とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

救える命を救いたい

2010年05月06日 | とだ*やすこの活動日記
高槻市にある三島救命救急センターに視察に行ってきました。日頃交流のある大阪府の議員、高槻市の議員で自主的に行った視察です。高槻市議が呼びかけてくださいました。「地域医療・保健事業推進協議会」に属していることもあり、また、島本町も多額の運営費を負担しているので、一度必ず行っておきたいと思っていました。

全国でも珍しい救急単独の施設で(全国で3箇所)、専門医が専属で救命治療にあたるという、有難くも頼もしい施設です。今年に入って、要請があっても受け入れられないというケースが急速に増えたそうです。マスコミやドラマなどでセンセーショナルに取り上げられるわりには、足元の地域では注目されない。これが現実です。

建物の耐震化を考えると、規模を拡大しての建替えが望ましいと考えておられます。高槻・島本だけではなく「三島地区」を視野に入れ、茨木市や摂津市とともに運営することで財政基盤を拡大し、救急救命としての機能向上に努めたいとも考えておられます。医療の高度化による設備投資は膨大。さらなる広域化によって解決していく必要があるという現場の声でした。

島本町も多額の運営費を負担しています。北摂地域の自治体は「市民病院」をもっていませんので、理念として負担はあってしかるべきとわたしは考えています。救急は究極の地域医療です。第一次、第二次、第三次医療が揃ってこその地域医療です。「命」に直結する第三次医療が地域にあるということの意味を実感しました。同時に、課題が山積ということも。
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