チェック!!

2010-04-27 07:22:55 | インポート
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 ☆湯浅湾沿岸の山々のみかんの花もそろそろ咲き始め、特に海風から陸風に切り替わるツアー後あたりに、周囲一面美しいみかん花の香りが充満しています。新緑まぶしいこの季節、風が素晴らしく心地よく感じられるアイランドストリームの湯浅湾シーカヤックツアー、最高にお勧めです。ほぼ毎日催行しており、初心者も歓迎ですので、ぜひ漕ぎにお越しください。

 ☆また好評のナヴィゲーション講習は5月10日(月)にも追加として行います。
 目からうろこがとれるような発見があり、そしてものすごくやりがいのある内容となっています。「ためになったし、めちゃ面白かった。これからもっとあっちこっちシーカヤックツーリングしたくなってきたぜ」と、、みなさんに言っていただいております。
 パドリングスキル&レスキュー講習と合わせてぜひどうぞ。

 その他直近のツアーは下記のとおりとなっています。
 要チェック!!
 
 ●5月12日 南紀の多島海・田辺湾ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/tanabewantour.htm

 ●5月16日 新緑まぶしい熊野川ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/kumanogawatour.htm

 ●5月19日 中紀の穴場・産湯海岸ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm

 ●5月25日~26日 福井高浜グルメツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/takahamatour.htm


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熊野川ツアー

2010-04-26 11:33:49 | インポート
Kumano

 ゴールデンウィーク明けの熊野川ツアーの予定は
 5月16日(日)に変更、決定となりました。
 (当初の予定では5月9日か5月15日に)
 新緑鮮やかな初夏の熊野川は、
 一年を通した様々な場所でのカヤックツアーの中でも、
 ハイライトとなりますので、ぜひお見逃しなくご参加ください。
 予約受付中。

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シンボリック

2010-04-23 11:20:01 | ニュージー&タスマニアカヤックトリップ
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 シーカヤックもそうだしその他アウトドアが盛んなニュージー&タスマニアから帰ってきて、市民の普通の生活スタイルに根差したあちらのアウトドアライフって成熟した大人な感じがしていいなと思うと同時に、非白人文化ある先住のマオリやアボリジニーの神話やアートもすごく面白い、カルチャーとすればむしろ白人文化よりもこっちの方がはるかに深遠で美しいなと再認識し、帰ってきてしばらくたった今もツアーや雑用の合間を抜って、関係する本を読んだりしています。

 そうこうするうちにそれら先住民のカルチャーと、さらにそこにも繋がってくるポリネシア、縄文、インド、北米、南米の先住民といった環太平洋アジア文化圏のカルチャーって俄然想像力を刺激し、たまらない魅力を放ってるなと、自分の中で興味が再燃してきています。
 アイランドストリームをやる傍ら、ここ十年で行った
 日本一周のシーカヤックジャーニーや、
 アジア・アラビア、オセアニア方面へのカヤックトリップの経験が、
 ひとつの形としてまとまって、
 自分の心の中で大きなうねりとなってきてるのを感じる。
 いわゆるひとつの「プラネット感覚」。

 カヤックもアウトドアも、そこから派生してくる、
 アートやカルチャーがやはり、面白いんだよね。
 これからアイランドストリームは、やろうとしていてなかなかできなかった
 そういう部分をうまく展開していきたい。

 そんな流れであるのかないのか昨日はネットショップでインディアン・ジュエリーを思わず購入。上がホピ族のミッチェル・ソッキーマというアーティストの、熊の爪痕がかっこいい作品。波のようなしなやかな出っ張りと、水滴のようなアクセントもすっごく気にいった。なお熊の手というのは、親愛の情、友好の意味を現す象徴とされている。そして下はズニ族のエッフィー・カラヴァサっていうアーティストの、ターコイズとレッドコーラルの色彩対比がラヴリーな作品。よく見るとヘビが周りを囲んでいるが、インディアンにとってヘビは賢さの象徴とされている。また自分の正しく進む道を示唆する知恵の象徴とも言われていて、クールだ。ターコイズの青は海で、赤は海上を進んでいく己の熱いスピリット。

 ちなみにインディアンジュエリーは、そんなふうに自然の精霊をイメージして生き物や気象などを象徴的にあしらった、神秘的かつ遊び心に溢れた作品が多いけれど、それってシーカヤックの自然感覚とどこか相通ずるものががある
 ナヴィゲーションの時の、自然現象をシンボリックに感じるセンスというか・・・。
 特にホピ族ととズニ族のやつはプリミティヴでありながら、
 洗練されていてぼく好みだ。
 こういうのを身に付けてシーカヤッキングを楽しみたい。


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ミサイルマンと

2010-04-22 08:21:22 | 紀伊半島カヤックツアー
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 先日20日にテレビのロケで南伊勢に行きました。
 
 吉本の芸人の「ミサイルマン」という若手お笑いコンビと一緒にシーカヤックを漕ぎ、南伊勢のリアス式海岸沿いにある、珍しい海跡湖を探検しました。(海跡湖とは、太古に入江だったところが、長い年月、潮流によって運ばれた土砂によって口を閉ざされ、切り離されてできた湖。砂浜のちょうど裏に湖が位置する。上の写真がそうで、ものすごく美しい)。
 ここのこと ↓
 http://homepage3.nifty.com/creole/kurosio.htm
 
 この日雨と風が強く、なかなかタフなロケだったのですが、ミサイルマンに芸人根性ってやつを見せていただきました。外洋からのうねりの中、全く初めてのシーカヤック。途中で転覆したり、浜で風雨にさらされずぶぬれになって焚火の前で「死ぬ~」とか言いながらブルブル震えだしたり(特別寒くはなかったけど、彼らはすごく薄着だった)、時間が押してお昼御飯抜きだったりして大変だったのですが、いざカメラが回りだすと「シャキーン」と激変して何事もなかったかのように、芸人のしゃべりに戻ります。
 すごいなと思いました。

 またこの日は、三重県の紀北町から「小山ハウス」の森田さん(ぼくと同じく日本一周航海達成者)、愛知県三河湾から「レインボー」の中谷さんとさゆみちゃんという、3人の同業者が駆けつけ、手伝ってくれました。沖の伴走船から浜までカメラやクルーを運んだり、かなり大変な作業も、おかげさまで何とかなりました。また、出艇場所として最適な「ロッジさらくわ」のオーナー、瀧さんは漁船の手配等など様々なサポートをしてくださり、非常に助かりました。本当にありがとうございました。

 なお、この模様は次の4月24日にテレビ朝日の「おはよう朝日土曜日です」の中で放映されます。

 またアイランドストリームでもツアーしてる場所ですので、興味ある方はこちらをチェック。
 http://homepage3.nifty.com/creole/minamiisetour.htm

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ミサイルマン、岩部氏。

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ミサイルマン 西代氏。


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スキル&ナヴィ

2010-04-14 13:49:17 | インポート
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 ※写真・タイ・クラビ プラナン海岸。アイランドストリームのトリップツアーにて

 さて、桜の季節が過ぎこれから初夏に入ってきますが、これからの時期の海の注意事項を書いたエッセイを載せておきます。ツアー中はぼくが留意してることなのでツアー参加のお客さんは別段必要のない知識かもしれませんが、自分で海にでる場合は必ず押さえておかなきゃいけないポイントです。またツアー参加でも、こういうことを知っていればものすごく面白くなります。
http://homepage3.nifty.com/creole/spring.htm

 カヤックでは「形が目に見え、分かりやすい」ということで「パドリングスキル」の方に意識が傾きがちですが、実際のところは自然を読む力や状況判断力の方が、より大事だったりします。大前提として、どんなベテランでも大荒れの海には太刀打ちできないし、逆に全く初めての人でもベタ凪ならば漕げてしまうという、あくまでも自然の状況にゆだねることによって成り立つ遊びだからです。逆にそれは「自然の懐にどっぷり入り込む」ということを意味するわけで、自然の脈動を感じるのにこれほど適したツールはないとも言えるます。だから自然やそれにまつわる文化に興味を持てば持つほど安全面に繋がってくるし、またカヤック自体が非常に面白くもなってきます。長年やっても飽きない、面白さの神髄はここにある、とぼくなんかは思っています。

 だけどもちろんパドリングスキルを身につけることも大事なわけで、両者が備わってこそよいツーリングが楽しめるというものです。案外けっこう漕げるようになっても、自分でフィールドに出ることができないって人がかなり多いですけれど、要するに片っ方だけになっちゃっているからなのです。というわけで来たる4月24日、25日とその両方の講習会を行います。
 24日:パドリングスキル講習会。
 http://homepage3.nifty.com/creole/skillup.htm
 25日:ナヴィゲーション講習会。
 http://homepage3.nifty.com/creole/navischool.html
 また24日の夕方18時からアイランドストリームのガイドベースの致楽亭にて「ニュージー&タスマニアカヤックトリップ」のスライドショーを行います。こちらは致楽亭でお食事される方は無料となりますので(それ以外の人は¥500)、カヤックトリップに興味のある方はぜひお越しください。

 問い合わせ●メールsunnyrain@nifty.com 
         電話0737-63-3221 アイランドストリームまで。

また現在、春の最高のカヤックシーズンを迎えていますが、ほぼ毎日催行しているメインでの湯浅湾ツアーに加えて下記のツアーも並行しておこなっています。ぜひ楽しみにお越しください。

●4月17日 うららかな春の日高川ツアーhttp://homepage3.nifty.com/creole/hidakagawa.htm

●4月21日 シーカヤック&ミュージックツアーhttp://homepage3.nifty.com/creole/sirakuro.htm

●4月24日スキルアップ講習会
http://homepage3.nifty.com/creole/skillup.htm

●4月24日 ニュージー&タスマニアカヤックトリップスライドショー(夕方6時から、無料)

●4月25日 ナヴィゲーション講習会
http://homepage3.nifty.com/creole/navischool.html

●5月12日 南紀の多島海・田辺湾ツアーhttp://homepage3.nifty.com/creole/tanabewantour.htm

●5月15日 新緑まぶしい熊野川ツアーhttp://homepage3.nifty.com/creole/kumanogawatour.htm

●5月19日 中紀の穴場・産湯海岸ツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/ubuyutour.htm

●5月25日~26日 福井高浜グルメツアー
http://homepage3.nifty.com/creole/takahamatour.htm


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トリップツール

2010-04-05 00:29:27 | インポート
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 さて、海外カヤックトリップに行く際、一体何を持っていくのだろうかとみなさん疑問にお思いでしょうから、ひとまず今回のニュージー&タスマニアトリップに持っていったものを羅列しておきます。ちなみにフォールディングカヤック用のバッグと、トレッキング用のバックパックの、2つに収めて持って行きました。よろしければ参考にしてください。だいたいいつもこんな感じですが、プラス、今回はレンタカー使用のため、現地で様々なものを買って持ち運ぶことができました。

フォールディングカヤック用バックパックに収めたもの(飛行機に預けるやつ。※アジア、オセアニア方面は20kg制限だが、23kgくらいまでならなんとか超過料金なしで済む。以下のモノを全部詰めて22.8キロだった)
●艇 フジタカヌー アルピナ2 430EX ●デッキカバー シングル用
●スプレーカバー
●パドル フレアー4分割
●ライジャケ コンプⅢ
●テント モンベル(ステラリッジ テント1型)
●パドルフロート(インフレータブル)
●ハサミ ●果物ナイフ
●スイスアーミー型の安物ナイフ
●補修用船体布

トレッキング用バックパックに収めたもの(機内持ち込み手荷物として。10キロ以下にまとめる)
●ヘッドライト ●電卓 
●常備薬(バファリン、プレコール風邪薬、正露丸など)
●Tシャツ
●パンツ(トランクスタイプはなかなか海外で売ってないため、あえて余分に持っていく)
●ノート ●ボールペン
●フリース
●ダウンジャケット(めっちゃコンパクトに収納できるやつ)
●防水ジャケット(MTI レイヴンジャケット)
●カッパの下 ●ジャージ
●デジカメ&ハウジング
●カセットバーナー(イワタニジュニアカセット)
●防水マップケース ●ドライバッグ(5Lと15L)
●本多数(特にライアル・ワトソンの名著「風の博物誌」を完全熟読するのも、旅のひとつの目的だった。ほか、日常ではなかなか熟読できないタイプの本)

現地で調達したもの(レンタカーでなければ調理用品などは持ち運ばない)
●スリーピングバッグ ●日焼け止め
●釣り竿、リール、ルアーなど ●サンダル
●ソフトクーラー ●シャンプー ●石鹸
●カセットガス ●洗剤 ●虫よけ 
●フライパン、鍋など調理用品
●ロンリープラネットというガイドブックなど
●バッテリー充電器 ●テントマット
※ほとんどのものは帰国時、他の旅人にあげた。

そして肌身離さず持ち歩いていたのがもちろん、
●パスポート ●ゼニ ●国際免許書 ●海外旅行保険(絶対に入っておくべき) ●クレジットカードなど。
いずれの貴重品も海に出るときは5Lのドライバッグに入れ、
腰のベルトに通すか、カヤックのリブに通して絶対なくさないよう工夫した。

と、まあ、こんなところですかね。

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