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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

高槻・市民派議員の報告会で

2011年03月21日 | とだ*やすこの活動日記
高槻市議会議員、二木洋子さんの市政報告会に行ってきました。5期目最後の市政報告に加えて、福島原発震災について二木さんから情報発信がありました。40年前に関わられた愛媛県・伊方原発反対運動(弁護士団の事務局を担当されたそうです)が草の根・市民派議員活動の原点とおっしゃいました。

経験をもとに知りえた情報に基づきHP「わさび通信」を毎日のように更新されています。市政報告会には島本町から平野議員・外村議員も参加されていました。平野議員は40年来の友人として、最後に感動的なエールを送られました。

二木さんの報告会で、福島原発3号機がプルサマール、MOX燃料であることを知り、このことがあまり(全然?)報道されていないことに、この問題の怖さを再認識しました。原子力発電の技術は、労働者の被爆を前提に成り立っている技術であること。作業に従事している方はみな下請け会社の社員であること。

DAYS JAPANの1月号で、広瀬隆さんが「特集 浜岡原発 爆発は防げるか」と、今回の事故を的確に予言する記事を書いておられることを知り、帰路、雑誌が置かれている「マサラバザール」に寄って読みました。。「津波による冷却不能の事態」「電源喪失事故の恐怖」・・・想定外の事態という表現が虚しく響く的確な指摘を、電力会社も政府も無視してきました。

記事には、福島第1原発2号基で昨年6月に電源喪失事故が起こり、あわやメルトダウンかという重大事故が発生したとありました。完全電源喪失の原因が特定できないままの再稼動。このような重大事件が、大きく報道されていないことが非常に問題。原発事故はあきらかな人災です。

罪深い「隠蔽」の塗り重ね。怒るべきして怒った大惨事と、わたしは考えています。参加されていた劣化ウランに詳しい市民が、避難指示の裏には政府の判断で現地を離れて避難した人への補償の問題が絡んでいると思われると発言されました。「すぐには影響がないという数値」を連発する政府発表に憤り感じます。

「核」の怖さを技術への過信と経済的視点から封じ込めてきた代償は大きく、日本は重い十字架を背負いました。十字架の背負い方を間違わない、これが最低にして最大の責務です。みなさんも、どうぞ関心を寄せてください。そして行動してください。


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