函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

真田丸、リプレイを見ているようですね!!

2016-09-12 | 歴史

徳川の主力部隊による第二次上田合戦

総大将は徳川の世継ぎ秀忠ですが、上田攻めは秀忠の意思

ではなくあくまでも家康の命令です

上方での東西決戦が家康の想像していたより早くなりそう

なので秀忠軍に上田城攻め中止の伝令を発しますが、おり

からの長雨で利根川が氾濫、伝令も足止めされます

23日は遅れた筈。

すんなり伝令が届いていれば徳川軍の犠牲者も殆ど出なかっ

たでしょうね

それにしても、徳川精鋭部隊をもってしてでも昌幸に敵わな

かったのはどうしてなのでしょうか??

昌幸ほどの武将が同じ戦法を使う筈が無いと思ったのでしょ

うか??

敵を挑発し上田城へ引き寄せ鉄砲攻撃、逃げるところを伏兵

による側面攻撃、総崩れとなった徳川軍ですが、長雨で増水

した神川を渡れず撤退不能

昌幸はまたしても神川上流の堰き止め、時機を見て堰を切っ

たため神川は溢れ敵の応援部隊も為す術なし

まるで第一次上田城攻めのリプレイを見ているようです。

智将・真田昌幸の面目躍如といったところですね

 

犬伏の別れから三日後に開かれた小山評定。

上杉討伐軍に従軍していた豊臣の主力部隊がこぞって家康

に同調

徳川軍ではなく東軍として主力部隊を形成。

関ケ原の戦いは、見方を変えれば豊臣軍内の権力闘争とも

いえますね

豊臣軍の内部崩壊をまんまと家康に利用され、気が付けば

家康による天下統一の手助けをする事になっていたのです

秀頼誕生で身内を殺し、意味のない唐入りが発端で内部に

亀裂が走り、自らが亡くなった後に対立が頂点に達し内部

崩壊へと向かいます

そう考えれば秀頼誕生が豊臣家滅亡の引き金を引いた事に

なるのかも知れません

 

秀吉の急速な老いが判断力を低下させ老いた権力者だけが

残ったのですから豊臣政権滅亡は仕方のないところです

 

予告では…

再来週あたりに小野のお通が登場しそうですね

信幸と深く関わりあいのあった小野のお通

真田丸ではスルーされるのかと思っていましたが、満を持し

ての登場

実在したのは間違いないのですが、とにかく謎の多い女性で

そのお通の墓が真田の菩提寺・広徳寺にあるのです

この事から信幸の側室だった可能性があるとも言われている

のです。

信幸の次男・信政の側室・図子はお通の長女だとか

詩歌や書画、琴などにも秀でた才能を発揮、美貌も兼ね備え

た才媛だったお通、全く非の打ちどころのない人物ですね。

信幸が心を奪われたとしても不思議有りません

信長・秀吉・家康をはじめとする武将達とも繋がりを持ち、

皇族や公家や寺社との交流も…

謎に包まれたお通ですが、出生には諸説あり定かではありま

せん

家康の側近・天界もそうですが、お通の前半生も謎に包まれ

ています。

仲介者・交渉人としてはその方が都合が良いのかも知れませ

ん。

個人的にはどういう形で登場するのか今から楽しみです。

因みに、吉川英治の「宮本武蔵」に登場する武蔵の妻・お通

は小野お通がモデルだとか?

本当なのでしようかね??






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