その1からの続きで、6日(日)に行われた我が会津坂下町(あいづばんげまち)の夏まつりの様子をご紹介します。
15:30頃から役場前のステージで新旧「坂下小町」の交代式が行われました。
一昨年までは「坂下三人小町(きく・さくら・うぐいす)」としての三名体制だったのですが、昨年から二名体制での坂下小町に改められています。
新坂下小町に任命されたお二人はこれから1年間会津坂下町の顔として町内外で町のPR活動をする重要な役割を担います。
坂下小町交代式の後はちびっ子達に大人気の初市戦士タワライガーショーが繰り広げられました。
「初市戦士タワライガー」は町公認のご当地ヒーローです。
とある筋からの情報によれば・・・このヒーローの正体は坂下初市(1月14日)で毎年開催されている「大俵引き」で使われる大俵から誕生した精霊らしいということですが、詳細は不明です(?_?)
何はともあれ、普段はタワライガーを敵視している謎の戦士「ライヴァン(人間らしい)」と協力してこの町にはびこる悪の組織「亀ケ森クラスター」の悪者達を撃破したタワライガーにはちびっ子達やそのお母さん達から大きな拍手と声援が送られました。
ステージではこの後町出身の民謡歌手「黒澤このみさん」のミニコンサートや「ダンススタジオHIRO」のメンバーの皆さんによるダンスパフォーマンスが行われました。
辺りに宵闇が迫るころ恒例の流し踊りがスタートし、前半は「会津磐梯山」・後半は「坂下音頭」に合わせて多くの方達が踊っていました。
そして流し踊りが終了した直後、西の空に夏まつりのフィナーレを飾る大輪の花火が打ち上げられました。
喜多方市内の目抜き通り「ふれあい通り商店街」では、昨日(12:00~20:00)と今日(9:00~16:00)・二日間の予定で「第13回喜多方レトロ横丁」が開催されています。
今や喜多方の夏の風物詩となっているこのイベントは永遠の昭和ノスタルジー・そして夢と希望に満ち溢れていた空前絶後の昭和ロマンをテーマ・コンセプトとしています。
市民の手作りによる「想ひ出の七夕飾り」が会場内を華やかに彩り、テーマ別ミュージアムや・昔懐かしい遊びや縁日・屋台やお化け屋敷といった「昭和レトロ」を体感出来るメニューが50種以上用意されています。
昭和まっただ中だった世代もその当時を全く知らない世代も大人から子供まで楽しめる一大イベントとなっています。
数あるメニューの中で僕が毎回楽しみにしているのは「レトロモーターShow」です。
激動の昭和を走り抜けた往年の名車達が勢揃いしたシーンは圧巻です!
今年の目玉は昨年完全レストアされた「初代トヨペットクラウン」の展示です。
そのクラウンはもちろんその他印象に残った車も写真に収めて来ましたのでモーターファンの方は是非ご覧になってください。
今回のレトロ横丁は都合により初日のみの見物でしたが、掲載の写真は全部で88枚にもなりました。
会津若松市内では7月1日から9月8日までの間毎日どこかの町内で「お日市(ひいち)」が開かれています。
昔は各町内単位で産土神・神社・仏閣などの祭礼日にお日市(その日限りの市)が開かれていました。
それがいつの間にか夏祭りや縁日自体をお日市と呼ぶようになったらしいです。
月曜日(10日)は大町一丁目の田中稲荷神社のお日市でした。
ここのお日市の呼び物は「ほおずき市」です。
1986年10月に浅草と会津若松を結ぶ「会津鉄道」が開通したのがきっかけで浅草と会津の交流が始まりました。
たまたま浅草寺のほおずき市の開催日が田中稲荷神社のお日市と同じ日でした。
そんな縁でこのお日市でもほおずき市が開かれるようになったそうです。
夕方仕事帰りにお日市見物へ出かけて来ました。
人出は結構多かったです。
ほおずきは高価なので見るだけにしましたが、三か所の露店で食べ物を買いました。
歳をとってもやっぱ色気より食い気だからっし~(^^ゞ
日曜日(4日)の夜は磐梯町の「史跡慧日寺跡(しせきえにちじあと)」で行われたあるイベントを観に行って来ました。
慧日寺は今からおよそ1200年前の平安時代初期に高僧徳一(とくいつ)によって開創された寺院です。
2008年4月に「金堂」が、そしてその年の末に「中門」がそれぞれ復元されています。
復元工事には発掘調査や文献を基にして3年の歳月が費やされました。
ただ、金堂は寺ではなく博物館として登録されているため、内部には仏像などはありません。
史跡慧日寺跡で7:00から行われたイベントのタイトルは「月待ちの灯り」です。
このイベントは2015年の「福島デスティネーションキャンペーン」期間中に催されたのが始まりです。
金堂と中門がライトアップされ、その周囲に並べられた1000個の灯篭に明かりが灯されます。
手作りの灯篭はひとつひとつデザインが異なっています。
宵闇の中で光に照らし出され浮かび上がる光景は言葉では表現できないほど幻想的です。
このイベントを観るのは昨年に続き二度目なんですが、昨年以上に感動し心が癒されました。
6月とは思えないほどとても肌寒い夜でしたが、その寒さもしばし忘れてしまうほどでした。
会津若松市の鶴ヶ城本丸内において今月の12日(日)~来月の11日(土)の予定で「体感!光の杜ミュージアム ~アイズ・テラス~」というイベントが開催されています。
開催時刻は17:00~20:00(金・土・日は21:00まで)となっていますが、天候などによって変更があるとのことです。
会場内には以下の4エリアが設けられています。
★光の体験ーブラックライトアートが展示されています。Ori Kiri Ori(紙の立体造形)プロジェクト~奥会津の美術家半沢政人氏と作る幻想的な世界を・・・
★光の小径(こみち)ーOri Kiri Oriが創る幻想的な光の回廊。
★藤棚イルミネーション~東北初導入!ー(株)シナジーテック(徳島県)の協力のもと、藤棚風にLEDを設置。また、キネクト(Microsoftによるジェスチャー・音声認識で操作する)を利用することで、人の動きに反応してLEDが明減など、自分自身が光を演出出来る。
★麟閣ライトアップ~光が創る和の世界~日本ライトアップ界の第一人者逢坂卓郎氏がプロデュース!
興味のある方は是非これらの幻想的な世界をご自分で体験なさってみてください。
この日の晩御飯は幸楽苑の二代目司ラーメンと半チャーハンのセットでした。
先週末はまとまった雪が降り一時は今季最高の積雪量になりましたが、週明けからは良い天気が続き今それも半分以下になりました。
12日(日)は喜多方プラザ文化センターのせせらぎホールで郷土芸能フェスティバル「喜多方の四季祭」が開催されました。
県内から以下の6団体が出演して素晴らしい演奏やパフォーマンスを披露し観客を魅了しました。
★上高額まつりばやし保存会ー平成22年5月に発足し、結成7年目を迎える。地元関柴町上高額の祭礼はもちろん、8月の太鼓台競演・敬老会など活躍の場を広げている。
演目:松年神楽・豊年囃子・若獅子・練り込み
★愛宕陣太鼓連響風組(福島市)ー1994年夏、福島市松川町において創作和太鼓に情熱を懸ける男達により結成され23年目を迎える。一心不乱に太鼓を打ち込み、理屈抜きでストレートに観衆の心に響かせる演奏スタイルは結成から変えることなく貫いてきた。
演目:吾妻の響き・連響変転変わり打ち・連響流れ打ち・連響勇み駒・疾風・D51太鼓
★田島太鼓 龍巳会(南会津町)ー南会津町で2007年に結成。小学生~高校生で辰年・巳年生まれの子供たちが結成メンバーであることから「龍巳会」と名付けられ、現在10年目を迎える。和太鼓日本一決定戦で念願だったジュニア日本一の座を得ている。
演目:しらせ・子狐丸・白虎隊・天狐白虎
★KIRA☆GIRLー2012年に東日本大震災後の「震災復興」のために結成された。喜多方市を中心に会津・福島の様々なPR活動を通し復興のお手伝いをしている。
演目:会津っ娘宣言・さすけねえ~Baby It's all right~・君にまた逢える
★山木屋太鼓(川俣町)ー伝承太鼓と創作太鼓の確立と融合、また地域に根差す若者の育成と発展を目指し平成13年に発足した。現在は子供から社会人までの打ち手が約16名、世代を超えて活動している。結成当時から変わることなく大切にしているテーマは「美しい自然、そしてここが故郷」。
演目:祭輪花・蛍・蝉時雨・雫の旅
★飯豊権現太鼓保存会ー山都町の若者が資金を出し合い、自分達の手で自分達のふるさとづくりの一助にと昭和58年2月に結成され、以来種々の会合・イベントなどにおいて町内・会津各地はもちろん県内外で600回以上の演奏をした。特に日本の太鼓を紹介するために、シンガポール・フランス・スペイン・ハワイ公演などで現地の人々に日本の心を伝え交流を深めた。
演目:飛龍三段返し・飯豊大権現阿吽の響・会津の流鏑馬
昨日・今日(17:30~21:00)は会津若松市内各所で「第18回会津絵ろうそくまつり ーゆきほたるー」が開催されています。
昨日は仕事を終えた夕方からメイン会場になっている鶴ヶ城公園へ向かいました。
その途中に「道の駅あいづ」へ立ち寄ったら、雪の磐梯山の上空に月が出ている珍しい光景を目にしました。
鶴ヶ城公園の会場内には市内の学校・各団体が制作した燭台・瓦燈などの作品や幼稚園・保育園の子供達の手作り行灯が展示されていました。
今年は新しい作品も多数展示されており、昨年とはまた違った雰囲気がありました。
一部の作品はライトアップされた天守閣とのコラボも楽しめるようにレイアウトされていたようでした。
今年も天守閣の最上階に登り、本丸の真ん中にろうそくの灯火で描かれた地上絵を眺めました。
寒い中を歩いた後は本丸茶屋で熱々のかき揚げうどんと焼き団子を食べて冷えた体を温めました。
ピリ辛で体があったまるし、まいう~なんですYO~♪
食事の後は「第9回雪小法師(ゆきこぼし)コンテスト」の作品を見に笹屋旅館向かいの特設会場へ行って来ました。
毎年1月に開催される喜多方市の人気イベントであるこの雪小法師コンテストは昨年同様に雪不足のため延期されていました。
雪小法師の製作は4日(9:00~15:00)と5日(9:00~12:00)に行われました。
今年のテーマは「ウェルカム!喜多方冬自慢」で、11チームの事業所・団体が参加しました。
どのチームの作品もいずれ劣らぬ力作ばかりで、甲乙つけがたいように思われました。
その中で栄えあるグランプリに輝いたのは「医療法人佐原病院」の「TTSP!!(トトロと三ノ倉でパーリナイ)」でした。
佐原病院チームは一昨年にもグランプリを獲得しており、2度目の受賞となりました。
準グランプリは「ひとしずくの会」の「人づくりの指針」でした。
女性グループひとしずくの会は昨年のグランプリ受賞チームです。
第3位は「有限会社曽我製麺」の「冬の長床」、第4位は「サイクルシティ喜多方協議会」の「笑ウ方ニハ福喜多ル。」、第5位は喜多方中央ロータリークラブ」の「冬の定番はコレでしょう!!」でした。