きょうお昼時だったか、年配のご婦人が店にやってこられて、ワタシのことを覚えてらっしゃいますか、と言われました。
ルックスは見覚えがあります。あ、そだそだ。三月ほど前に旦那さんの写真をいっぱいプリントしてくださった方ですね。そいでアルバムが欲しいって仰るんで、自分が良いと思うのを選んで差し上げたんでした。
プリントを入れてお渡しした方が親切だろうってんで、順番を聞いて 差してお渡ししたんだっけなあ。
旦那さん体調を崩されて、意識が無いそうで、伺ってるだけでもほんと辛い。
一番最初に一番元気な写真、趣味の狩猟でよい獲物を前にニッコリ笑うカットを。お渡ししたらみるみる涙が溢れて、こちらも胸いっぱいになりました。
あー、そうだったよ。ご婦人、今日も泣きながらお礼を言われた。主人は相変わらずだけどあの時はありがとうって。いやそんな、全然たいしたことはしてないですからと、答えまして。
追加でアルバムが欲しいということで、前回のアルバムの色違いを選び、喜んで帰って行かれました。最後まで号泣されてました。涙、ぼろぼろで。
少しだけでもお役に立てましたかね。ほんと、この仕事は好き。お客様と同じ目線でお手伝いできるから。