春分の日(21日)には喜多方市山都町の山都体育館で開催された「第18回 会津山都寒晒しそばまつり」に行って来ました。
入場券付きの前売りチケット(『食彩』コース)は一ヶ月前に購入してありました。
このチケットで寒晒しそばの「さらしなそば」「あらびきそば」「田舎そば(おろし)」「田舎そば(かけ)」の4種類のそばを味わいました。
その他に「こづゆ」「へそ大根の煮物」「刺身こんにゃく」「鰊の山椒漬け」などの郷土料理と天ぷら(饅頭・ふきのとう・タラの芽)も食べました。
江戸時代に信州の高遠藩が徳川将軍家に献上していたという超贅沢なそばをじっくりと堪能してまいりましたヾ(@⌒¬⌒@)ノ
【寒晒し(かんざらし)そば】
その昔、将軍家に献上されていたといわれている幻のそば、それが寒晒しそばです。
厳冬の中で玄そばを山都の澄んだ川の清流に10日間ほど浸した後で、20日から1ヶ月ほどかけて寒風に晒して自然乾燥させます。
こういった手間をかけることによってそばの雑味が抜け、旨味がよりいっそう増します。
【さらしなそば】
そばの実の中心部分の15%程度しか採れない一番粉だけを使って打ったそばで、色が白く透明感があり甘みが強いのが特徴です。
弾むようなコシを楽しむそばです。
【あらびきそば】
石臼をゆっくり回して丁寧に製粉した一番粉・二番粉・三番粉全てを使って打ったそばです。
粗い粉と細かい粉が混ざっているため味も良く食感も優れています。
【田舎そば】
主に二番粉・三番粉を使って打ったそばを山都では田舎そばと呼んでいます。
食感は荒々しい感じですがそばの香りや味が強いです。
温かい汁に入れかけそばにしたり、大根おろしと一緒に食べて美味しさを楽しみます。