函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

鎌倉殿の13人、嘘から出た実!!

2022-01-17 | 歴史

これほど展開が早いドラマを見るのは久し振り、いや、

初めてかも知れません。 

いつの間にか頼朝をめぐり伊東祐親と対峙している北条 

宗時は勿論ですが、時政までもがいつの間にかやる気十

分なのには笑ってしまいます 

一人、義時だけが平静を装ってみてもこの家族にはあま

り意味がないのかも知れません 

大庭景親の仲裁で何とか矛を収めた両陣営ですが、時政

と祐親の遺恨は頼朝旗揚げの後も続きます 

 

この頃の坂東の武士は言ってみれば皆身内 

血縁で繋がっている筈なのですが、戦ともなればお親兄

でも構いなし。 

ましてや親戚ともなれば他人と同じだったのかも知れま

せんね 

争いの種は殆どか領地争。 

自国に接しているのも身内が多く、必然と身内同士の争

いが主流となります 

土地至上主義なのでしかたないのかも知れません。 

 

ところで、頼朝の本心とは… 

この時まで頼朝は平氏に戦いを挑もうとは夢にも思わな

かったなかったと僕は思っています 

命が助かっただけで充分 

一生を伊豆の片田舎で終われたらと思っていたのではな

いでしょうか? ?

もし?そうだとすればこのドラマは成立しませんよね 

 本編では…

唯一冷静な義時に向かって胸の内を明かす頼朝 

「何れ挙兵する、都へ攻め上り世を正す」と平家討伐宣言 

大風呂敷にも程がありますが、威厳を持って話す頼朝に条

件反射の様に平伏する義時

その為には北条が欠かせないとも言われ…… 

嘘でも、大風呂敷でも、威厳のある言葉には流石の義時も

言葉を失った様です 

平家討伐は嘘から出た実といったところでしょうかね

 

 

コメント
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