有名銭湯犇めく町屋あたり。いくらか勢いが衰えたとはいえ、まだまだ素敵なテルマエがありますよ。
雰囲気ある街並みにうっとりしつつ、ぷらっぷら。
ちょいと左に折れるとすぐに野崎浴場です(*´ω`*)
ひっきりなしに人が出入りしています。ん?じゃばら湯?
柑橘類の一種らしいのです。柚子湯みたいなもんで。これはラッキーだ!
入るとフロントに愛想がいい旦那さん。なんとなく嬉しくなって右手の脱衣所へいそいそ。やはりかなり混んでいますね。ちょっと殺風景なそこを抜け浴室へ。おお、立派な富士のペンキ絵が迎えてくれました。ここは男女の境目にどーんとそびえ立っておられます。男湯側はこれは・・・佐渡の風景かな?サインはありませんが中島さんかなあ。
ペンキ絵の下に右から電気湯、浅湯ぬるめ、深湯ジャグジー熱めとシンプル。
浅湯に一緒に入ってたじい様が「きょうはなんだかぬるいなあ」と。42度くらいで確かに荒川区の銭湯にしては熱くないかも。
ほかのじい様が「じゃばら湯だからじゃねぇか?」と宣われた。
ここの湯は男湯なのによく喋る方が多くて楽しい。
最初に喋ったじいさんがワタシの顔を見て「じゃばらってなんだろう」と聞かれるから「なんか蜜柑の一種みたいですよ、ほら」と匂いを嗅いでみせた(笑)
カランの配置は女湯側の壁から6(5/5)6。ただし壁側の一基は撤去されていました。
女湯側のカランの上にはヨーロピアンというか、スイスのような見事なモザイクタイル絵。
椅子は珍しく円いタイプ。そしてじい様たちで賑わいながらじゃばら湯の夜は更けていくのでした。
暫くは町屋あたりならここが御用達になりそうです。
中々風情のある銭湯でしたね。
娘が熱いと言って入れずにいると、常連さんらしき方に水入れていいよと言ってもらえたおかげでぬるくして入らせていただきました。
最近は家の近所のタイムリゾートという、ぬるい湯がうりのところばかり行ってたので新鮮でした。