まずはクハ85から。ファルべの湘南色は最初違和感がありましたが、塗ってみるとなかなかよいですね。
東日暮里は先日お邪魔した帝国湯ですとか、有名な齋藤湯のような超実力派のテルマエが犇めく地域。
実はここ雲翠泉もそれらと同等の見事な風呂でありました。ワタシは不覚にもこの銭湯は存じ上げなかったのですが、Instagramでかの銭湯大使ステファニーさんが撮られた写真を拝見してびっくりしまして、覗いてみることにしたのです。
今回はお客だった鉄道模型市を辞しまして。
実は前の晩も友人たちと訪れていたのですが、その風情が忘れられず、またまた出向いてしまったわけでして。
三河島から1本路地を入ってぷらっぷら。
「ビーボより美味いのはビーボだけ」30年くらい前に千葉のあちこちにあったビーボの自販機。当りつき!懐かしさで涙ちょちょぎれそう!
煙突が見えましたね~!
構えは割合普通の銭湯です。暖簾も汎用的な何処にでもありそうな柄だし。
中に入り、番台の女将さんに湯銭を払い脱衣室へ。見事な折り上げ格子天井で素晴らしい解放感!
窓から見えるお庭には、今まさにサツキが満開でとても美しい姿です。
ササッと脱いで浴室へ。昨夜感激した素晴らしいテルマエの姿がそこに!昼間なので陽光が差し込んで、本当この世の極楽もかくやという様子。いや、大袈裟じゃないですよ。
関東にはあまり無い、中央にオーバル形の浴槽があります。それもかなり大きめのタイプ。奥よりには熱めの深湯、手前2/3はぬるめの(といっても他所の熱い風呂くらいはあります)浅湯。
女湯との壁、外の壁側にカランがありますが此処にはシャワーが付いておらず、奥の壁際カランだけがシャワーつき。すぐ隣には薬湯もあります。
オーバル形の浴槽を持つ風呂には珍しくペンキ絵もあり、「平成20年 山梨 早川」のサイン。
八年前の故早川絵師の描かれた見事な富士ですが、不思議な程に劣化しておりません(富士山に多少の剥がれはありますが)
女湯側のカラン上には非常に立派なタイル絵が三つならび、浴室の解放感と相まって美術館の中で入浴しているようなそんな気にさせます。
遅々としてなかなか進まない制作。モハ80のランボードはちょっとあんまりなんで、削って銀河モデルのパーツに付け替えようかと。その際にモールドされた母線を削り落とし、新たにエバーグリーンの0.5ミリプラ棒とレトララインで作り直しました。
2両の母線の形がなかなか揃わず何度も作り直したのでこんな簡単な作業に1週間もかかってしまいました( ´△`)
屋根と一体の避雷器も切り取ってしまい、配管とツライチに仕上げてから0.25×0.5ミリを二本並べて接着し、カトーのパーツを差し込むとグッとそれらしくなります。
あとパンタの取り付け穴は昔の金属パンタ用の一個穴なのでこれはランナー引き伸ばし線で埋め、カトーのPS13用の穴をあけました。パンタ台はGMのランボードを一ミリ幅にカットして作っておきました。
あとすこしです。