口実か？美しさか？

初音の案内で信長に会う事が出来た兼続。
秀吉の忠告にも関わらず少し言葉が過ぎた様です

『京都の屏風を送ったのは何故か？』と信長に問
いかける兼続。
『見ての通り』と信長
『謙信に早く京都で会いたい気持ちを伝えたかっ
た』とは…
天下人になる信長の家来になった方が良いと言わ
んばかりでしたね
『謙信は信長を嫌っているのか？』と信長。
『主は義には背きません』と兼続。
『義とは戦をする為の口実だ』と信長は言い切り
ました。
義だけでは天下は治まらぬとも…
『この世の全てを作り変える』と言った信長、世
界観が謙信(兼続も)とは全く違うのです
自分が戦乱を終わらせると宣言するのですから、
やはり信長は並みの政治家ではないのですね
日本を束ねる政治家としては信長の方が数段上の
様な気がします

義を振り翳す謙信に対して『凡俗の大将には真似
は出来まい』とまで言い切るのですから謙信も見
下されたものです

そこまで言われていても、なお食い下がる兼続。
『信長様は上杉の見方か？』と最後の一言。
『何れ分かる』と信長。
信長の天下に上杉は不要と決断したのでしょうね

越後に帰った兼続ですが、信長の言っている意味
を理解していた様です。
流石、兼続。
『天下を治めるにはやむおえない事もあるのでは
？』『悪いしがらみを取り払い新しい天下を築く
のも義ではないかと？』
まるで信長と謙信の言っている事を折衷した様な
意見です
少しこじつけの様な気もしましたが

謙信は『人が人である事の美しさ』が義だと言っ
ていました。
ここまで来ると哲学の話ですよね

何れにしても、人が人を殺す上で成り立っている
戦争にも何か正当性が欲しかったのかも知れませ
ん

ところで
いつになく自己主張をする景勝でした
義の精神で清い国を造るとは景勝らしからぬもの
言いでしたね。
景勝の言葉に促され、ついに謙信は信長を討つべ
く出陣の決意を固めるのです

来週はいよいよ兼続の初陣の様です
初陣と云えば兼続の主・景勝は14歳、決して早い
方ではありませんでした
一般的には10代の初めが多かった様です。
有名な武将では毛利元就が20歳で初陣を飾ってい
ます
かなり遅い初陣といえるでしょうね。

初陣は必ず勝てる戦いに参加させる傾向があった
ようですが、親として見れば尤もな事かも知れま
せん。
言い換えれば、生死を掛ける様な戦いには出さな
かったという訳です
親心なのでしょうかね



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根岸ステークスＧⅢ！！

昨日の不良馬場、やはり波乱が起こりましたね
今日はやや重くらいまで回復しそうですが…

東京の根岸ステークスＧⅢ
府中の1400㍍とくれば⑬アドマイヤスバルは外せませんね

人気のバンブーエール。
斤量の59㌔、いかにもきつそうですね
実績を考えるとしょうがないのでしょうが、あくま
で押さえの評価ですね。

内博に乗り変わる③セントラルコースト。
重い馬場を味方にスイスイと逃げ切るかも

⑬⇔②③馬単裏表で勝負

忘れていました
府中の1400㍍のレコードホルダー⑪フェラリーピサ。
やはり外せない１頭ですよね



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