函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

どうする家康、家臣こそ我が宝!!

2023-05-15 | 歴史

家康の具足を身に着け敵陣に向かっていく夏目広次

亡骸を検分した武田信玄は笑みを浮かべていました

 

遺体が家康ではないと確信したのでしょうか? 

家康の生存を喜んでいるかの様な信玄でしたが、一

流の武将にしかわかり得ない境地なのでしょうね 

 

今回のドラマでは、徳川家臣団の中であまりスポ

ットが当たる事の無かった夏目広次と本多忠真が主

役でしたね  

しんがりを務めた本多忠真と家康の具足を身に着け

身代わりとなった夏目広次。

 

本多忠真の父・忠豊も家康の父・広忠の身代わりと

なり討ち死にしていますので、親子二代、主君の替

わりとして討ち死にした事になります 

本多家はよほど忠義心の強い家だったのでしょうね 

 

夏目広次は浜松城の留守居を務めていたのですが、

本来出陣する役目ではなかった筈です 

家康の為に死ぬという覚悟の許、死に場所探してい

た感じすらします 

広次の申し出に「駄目じゃ、吉信、駄目じゃと」と

一旦は拒否する家康ですが、「足りませぬ、一度な

らずも二度までも、この不忠者を、ここまで取り立

てて下さった。これしきりの恩返しでは足りませぬ」

と広次。 

悟った様な広次の言葉に返す言葉を無くした家康で

したね

「殿はきっと大丈夫」と親が子に諭すような広次の

言霊は、家康を包み込むような父親そのものの様な

気がしたのは僕だけでしょうか?

ところで… 

忠真と広次の他に家康の身代わりになろうとした家

臣がもう一人

鈴木久三郎です 

家康の身代わりになろうとした久三郎でしたが、家

康に拒否されます 

久三郎は家康から無理やり軍配を取り上げ敵陣へと

まっしぐら。 

旗を地面にさし「ここから先には行かせん」と仁王

立ちしたとか? 

本多忠真や夏目広次は壮絶な討ち死にを遂げますが、

久三郎は二人と違い無事生還したと言われています

久三郎は家康と同じく強運の持ち主だった見たいで

すね

 

家康は三方ヶ原での大敗がよっぽど答えたのか?自

分を戒める為なのか?「家臣こそ我が宝」と事ある

ごとに言っていたと言われています。 

とっくに死んでいたであろう自分の人生を振り返る

と、家臣に生かされていると思わざるを得なかった

のでしょうね 

 

歴史の表舞台に出る事が少ない武将を描いた今回の

ドラマは、個人的には見応えのある最高のドラマだ

ったと思っている僕なのですが…

 

 

コメント
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