Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

「神さまの人生」「みいらの世界」出版記念ライヴ、ありがとうございました。

2014-05-06 21:26:26 | 出たもの
5月5日、清澄白河のそら庵にて、3月末に発売いたしました電子書籍「神さまの人生」「みいらの世界」の出版記念ライヴを開催させて頂きました。お天気の悪い中ご来場くださった皆様、お心にかけてくださった皆様、ありがとうございました。

当日は私の朗読の他、両書で表紙と挿絵を担当して頂いた大崎メグミさんによる「大蛇をください」の朗読と「神さまの人生」「みいらの世界」に関連するイラストの展示及び展示解説、さらにuraocbさんを司会にお迎えしてのトークセッションが行われました。

私は新作の50分作品、「みいらの世界外伝・エピソード1」を朗読いたしました。

自分にとって当然は他人にとっての当然であるとは限りません。人の一生には様々なことが起こります。嬉しいことや幸せなこと、あるいはまた悲しいこと、寂しいこと、辛いこと。しかし、自分の悲しみは人の悲しみではない場合もあり得ます。自分の幸せは人の幸せではない場合もあり得ます。そうしたことだけは忘れずにいたいと思いますし、これからもそれを常に心の片隅において制作に当たりたいと思っております。

そういった点で、元来私の書いたものを題材としながら、大崎さんが自らの意志とセンスで作り出した作品の数々を改めて前にし、またその解説を聴くこと、そしてトークセッションにおいて、uraocbさんが私自身も半ば意識していなかった私の創作態度を掘り起こしてくださったことは、とてもパワフルな体験でした。

当然のことでありますが、私を取り巻く世界、そしてそこに生きている人々は、私が願う通りに私を扱ってくれる義務など全くありません。誰にでもひとりひとり皆それぞれの世界、それぞれの生活があり、それを生きているわけです。

そのような中で、例えばこのブログ記事を読んでくださるということひとつをとっても、読んでくださる方は私のためにその貴重なエネルギーを割いてくださっているということになります。それは当然のことなどでは全くありません。まったく非常なことです。

改めまして、関わる全ての皆様に、心より深く感謝申し上げます。

今後も真摯に読むこと、書くことに取り組み続けることをもって、恩返しに代えさせて頂きます。

重ねて、ありがとうございました。

また、近いうちに。


大島健夫


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上記2つの電子書籍は、Amazon kindleストアにて発売中です。

 

いずれも定価238円です。お心に何かがとまりましたら、ご一読頂ければ心より幸いに思います。

詩集「神さまの人生」はこちらより、
長編物語詩「みいらの世界」はこちらより、

それぞれご注文下さい。

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