80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

東急5200系の製作(4)前面の組み立て

2018-02-04 02:04:14 | 私鉄電車
引き続き前面を作っていきます。

下部パーツはモックアップの経験をもとに平行四辺形を左右組み合わせた形に切り出します。厳密には左右よりも中央が少しだけ高いので完全な平行四辺形ではありませんが・・・。この「少しだけ」は頑張れば計算でも出せますが、メンドウなので、トライ&エラーで何度か作りなおし、最終的に下辺は0.5mm、上辺は1mm中央が持ち上がるようにしました。テールライトがとんでもないところにあります。(笑)




そしてこちらが上半分。窓幅は形式図によると1,000mm(模型寸法12.5mm)となっていますが、それで作るとなぜか実車よりも横長の窓になってしまうので11.5mmとしました。アート紙を貼って内側をくり抜きHゴムを表現しています。しかし、そもそもHゴム窓の寸法ってどこを差しているのかいまだによく分かりませんね。まさに窓として機能するHゴムの内寸なのか、はたまた、窓をはめる前の鋼体の内寸なのか???




骨組を作っておいた車体にそれぞれのパーツを貼り付け湘南顔に仕立てます。ちょっと合わせ目が飛び出してるけど補修でなんとかなるでしょう。とりあえず難関はクリア。




横から見た感じもグッド。




真正面から見た感じもグッド。窓はもう気持ち大きくてもよかったかな~。コルゲートは車体完成後に貼ることにしています。テールライトの台座が3次元の微妙な形をしているため、コルゲートが先にあると、整形作業が非常にやりにくくなると予想されるためです。




オデコの丸屋根が長いのでライトケースのお尻が空いてしまいました。LEDをあらかじめ仕込んでからパテ埋めですかね。。




仮に台車を履かせてみます。台車は日光のTS316(通称伊豆急用)のブレーキシューを切り取ったもので、初代京王5000系(廃車済み)が履いていたものの再利用です。実車のTS301の親戚なので割と似ています。一番の違いはホイールベースでTS301は2,400mm(模型寸法30mm)もあります。対してこちらは26mmで、4mmも違うと実車のどっしりとした下回りの雰囲気とは若干違ってきますが、そもそも5200系を作ることにした理由のひとつが4両分あるTS316の再利用なので、もう少し整形してなんとか近付けたいと思います。





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コメント
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