滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/267:臨時県議会】補正予算案など9件可決、閉会 /滋賀県会臨時会

2009-05-31 00:41:35 | Weblog

 滋賀県議会の臨時会は5月29日、最終本会議を開き、新型インフルエンザ対策の強化費用1億500万円の本年度一般会計補正予算案や、職員の夏のボーナスを削減する条例改正案、北朝鮮の核実験に抗議する決議案など計9件をいずれも原案通り可決、閉会した。

 決議は全会一致で、核実験とミサイル発射を「国際社会の平和と安定の秩序を根底から揺るがす」と批判。政府に対しては、北朝鮮に対する制裁を強化する国連安保理決議の実現や独自の経済制裁措置などを求めている。

【関連ニュース番号:0905/264、5月30日】

(5月30日付け京都新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052900192&genre=A2&area=S00

【0905/266:市町村合併】合併手続き先送り、要望 安土の住民グループ、県議会各派に 

2009-05-31 00:29:28 | Weblog

 5月31日の合併協議会で近江八幡市との合併に合意し合併協定に調印する予定の安土町で、合併協議の見直しを求め津村孝司町長のリコール(解職請求)運動を進めている住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏会長)が28日、県庁を訪れ、県議会の各会派に合併手続きを遅らせるよう求めた。

 両市町は地方自治法に基づき、それぞれの6月定例議会で合併関連議案を可決して県に合併を申請し、県議会での審議を求める方針だ。一方、同町は現在、同会が集めたリコール署名を審査中で、6月上旬には結果が判明する。大林会長は「合併手続きはリコールの結果を待って9月定例議会にすべきだ」と主張している。

 同会は今月15日、同町の有権者の42%にあたる4209人分のリコール署名を集め町選管に提出。6月上旬には署名数が正式に確定し、署名数が有権者の3分の1(3291人)を超えると、町長の解職の可否を問う住民投票が行われ、過半数が解職を求めれば、町長選が実施される。【安部拓輝】

【関連ニュース番号:0905/241、5月28日;0905/261、5月30日など】

(5月30日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090530ddlk25010518000c.html

【0905/265:病院PFI問題】近江八幡市立総合医療センター:考える会「赤字は経営努力不足」 

2009-05-31 00:19:58 | Weblog

◇考える会が折り込み

 全国の公立病院で初めて本格的なPF1方式を導入した近江八幡市立総合医療センターが、開業後間もなく経営難に陥り、今春から市の直営方式に戻った問題で、その過程を検証する冊子を「近江八幡八幡市立総合医療センターを考える会」が発刊した。30日の新聞折り込みで、5万7700部が東近江の2市2町に配布される。市が3月に出した報告書に真っ向から反論する内容になっている。

 同会は、市のPF1方式解約の動きに合わせて昨年2月、同方式の良い点を伸ばそうとする医師や薬剤師、元市議、市民グループの代表者らで結成。これまで2回にわたって広報紙で反論を発表したり、集会を開いてきた。

 冊子はB3判16ページ。1ページ全面を使い、市と同会双方の主張を掲載したうえ、各論ごとに数字を挙げて反論。特に、市の「SPC(センターを運営する特別目的会社)に支払う運営費が固定化して高すぎる」「病院建築整備費の金利が高すぎる」などの主張に対し、「運営費は決して高くなく、赤字の原因は経営努力をしてこなかったから」としている。

 さらに、解約で市が支払った補償金20億円の根拠が不明▽市は「大規模修繕費は不要」と主張するが、きちんと修繕しなければ100年持つ建物も数十年でボロボロになってしまう▽「同方式解約ありき」で、市長の発言もコロコロ変わり、情報操作の疑いもある--といった疑問点を並べている。【斎藤和夫】

【関連ニュース番号:0903/139、3月17日;0903/152、3月19日、0903/224、3月30日など】

(5月30日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090530ddlk25010466000c.html