とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

お宅に届いていますか『いまここ*島本』

2012年12月30日 | とだ*やすこの活動日記
議会報告『いまここ✽島本10号』をお手元にお届け致しています。年3回の発行を目標にしている議会報告ですが、この夏は『市民と共に検討しました!島本町し尿処理問題に関する検討報告書』(ごみ問題学習会・島本プロジェクト)の原稿と編集作業に集中、今号を夏秋合併号としました。

今号よりレイアウトを工夫し、より親しみやすい紙面、文章に努めました。似顔絵は、お願いした大山崎在住のイラストレーターの方より、町文化財水無瀬駒にちなみ、一兵卒としてしっかり働くという意を込めて、「歩兵」の「と」を胸に町を自転車で走る姿はどうでしょう、とご提案いただいたものです。それこそ目指すところです。

JR山崎駅を核にした島本町・大山崎町連携の地域振興について語りあい、意見交換するなかで、西国街道の町並みで政策を表現するというご提案もいただきました。西国街道には「おもてなし街道」としての潜在能力があると議会で訴えて参りましたが、民と民、町と町、人と町がつながることが鍵になると考えています。

来訪者の視点でみれば、サントリー山崎蒸溜所と水無瀬神宮を京都文化観光圏に組み入れる意義は大きく、大山崎町方面にも同様に働きかけ、広域連携の具体案を検討していきたいと思います。

残念ながらイラストでは表現しきれていませんが、阪急水無瀬駅とJR島本駅を結ぶ楠公道路を島本町の都市軸とし、西は役場庁舎やふれあいセンター、東は高浜旧街道から淀川河川敷までを視野に入れ、町の魅力と利便性を高める景観・まちなみ・地域振興を考えていくことも町の重要課題です。

JR島本駅の西側について、これまでわたしは、議会報告『いまここ✽島本』、ブログ『いまここ@島本』、『まなびとひろば』(講演会)を通じて、農空間を戦略的に保全することの重要さを訴え、可能な限り動向をお知らせしてきました。

しかし現状は、土地区画整理事業を行うという町の方針に沿って、土地区画整理事業準備組合(地権者で構成)において大成建設㈱が事業協力者(開発業者)に選択されています。先行して議論になっていた学校法人・西大和学園の立地ではなく、大阪府内のどこかの中高一貫校を立地する計画提案です(庁舎1階の文化情報コーナーにて計画案公開)。

土地区画整理事業は公的な事業であり、市民間の議論が必要であり、市民の視点がまちづくりに活かされなければなりません。地域再生の鍵は地域にあります。地域で暮らす人びとの住民力が試されていると思います。

わたしは一市民として台所から政治をみつめてきました。議席をいただいて約4年が経とうとしています。政局に惑わされることなく、流されることなく、生活者の視点で議員活動を継続する所存です。

向寒の折柄、みなさまには、くれぐれもご自愛くださいますよう。
よいお年をお迎えください。            
                          2012年12月吉日 戸田靖子


画像は、住民委員会発足30周年記念行事にて
晴れの日にふさわしい洗心流の生け花
花器の壺は島本町在住の方の作品
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 選挙にいかないということは... | トップ | 新しい年のはじまりです »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
景観だけがすべてでしょうか? (島本在住)
2013-01-18 10:20:34
JR西側の開発には、賛否両論あるようですが。
正直申し上げて、西側に住む者としては、何らかのよい開発をして、西側からJR島本駅へアクセス可能な自動車が通れる道路を作っていただきたいと願っています。暗い人気のない田んぼの中の道を帰宅するのは大人でも本当に怖い。何か事件でも起こったらと思うと子供は歩かせられないなと思います。
税収が望める開発をする事も島本町にとっては、よい選択ではないかと。
わかりやすく小1の壁に激突中で、島本ってなんて保守的で色々遅れているのだろうと驚く事ばかり。こんな教育環境、画一的なシステムだけで子供の個性は育つんでしょうか?民間学童もなく、働いている親を持つ子供の選択肢はないんでしょうか?
いっそ、西側に小中高一貫教育の私立がきてくれたらそれも一つの選択肢になったのにと願うほどです。
返信する
景観はひとつのテーマにすぎない (とだ*やすこ)
2013-02-04 21:16:25
コメント、ありがとうございます

おっしゃるとおり、交通、教育、防犯も含めて、JR島本駅西側のあり方は、町の総合的な政策です。すなわち、都市計画決定の過程で、まちづくりの過程で、市民間の議論が絶対に必要なのです。それが決定的に欠けています。

いうまでもなく、景観だけがすべてではありません。ただ、現在、地権者のご意向が最大限優先で土地区画整理事業を行うという町の方針ですから、土地については地権者所有でも、空間・景観は公共的な視点が必要なのだ!という切り口で「疑義あり!」と訴えています。

町の玄関駅のあり方が、地権者の土地の有効活用の問題に終始してはいけない。地権者で構成される「組合」の意向で立地する学校や病院が決められてよいのか。

もっと市民的な議論が必要です。それに至る必須の条件である情報公開がない、あるいは不公平=島本町の閉鎖的な体質。日々議会で戦っているのは、まさにここ。根源的な町の課題です。

今回、お返事のコメントが遅くなり、すみません。
また、コメントください

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

とだ*やすこの活動日記」カテゴリの最新記事