函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

200年も続いた財政赤字!!

2009-10-13 | 歴史
いよいよ米沢に入る上杉
家臣に頭を下げる景勝ですが謙信の後を継いだ事が
景勝の不運だったのかも知れません
あまりにも偉大な謙信の後は誰が継いでも無理だっ
たかも知れませんね
そういう意味では少し景勝にも同情的な僕なのです

これから敗戦国の悲哀を味合うのでしょうが、しか
し兼続の真骨頂はこれからです
内政こそ兼続の得意中の得意。
兼続がいたからこそ上杉家の米沢移住が上手くいっ
たと僕は思っています。
この時代に半士半農を実践したのもおそらく兼続く
らいでしょうね
最後の最後に生き生きとした兼続を見てみたいもの
です

父の愛を疑う子供店長(竹松)
相変わらず可愛いですね
大人の様な言い回しには驚かされますが視聴率の為
とはいえ少し出過ぎな気も…

それにしても七歳の子供が家督相続であれほど悩む
ものなのでしょうか??
大人びた子供店長なら悩むかも?知れませんが、実
際の竹松にとってはまだ理解が出来なかったでしょ
うね

本多政重との婚儀に反対して出奔した筈の大国実頼
も登場していましたね。
米沢の新居に三家族が住むと惣右衛門が言っていま
したが大丈夫なのでしょうか??

その惣右衛門も静かに息を引きとりました
公私共に波乱万丈の人生だった様ですが、景勝のお
悔やみの言葉には思わず噴出してしまいました
真顔で話すのでなおさらです
『戦場で功をたてる事は無かったが、今こうして上
杉があるのはそなたのお陰じゃ』と…
一言余計ですよね。
算術に長けていた惣右衛門ですが武士は武士。
『戦場で功をたてる事は無かった』は一言余計です
よね
勿論、戦には算術も大事な要素なのでそう云う意味
では惣右衛門の存在は大きかった事は間違いありま
せんが…

上杉家は人口に占める家臣の割合が以上に高く財政
逼迫は米沢移住から始まったと言ってもよいのです
この状態は9代藩主・上杉鷹山まで続きます。
上杉家中興の祖と言われている鷹山が現れるまで実
に200年もの間慢性的な財政不安が続いた事になりま
す。
見方を変えればよく200年も藩が持ったものだとも思
いますが…

天地人も残すところ僅かになりました。
来週は家康が征夷大将軍になる様です
幕府を開く家康に対して、もはやなす術がない上杉で
すが、幕府とどの様に関わっていくのか見てみたいと
思っている僕なのです



サポグラ 10月号 のCMです




コメント (4)
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