高齢運転者へ認知症の検査

高齢運転者への“認知症の有無や認知機能の低下などを判定する検査”の導入を目指している警察庁は、その検査対象を75歳以上とするようだ。警察庁によると、免許保有者1万人あたりの死亡事故件数を年齢層別に見ると、70～74歳は全体の平均と大きな差がないのに対し、75歳以上になると約２倍に急増しているのが現状だそうだ。
また、専門家の推計では、75～84歳の認知症患者の率は約7％で、65～74歳の３倍以上。このため警察庁は、75歳以上に検査を義務付ける必要性が高いと考えているようだ。
次に「運転免許制度に関する懇談会」がまとめた提言を受け、制度の細部を詰めて来年の通常国会に提出するそうだ。尚、提言は、この検査に対して抵抗感を持たれないよう、検査のネーミングを工夫するよう求めているそうだ。
また70歳以上の運転者が車に付ける高齢者マークの表示について、義務化を検討するなど促進を図るべきだとしている。
私は未だ75歳までに数年の猶予はあるが、もう目前に迫っているのは間違いない。