「食器洗い乾燥機」は話題に上がってから久しいが、思ったより普及していないようで、ある調査によると購入家庭は未だ70%である。その理由は、“家族が少人数なので必要が無い”・“光熱費が高くつきそう”等が主なようである。
わが家でも息子夫婦とは食べる物が違い食事に関しては別で、2人家族と同じような状態なので持っていない。
また、せっかく買ったにも拘わらず、使用しない人が1/4近くもいるようである。勿体ないとの気もするが、その理由は“何となく面倒くさい”・“下洗いを始め、そのまま洗ってしまう”等だそうである。また費用の面から考えて、水道・ガス代の他に、手洗いでは必要のない“お湯を加熱する時と最後に乾燥する時に必要な電気代”も馬鹿にならないと考えているようである。
気になるランニングコストは、各メーカー・協会の発表するデータによれば、感覚とは逆に食器洗い乾燥機に軍配が上がっている。だが“手洗いの条件”には、≪“65 ℓ”の湯量を必要とする≫としている。一般家庭の浴槽の湯量が200ℓ程であるから、その1/3の量に相当する。だが、経済を考える主婦がそんな洗い方をするであろうか?