猛暑の中の参議院選挙が終わりました。選挙応援演説中に元首相安倍晋三氏が銃で撃たれて亡くなるという大事件が起こりました。ここに謹んでご冥福をお祈りします。
選挙活動と宗教団体、個々人の信仰の自由と宗教組織の運営、宗教法人としての利益追求。そしてなにより「政教分離」。これらの社会問題について改めて考えさせられます。
身近な人と政治、宗教を語ることを避けてきた日本と日本人の危うさを思います。
改憲勢力が議席を大きく伸ばす結果となりました。憲法改変が大きな議論になるでしょう。日本国憲法第9条をどうするか、という問いに感情や印象で流されることなく、ひとりひとりが主権者としての責任をもって学び、考えていかなければなりません。
主権は民にあり、権利には責任が伴います。情報があふれる時代、得られる情報量が多くなることで偏りや誤りが増えていくことがないよう正しい情報を選び取り、考え抜く力がわたしたちひとりひとりに求められます。
とてつもない破壊力で無差別に人の命を奪い、都市機能を壊し、自然環境を破壊する現代の戦争。戦争兵器開発と武器輸出産業、国家安全保障、外交の問題を、一有権者、一地方議員の視点でどこまで理解、判断できるのかという思いは正直あります。
ロシアのウクライナ軍事侵攻で奪われたひとつひとつの命と国葬が計画されている元総理の命の重さは違いますか?
海外で武器を使えることを強くめざした政治家が、その死によって神格化されていくようにも感じる連日のテレビ報道に強い違和感を覚えます。
ウクライナ、ロシアで日々失われつつある命の尊さに祈りを捧げつつ、今生、この島本町で議員を志した者として足元の課題に向き合います。
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今日は祇園祭前祭巡行でした
画像は船鉾(2014年撮影)
祇園祭が大好きなわたしにとって
お囃子はソウルミュージック♪です
厄災除去祈願の祭ですが
人込みを避けて自粛しました(涙)